みつぐの「蒼穹の果て」 -54ページ目

伝説巨神イデオン・劇場版35周年

TVアニメの放送は1980年~1981年ですが、劇場版「接触篇」「発動篇」の公開は1982年なので今年が35周年になりますね。7月に劇場公開(リバイバル?)の噂もありますが、どうなんでしょう?

 

 動画はニコニコ動画より。Up主様、動画作成者様、感謝します。

 

 

 

 

2つの文明、「地球」と「バッフクラン」という人類が間違った邂逅をしてしまったために起こった悲劇。TV放送時の序盤には、両陣営の「わかり合おう」という展開もありますが、文化の違いなどから(地球側の「降伏の白旗」がバッフグラン側では「全面交戦」を意味するとか)関係はもつれにもつれ、お互いの大事な人達を殺し殺され、やがて戦いは星間戦争くらいにまで膨れ上がってしまいます。

 

自分的にはガンダムよりもイデオンのほうがはるかに好きです。救いのない話ではありますけどねw 劇場版もすごかったけど、TV放送時の毎回毎回のラストの悲壮感ときたら。

 

「イデオン」という作品がなければ、のちの「新世紀エヴァンゲリオン」は生まれ得なかった、と断言しておきましょう。作品の規模は違いすぎるほど違いますけどね。

 

戦闘シーンだけとっても、35年の時を経て、この作品に匹敵するアニメを観たことがありません。それも今と違って、作画の全てが手描きだって言うんだからすごいw これが35年前の作画だといって、にわかに信じられない方もいらっしゃるのでは?

 

その戦闘シーンに華?を添えるBGMの全ては「すぎやまこういち」さんが手がけています。ドラクエもそうですが、当時の「アニメ音楽集」でも「イデオン」はぶっちぎりで飛び抜けてましたね。戦闘時の音楽も、ひとときの平和な時間のBGMも、もう全部好きです。

 

キッチンとカーシャも、今でも好きなアニメキャラです。キッチンの死に様は、TV版のほうが好きだったな、うんw カーシャの方は、当時の特番か何かで「その時」のフィルムが流れたことがあるんですが(公開前)吹き飛ばされた後、もう一度爆発に巻き込まれて身体がバウンドしたように憶えてます。記憶違いでなければ、ですが。

 

尺が足りなかったのか、あまりに残酷なのでカットしたのか、そこのところはわかりませんが。詳しい方、いらっしゃったら教えてくださいw

「漫勉」を初めて観た(ながやす巧さんの回)

漫画家の浦沢直樹さんがホスト役を務めるEテレの番組「漫勉」を初めて観ました。

 

本来、このテの(特に漫画家の)番組には興味がある方なのですが、今まで放送があってもなんとなく見逃したり、興味ある作家さん(失礼w)ではなかったりして、今まで拝聴することはなかったのですが、昨日の朝、ラテ欄で「ながやす巧」というお名前を拝見して、放映時間を心待ちにしておりました。

 

とはいえ、その日は19時からMXで「Go!プリンセスプリキュア」、19時半からは「VS嵐」(番組途中から)、20時から21時まではキッズステーションで「魔法騎士レイアース」「銀魂」「ふたりはプリキュア(初代、無印)」と珍しくずっと「テレビっ子」してたんですがw

 

ながやす巧さんに関してはここで語らずとも「愛と誠」「潮騒伝説」「壬生義士伝」などで有名な漫画界の巨匠。作品の方は解説なども不要かと思いますが、メディア、特にテレビには50年をこす漫画家人生で初登場、とのこと。ファンでなくとも興味が湧く、というものではないでしょうか?

 

 

実は自分は「愛と誠」の頃はあまりにも子どもすぎて、きちんと最後まで読むこともかなわず、ただその概要を知るのみ。途中?に登場した「高原由紀(※)」というキャラのファンであったことのみ記憶しています。

 

※…あまりに昔過ぎて、他の作品と混同してるかも知れません。この娘、顔に火傷の痕があって、その傷跡を髪の毛で隠してる子で、その傷跡を「座王権太」が舌で舐めて「傷があっても慕う気持ちは変わらない」みたいな告白をするシーンがおぼろげに思い出せるんですけどねw うう、今度全巻どっかで買って来よう。

 

 

話は戻りまして、この番組を観て自分が驚いたのは、ながやす巧さんが漫画家デビュー以来、一度も「アシスタント」を使ったことがなく、下描き、ペン入れは云うに及ばず、ベタやトーン貼り(もちろんワク線引きや効果線などもそうなんでしょう)も全て、ご自分ひとりで行なっていると聞いたとき。

 

確かにながやすさんは漫画家歴に比べれば作品数は多くはありませんが「愛と誠」なんて「週刊連載(週刊少年マガジン)」ですよ? 先述の「潮騒伝説」にしても今はなき(笑)「コミック・トム」という雑誌の「月刊連載」だったと思います。

 

それを、あのクオリティの漫画を、たったひとりで???

 

ちょっと信じられませんが…そういえば昔の友人から、かの「機動戦士ガンダム」の安彦良和さんの「機動戦士ガンダム THI ORIGIN」は氏が一人で描いている、と聞いたことがあって「嘘でしょ?」って思ったものですが…繰り返しますが「愛と誠」は週刊ですよ?w

 

残念ながら「愛と誠」の頃も一人で描いていたのか、の取材はなかったのですが「デビュー以来ずっと一人で」という結論だったので、そうなんでしょうね…。ただただ、驚愕の一言です。基本、毎週締め切りに追われて描くのではなく、描き溜め、描き溜めだたのでしょうけど。

 

 

それともうひとつこの番組で初めて知ったのが、ながやすさんは同じく漫画界の巨匠「ちばてつや」さんの当時の作品「ちかいの魔球」を読んで影響を受け、漫画家を目指した、とのこと。

 

実はあくまで個人的な意見ですが「漫画家の中で絵が上手な人は?」という設問があれば自分は間髪を入れず「ちばてつやさんとながやす巧さん」と答えます。もちろん、他にも絵の上手な方はたくさんいらっしゃいますし、絵柄にも「好き、嫌い」はありますのでこの答えが絶対ではありませんw

 

ただ、自分的に「絵が上手い」と思ってる「あこがれの漫画家お二人」にこのような奇しきご縁があろうとは、今までしる由もありませんでした。

(もちろん、ちばさんに憧れて、もしくはながやすさんに憧れて、という漫画家の方はそれこそ星の数ほどいそうですが)

 

これも雑談ですが、ちばてつやさんが描かれた「テレビ天使」という漫画のヒロイン「早坂亜希子」ちゃんは今でも憧れの子の一人です。この娘が母親が亡くなった後引き取られた(というか尋ねていった)「千住のおじいさん」の家で、初めての朝に作った「真っ黒になっているご飯(たぶんご飯も鍋で炊いてるのかな)といわし、煮すぎてどろどろになっている野菜と味噌汁」は、それでも「食べてみたい」献立の一つです(爆笑)。

 

また話がそれましたがw

 

番組の中で、ながやすさんがもくもくと下描きにペンを入れている姿、が映し出されていましたが、その画像を見て涙がこぼれてきたのは事実です。漫画家というもの、かくあるべきかな、と思わされた映像でした。

 

注…文章に登場する漫画家の方々をそれぞれ「さん」づけで呼んでいるのは、未だお会いしたこともない方々を「先生」呼ばわりするのはかえって失礼だと思う、自分の信条からです。決してかの人達を軽々しく見てるわけではありません。言い訳も甚だしいかと思いますがw

 

追記:番組の中でながやすさんが下描き時に使用していた道具、浦沢さんが「芯フォルダーですね、こうやってカリカリ削るやつ」っておっしゃってましたが「知らない人にはわからねーだろw」と思い、老婆心ながら現物の写真をw

 

 

細長いやつが件の「芯フォルダー」。単純に言えば「シャーペンの太いやつ」ですが、描き味はシャーペンよりはるかに鉛筆に近いものです。画面左にある「樽」のようなものは「芯フォルダー専用の芯削り器」です。これで「カリカリ」と芯先を削ります。STEADTLER社製。

 

自分はこれに「青の芯」を入れて下描き用に使ってました。

 

 

「ふたりはプリキュアS☆S」を再評価

プリキュアシリーズで「ふたりはプリキュア(&MH)」と「Yes!プリキュア5(&GoGo!)」の間に挟まれて、今ひとつ評価の低い「ふたりはプリキュアSplash☆Star」。

 

 作品内容は他のシリーズと比べて遜色があるわけでもないのに、立ち位置で損していると思うんですよね。 

 

 

 

1作めですでに萌芽していた「敵であるキャラとも心が通じ合える」という設定。 

 

プリキュアの敵、という存在として命を与えられた「薫と満」が、やがて「咲&舞」と心を通じ合わせ、仲間として、友達として、ともに戦う戦士となる。 のちに「フレッシュ!プリキュア」「スイートプリキュア!」「Go!プリンセスプリキュア」などでも同じ設定で「追加戦士」を増やしていったプリキュアシリーズですが、その完成形のひとつが、すでにこの「スプラッシュスター」にはありました。

 

 自分的にはこの「薫&満」が「プリキュア」という存在でないのが本当に残念です。

 

プリキュアの映画も今回の「ドリームスターズ」以降は、おそらく「過去2作以前のプリキュア」は出演しなくなるでしょう。 それならば、その「ドリームスターズ」と併映で、短編でも良いので「過去のプリキュアの新作」を願えないものでしょうかね。

 

 「ふたりはプリキュアマックスハートVSスプラッシュスター」とか「スマイルプリキュアVSハートキャッチプリキュア」とかw

 

あ、「Yes!プリキュア5 VS 5GoGo!」とかどうでしょう?(いかん、これ同人誌でじぶんでやりたくなったw) 

 

話はまたまた脱線しそうですが、とにかく「ふたりはプリキュアSplash☆Star」ももう少し評価されても良いと思います。特に「薫と満」の再登場を切に願っています…!(笑)