こんにちは
omiです
21才になった３つ子の母です
乳がん治療歴（ホルモン治療）１９年の
アラフィフのシングルマザー
長男は重度知的障がい＋自閉症で作業所へ
次男は就職して家を出て一人暮らし中
長女は大学生で大学近くに住む元夫の家と
休日は私の家に来る行ったり来たり生活
イラスト入り自己紹介はこちら
今、私の昔話を綴っています
前の記事はこちら
(これは6年前のお話です)
母が老人ホームに入って
半年ほど経ち
とうとう
片方の肺が機能不全になり
危篤状態になりました。
これ以上、辛い思いはして欲しくなくて
延命治療は望まない
という選択をし
老人ホームで
看取ることにしました。
2番目の兄夫婦も駆けつけましたが
母を呼んでも
返事はありません。
もう意識がないようでした。
母が危篤になる２日前、
3つ子の次男、次さんが足の指の手術で
入院をしたので
車いすを自分で乗り
クルクル回転操作するまで回復した姿を
母に見せようと
「次さんもこんなに回復したよ」
と
スマホの動画を見せたら
その瞬間
母は
目を開け
スマホの画面を見る仕草をしました
声は聞こえるんだ
よく
亡くなるその瞬間まで
耳は聞こえている
と言いますよね
確かに
そう思った瞬間でした。
そこから
1番上の兄が仕事から帰宅途中で
まだ着いていないのに
指に付けた
酸素を計るモニターの数値が
どんどん下がって
このまま
亡くなってしまう
と思った時
「お兄ちゃんが、もうすぐ帰ってくるよ！」
って
声をかけたら
モニターの数値が
グンっと
上がりました
すごい！
やっぱり声は聞こえていて
最後の力を振り絞って
兄の帰りを
待っているんだ
と
わかりました
そして
兄が到着
兄が到着して10分後
兄弟みんなが揃っそのタイミングで
母は亡くなりました。
亡くなった後
家で留守番してもらっていた
丸夫、長さん、三葉を呼んで
お別れをしました。
次さんだけは
入院中だったので
ここには呼べなかったけど
なんとか
通夜までには
次さんの退院が間に合い
通夜、葬儀は揃って
家族葬で
見送りました。
そうして
私の介護は
3年半で
終わりました。
若かりし母
母は旅行が好きで
父が仕事で行けなくても
子ども3人を連れて
よく旅行に連れて行ってくれました。
小さい子3人連れての
電車での旅行は
大変だっただろうに
普段は仕事でかまってあげられないから…
という母の思い。
今ではその苦労がわかるだけに
ほんとに感謝です。
おかげで
楽しい思い出がいっぱいで
私の旅行好きは
母の影響かな
きっと亡くなった後
自由にいろんな場所に行ってるでしょう
あの次さんが今、一人暮らししていると言ったら
きっと、すごく驚くだろうなぁ・・・
（母は３つ子赤ちゃん時代、よく泣く次さん担当だった
）
昨日は桜が満開で
久しぶりにお天気も良くて
長さんと近くをお散歩しながら
お花見しました
夕食はオイシックス
ワンプレート皿は見た目もオシャレで
洗い物も少なくていいですね
この桜の時期に食べたい・飲みたいシリーズ
