【3月の旬野菜】ブロッコリーのお話 | 三つ星カレッジのまるごと旬野菜のブログ

【3月の旬野菜】ブロッコリーのお話

3月の旬野菜:「ブロッコリー」

冬を代表する旬野菜「ブロッコリー」のお話です。


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ブロッコリーの原産地はイタリアを中心とする地中海沿岸で、
日本には明治時代の初期に渡来したと言われています。

カリフラワーと同じ種類の野菜でキャベツの変種。
ビタミンAのもとになるカロテンや鉄、カルシウムなどの
栄養価が高く味や香りにくせがないので、いろいろな料理に使える

人気の野菜です。


~「ブロッコリー」の選び方・栄養・料理のコツ~

★美味しいブロッコリーの選び方

■つぼみが堅く密集しているものを選びます。
■つぼみの色は緑色が濃い色が良いです。
 紫がかったものは寒さにあたり全体的に甘く、
 黄色くなったものは鮮度が落ちていることが多いです。
■株の切り口がみずみずしく「ス」が入っていないものを選びましょう。


★ブロッコリーの保存方法

■日持ちがせず、黄変しやすいのでラップやビニール袋に入れて
 冷蔵庫に立てて保存します。
■たくさんある時は小房に分けて堅めにさっと茹でて、冷凍庫で保存します。


★ブロッコリーの栄養

■ビタミンやミネラルを多く含みますが特にビタミンCの含有量は多い。
■葉酸、ビタミンE・K・Uなどの成分も含みます。
■茎には食物繊維も多く含まれます。


★ブロッコリー料理のコツ
■小房に分けるときは花の方から包丁を入れると、ボロボロと崩れるので
 必ず、軸の方に切れ目を入れて手で分けます。
■アクが少ないので茹でてからは、水に取らずにザルにあげて冷まします。
 水につけると花の部分が水を吸って、食べた時に水が出で水っぽくなります。



ブロッコリーのお話はいかがでしたか?
茎には食物繊維も多く含まれるので、外皮が繊維質で硬い場合は
外皮を剥いてからゆでると、甘みがでておいしく食べられます。

ビタミンを多く含むブロッコリーは茹でてサラダにしたり、
スープやシチューの具、炒め物と色々に使えるお野菜です。

ぜひ、今月もレシピを参考に作ってみてくださいね♪


ペタしてね


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ナイフとフォーク「ブロッコリーのお話」のその他の記事はこちらからもご覧いただけます。


愛知の野菜ソムリエ講師・料理研究家
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田中 稔さんのご紹介!


田中先生はフードコーディネイターとして飲食店のメニュー開発や多数のTV番組・雑誌等で活躍されています。また、オリーブオイルの講習や食育の推進、
野菜ソムリエ講師など多彩な分野でも活躍中。

最近は、自らも畑を作り「地域の野菜復興」に精力的に取り組まれています。
「野菜のことをもっとしりたくて」と始められた田中先生の菜園では
季節野菜や愛知の伝統野菜など栽培されていらっしゃいます。

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