嘘で人間関係が上手くいくなら、いくらでも嘘つきます。
相手の為を思っての嘘もつきます。特に優しい人には。
どんなに悲しいコトがあっても、バイトなら仕事なら、笑顔でお客さんに応対します。
これも嘘のアタシ。
ホントはすごく寂しい時にも、ケロっとした態度をとります。
これも嘘のアタシ。
でも、ついちゃいけない嘘もあると思う。
特に、嘘ってコトに敏感に気付くアタシ。特にそう思う。
嘘に敏感な人って、いちいち「それ、嘘でしょ?」なんてツッコミをいれるコトは、ほとんどない。
「違うよっ!」ってムキになって否定すればするほど、嘘だと実感してしまうから。
これってすごく悲しい。
別に、どーでもいい人に嘘つかれるのはいいんだよ。アタシも嘘つくし。
もちろん、アタシの嘘がバレたって別にいいし。
どーでもいい人だから。
あえて、嘘だと知りながら「へぇ~そうなんだぁ」なんて言ったりもする。
でも、自分にとって大事な人につく嘘は、ホントに覚悟しなきゃダメだよね。
ヘタしたら、その人との関係が崩れることにもなりかねないから。
アタシは、その人の嘘を追求しない代わりに、その人への信頼度がどんどん下がっていく。
別に嫌いになったわけじゃないのに、その人自身に対しての気持ちが薄れる。
最後には「どーでもいい人」になる。別に嫌いじゃないんだけど。
もちろん、オトコでもオンナでも。
スーパーのレジでバイトをしていて、レジに並んだおばちゃんのカゴには「すき焼き」の材料。
メインのお肉は、本日特売の豚肉。
おばちゃんが言う。「私は霜降り和牛のすき焼きにしようと思ったのに、息子たちが、どーしても豚肉がいいって言うのよぉ」
どうでもいい。こんな感じ。
別に、このおばちゃんは嫌いじゃないけど、どうでもいい。無関心。
そう。好きの逆は無関心。
でも、きっとアタシは言うだろう。「私、豚肉のすき焼きのほうが、食べやすくて好きですよぉ(*^_^*)」
すき焼きは断然牛肉派だ。
この一言は、仕事だから言う。接客をしてお金をもらっているんだから。
リップサービスだ。
よく言うじゃない?
「浮気はバレないようにするのが礼儀」
ホントにそう思う。
嘘もそう。相手の為を思っての嘘以外、バレる嘘はついちゃいけない。
そんなコトを考える、今日この頃。