いやぁ~しかしぃ、ナンですなぁ・・・
今年も色々ありましたなぁ~。
・・・というベタな感じの書き出しでスイマセン。
まあ、色々ありましたなぁ・・・というのは毎年のことで、別に今年に限った話ではありません。
ただ、今年はなんだか自動車絡みの話題が多かったように感じておりまして・・・
ほら、2024年物流問題とか・・・
今年になってから・・・テレビやらネットやらで盛んに取り上げられているじゃないですか。
コレねぇ・・・僕にはよく分かりませんけど・・・
慢性的な渋滞とか・・・
荷降ろし場所での長時間待機とか・・・
あーだこーだと色々あって・・・その結果としてドライバーさんの拘束時間が長い且つ過酷労働・・・みたいな。
で、よく・・・
ドライバーさんの給料を上げなさいよ!とか
駐車場や休憩施設を拡充しなさいよ!とか
トラックの最高速度を引き上げるわよ!とか
議論されているみたいですけど・・・それらは全て対症療法的なもので根本的な問題解決にはならないような気がしており・・・違うかしら?
もちろん、上記のような対策はいずれにしても必要な部分があるとは存じております。
その上で根本的にやろうとするならば・・・
ちょっと前にボルボが出した無人トラックのコンセプトモデル的なヤツを普及させるとかしないといけない気がするわけ。
少なくとも長距離輸送と呼ばれる部分ではこの手のヤツを使って無人輸送化しないと無理なんじゃないかしら?
あと、物流問題については長距離輸送だけに限らず・・・比較的近距離の小口配送の問題もあるわけで・・・総じて思いますのは
末端消費者も含めて各所の意識改革が必要でしょうね。
欲しいものが欲しい時にいつでも手元に届いて当然・・・という感覚は少し見直すべきかもね・・・なんて思っていたりする。
なんでそう思うのか?っていうと・・・
受発注におけるIT化が進んだ一方で、その背後で実際にモノを動かす物流の進化が追いついていないような気がしている。
トラックは依然として人が運転していて、しかも納期や輸送効率の関係で夜通し走る場合が多い・・・この状況でドライバーさんはじめ従業者の待遇改善を目指すならば、前記した無人運行車両の導入や道路・駐車場の整備等を並行して行わなければ根本的な改善にはならない気がするのですよ。
ちなみに、この手の話題では運賃の値上げが取り上げられますが値上げといってもそれには限度があるはずで・・・末端販売価格に対して過大な運賃がかかると、そもそもの消費が鈍る危険性も考慮しなきゃマズいでしょう・・・そこはバランスだと思う。
結局のところ・・・消費する側が利便性に関して妥協すべき部分は妥協して、流通構造として全体バランスを取るべき時期に差し掛かったんじゃないの?・・・っていうね。
まあ、僕にはよく分からないですけど・・・。
・・・という感じで、僕の浅い認識でアレコレ書くと色々とアレですから・・・次の話題にまいります(笑)
次はねぇ・・・
ビッグモーターっすよ。ビッグモーター。コレね。
コレもねぇ・・・次から次へと色々な問題があり過ぎて僕なんかにはよく分からない状態ですな。
僕がこの話題を初めて知ったのは、お客さんの車のタイヤを故意にパンクさせたとか、ゴルフボールを叩きつけて凹ませたとか、そういう話からですよ。
いやいや、社長さん。今ソレ言う?みたいな。
それを言ったこと自体がゴルフ愛好者への冒涜じゃないか?と。
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それに創業者親子の豪奢な生活ぶりや、息子氏による恐怖政治、店舗前の街路樹除去問題等々、話題に事欠かないのでアチコチで取り上げられておりますよ。
まあ、僕自身はビッグモーターを利用したことがないので・・・そういう側面だけで捉えてしまいがちなのですが・・・
愛車を台無しにされてしまった、変な車を掴まされてしまった、必要以上にお金を払わされてしまった、逆にもらえるはずのお金を受け取れなかった等々・・・被害の種類も様々で且つ広範囲に渡るものと思われ、決して笑い事ではないと認識しております。
あと、この件に絡んで保険会社の信用性もなんだか微妙な感じになりつつありますし・・・この事件の影響は大きいですね。
いずれにしても、全容解明にはまだ時間がかかりそうな話です。
そして、お次は・・・
お金を払ったのに納車されない事件。
何件か報道されましたけど、コレも酷い話ですよね。
普通、新車を買う場合・・・
まず、お客さんが販売会社経由で発注して代金を払う。
そして、販売会社からメーカーに注文が入り、代金も入る。
それを受けてメーカーが販売会社に新車を出荷。
販売会社からお客さんに納車。
・・・ザックリでこういう流れらしい。
なんですけど・・・この事件では・・・
販売会社がお客さんから前金での支払いを受け取った後に飛んでしまった・・・メーカーは販売会社から代金を受け取っていないので出荷できない。
つまり、お客さんは代金を払ったのに納車されないという話。
で、お客さんはメーカーに対して「何とかできないか?」という心情になるわけですが、上記のとおりメーカーも販売会社からの入金が無い以上は新車を引き渡すわけにはいかないのですよ。
被害に遭われた方については、納車されないショックはもちろん信用していた販売会社に裏切られたショックも重なってかなりのご心労かと存じます。
とにかく、早期解決ができれば良いのですが・・・。
そして、次。
年末になって飛び込んできたダイハツの不正事件。
コレも僕は詳しく知らないですが・・・衝突実験とかでイカサマをやっていたらしい。
それも30年以上前からですって。
あんまり詳しく見ていないのですが、公表された該当車種リストの中に・・・
アプローズという懐かしい車名があった気がする。
コレ、相当昔からですよ。こりゃ根深いですな。
・・・ていうか、アプローズって・・・今はほぼ現存していないんじゃないかしら?
で、その不正内容ってのも沢山あって・・・僕は全部見てませんけど・・・
試験用にはポート研磨等でチューンアップしたエンジンを使っていたとか・・・
おい!ダイハツ!
そっちのエンジンで市販しなさいよ!
違うか?そういう話ぢゃない。
それにエアバッグの展開をタイマー式でやっていたとか・・・
マジか?そのタイマーめっちゃ正確じゃん!
いや、それも違う。そういう話ぢゃない。
いやいや・・・不謹慎ですな。スイマセン。
まあ、とにかく・・・複数且つ長期に渡り行なわれてきた大規模不正が公表されたわけです。
なお、ダイハツというのは・・・ご存知の方も多いと存じますが結構重要なポジションにあるメーカーでして・・・
国内では人気のコンパクトSUVロッキーを持っており、トヨタではライズとして販売している。
軽自動車ではムーヴ、タント、タフト等の数多くの人気モデルに加え、ミライースのように近年では希少なセダンタイプも取り揃えており、国内販売の約4割を占めると言われる軽自動車界隈で強い存在感を示しております。
また・・・
ご存知のとおりハイゼットは軽商用として広く浸透している車種でトヨタやスバルへのOEM供給もされております。
また、ハイゼットベースでトヨタ、ダイハツ、スズキの3社共同による軽商用EVモデルの話も出ている。
さらに・・・
プロボックス・・・知らなかったのですが、コイツもダイハツで生産されているんですって。
そしてコレもトヨタ以外にマツダ・ファミリアバンとしてOEM供給されている。
このように日本国内で利便性の高いコンパクトカー及び軽自動車を多数抱えていることに加え、OEM案件も多く影響が及ぶ範囲が拡大しがちなのですよ。
そんなダイハツが今回の不正で全車種出荷停止。
一体どうなっちゃうのかしら?
という感じで・・・
ビッグモーター事件、販売会社による納車されない事件、そしてダイハツ事件・・・これらは車を買ったり維持したりという点における信頼性や安心感の根幹に関わる問題で業界全体の信用問題に波及する話でもあり・・・いずれにしてもクルマ好きとしては非常に嘆かわしい事件ですよ。
ていうか・・・なんかこう・・・一年を振り返る的な話をすると不祥事系の話題ばかりになってしまうのは歳のせいかしら?
イヤだわ。
(笑)
いやいや、良き話題もありましたよ。
デリカミニ登場!の件ですな。
登場後は好調に推移している模様でなによりでございます。
そして僕の予想どおりに・・・
シャモニーも登場。
こういう感じで・・・最近の三菱にはちょっとした勢いを感じております。
で、この勢いに乗って・・・
パジェロミニ的なヤツを早いトコ出しときゃ良かったのに・・・なんて思ってみたり・・・
だって・・・今回ダイハツの件でタフトが出荷停止でしょ・・・そしたらコッチがバカ売れしていたかもしれないじゃない。
あらあら、ダイハツ事件に乗じるとは・・・不謹慎な話ですな。
なんかスイマセン。
まあ、そんな不謹慎なオジサンの戯言は置いといて・・・
最後に・・・今年当ブログでお示ししてきたモデルの中で個人的に再評価したいモデルをお示ししますよ。
それは・・・
ekワゴンの想像モデルです。
高機能、高価格化が進む近年の軽自動車に対する当ブログなりの考え方を示したシンプルなモデル。
初代ekを現代的に再興することを意識し・・・過剰ともいえる機能や装備を排除し、軽自動車ならではの気軽に付き合える存在感を重視しております。
また、外観では三菱のダイナミックシールドの最新バージョンを盛り込み、ガッシリとした雰囲気を演出することによりシンプルでありながらチープな印象にならないように意識しております。
そして・・・
クロスオーバー系でも基本的な方針は同じで、シンプルな実用性を大事にして、地上高を高めた使い勝手の良いモデルとして想像しておりますた。
もちろん、価格も軽自動車として合理的な水準を想定しており、上掲クロスオーバー系の4WDターボ最上級仕様でも諸費用込みの乗り出し価格が200万円未満に収まるイメージ。
例えば・・・ハイブリッド非搭載で割り切ればターボ4WDでも200万円以下を実現することはできるように思っております。
要するに・・・アレコレくっ付いた高価な軽自動車ではなくて、過剰なものを省いた「軽自動車らしい」モデルが出てきて欲しい気がしていますし、そういったものがもっと評価される雰囲気になればイイのに・・・という話ですな。
さて、こういう感じで・・・毎度まとまりのない記事を書かせていただいているわけですが、この記事をもちまして2023年の投稿収めとなります。
本年も誠にありがとうございました。
それでは皆様、よいお年を!