田舎の国のアリス

田舎の国のアリス

僕が思うに、きっとこういうことなんだろう。

新年の挨拶となると、なぜか富士山的なものを登場させてしまうことに何の説明もできませんが・・・

 

それが何か?

 

おっと・・・新年早々挑発的な態度なのね。

 

いや・・・ゴメンナサイ。失礼しますた。

 

ということで・・・

あけましておめでとうございます!

 

 

さてさて、2024年・・・

三菱を贔屓するマンにとってどんな年になるか?

 

 

とりあえず分かっていることは・・・

新型トライトンが日本でも登場しますよ。

 

ピックアップトラック愛好者の皆様には喜ばしい話題でしょう。

 

あと、当ブログでは何度も書いてきたのでシツコイですが・・・

トライトンを出した後は新型パジェロも期待していますよ。

ね、三菱さん💛

 

 

あとですねぇ・・・

昨年、海外デビューしたエクスフォース。

新規ブランドのコンパクトSUV。

 

コレが日本導入になるか?ならないか?

三菱を贔屓するマン的には注目しております。

 

この類のモデルはグレードや価格設定さえ間違えなければ非常に手堅い実績を上げられるモデルだと思いますので、ぜひ日本導入していただきたい・・・それもできるだけ早い時期にね。

 

ただ一点・・・既に発表済の仕様ではFFのみとなっている模様で・・・つまり4WDがない。

 

でも、そこはやはりパジェロやランエボをはじめ数々の4WD車を輩出してきた三菱の意地を見せていただきたいのですよ。

ですから、もし日本導入するなら・・・

絶対に4WDを用意してください。

 

まあ・・・日本導入されるか否かも分からないうちからアレコレ言ってもショーガナイ話なんですけど・・・それも当ブログならではの性質ということでお許しくださいませ。

 

 

あと、個人的願望としては・・・

ekクロスをマイナーチェンジして地上高を上げたり、顔面整形したり・・・やったら面白いのに・・・とかね・・・色々考えております。

 

 

まあ・・・こういう感じで相変わらずですが・・・

 

本年も

よろしくお願い申し上げます。

いやぁ~しかしぃ、ナンですなぁ・・・

今年も色々ありましたなぁ~。

 

・・・というベタな感じの書き出しでスイマセン。

 

まあ、色々ありましたなぁ・・・というのは毎年のことで、別に今年に限った話ではありません。

 

ただ、今年はなんだか自動車絡みの話題が多かったように感じておりまして・・・

 

 

ほら、2024年物流問題とか・・・

今年になってから・・・テレビやらネットやらで盛んに取り上げられているじゃないですか。

 

コレねぇ・・・僕にはよく分かりませんけど・・・

慢性的な渋滞とか・・・

荷降ろし場所での長時間待機とか・・・

あーだこーだと色々あって・・・その結果としてドライバーさんの拘束時間が長い且つ過酷労働・・・みたいな。

 

で、よく・・・

ドライバーさんの給料を上げなさいよ!とか

駐車場や休憩施設を拡充しなさいよ!とか

トラックの最高速度を引き上げるわよ!とか

議論されているみたいですけど・・・それらは全て対症療法的なもので根本的な問題解決にはならないような気がしており・・・違うかしら?

 

もちろん、上記のような対策はいずれにしても必要な部分があるとは存じております。

 

その上で根本的にやろうとするならば・・・

ちょっと前にボルボが出した無人トラックのコンセプトモデル的なヤツを普及させるとかしないといけない気がするわけ。

 

少なくとも長距離輸送と呼ばれる部分ではこの手のヤツを使って無人輸送化しないと無理なんじゃないかしら?

 

 

あと、物流問題については長距離輸送だけに限らず・・・比較的近距離の小口配送の問題もあるわけで・・・総じて思いますのは

末端消費者も含めて各所の意識改革が必要でしょうね。

 

欲しいものが欲しい時にいつでも手元に届いて当然・・・という感覚は少し見直すべきかもね・・・なんて思っていたりする。

 

なんでそう思うのか?っていうと・・・

受発注におけるIT化が進んだ一方で、その背後で実際にモノを動かす物流の進化が追いついていないような気がしている。

 

トラックは依然として人が運転していて、しかも納期や輸送効率の関係で夜通し走る場合が多い・・・この状況でドライバーさんはじめ従業者の待遇改善を目指すならば、前記した無人運行車両の導入や道路・駐車場の整備等を並行して行わなければ根本的な改善にはならない気がするのですよ。

 

ちなみに、この手の話題では運賃の値上げが取り上げられますが値上げといってもそれには限度があるはずで・・・末端販売価格に対して過大な運賃がかかると、そもそもの消費が鈍る危険性も考慮しなきゃマズいでしょう・・・そこはバランスだと思う。

 

結局のところ・・・消費する側が利便性に関して妥協すべき部分は妥協して、流通構造として全体バランスを取るべき時期に差し掛かったんじゃないの?・・・っていうね。

 

 

まあ、僕にはよく分からないですけど・・・。

 

 

・・・という感じで、僕の浅い認識でアレコレ書くと色々とアレですから・・・次の話題にまいります(笑)

 

 

 

次はねぇ・・・

ビッグモーターっすよ。ビッグモーター。コレね。

 

コレもねぇ・・・次から次へと色々な問題があり過ぎて僕なんかにはよく分からない状態ですな。

 

僕がこの話題を初めて知ったのは、お客さんの車のタイヤを故意にパンクさせたとか、ゴルフボールを叩きつけて凹ませたとか、そういう話からですよ。

 

それと経営陣による会見もちょっとアレでしたよね。

いやいや、社長さん。今ソレ言う?みたいな。

それを言ったこと自体がゴルフ愛好者への冒涜じゃないか?と。

 

www

 

それに創業者親子の豪奢な生活ぶりや、息子氏による恐怖政治、店舗前の街路樹除去問題等々、話題に事欠かないのでアチコチで取り上げられておりますよ。

 

まあ、僕自身はビッグモーターを利用したことがないので・・・そういう側面だけで捉えてしまいがちなのですが・・・

愛車を台無しにされてしまった、変な車を掴まされてしまった、必要以上にお金を払わされてしまった、逆にもらえるはずのお金を受け取れなかった等々・・・被害の種類も様々で且つ広範囲に渡るものと思われ、決して笑い事ではないと認識しております。

 

あと、この件に絡んで保険会社の信用性もなんだか微妙な感じになりつつありますし・・・この事件の影響は大きいですね。

 

いずれにしても、全容解明にはまだ時間がかかりそうな話です。

 

 

 

 

そして、お次は・・・

お金を払ったのに納車されない事件。

何件か報道されましたけど、コレも酷い話ですよね。

 

普通、新車を買う場合・・・

まず、お客さんが販売会社経由で発注して代金を払う。

そして、販売会社からメーカーに注文が入り、代金も入る。

それを受けてメーカーが販売会社に新車を出荷。

販売会社からお客さんに納車。

・・・ザックリでこういう流れらしい。

 

なんですけど・・・この事件では・・・

販売会社がお客さんから前金での支払いを受け取った後に飛んでしまった・・・メーカーは販売会社から代金を受け取っていないので出荷できない。

 

つまり、お客さんは代金を払ったのに納車されないという話。

 

で、お客さんはメーカーに対して「何とかできないか?」という心情になるわけですが、上記のとおりメーカーも販売会社からの入金が無い以上は新車を引き渡すわけにはいかないのですよ。

 

被害に遭われた方については、納車されないショックはもちろん信用していた販売会社に裏切られたショックも重なってかなりのご心労かと存じます。

 

とにかく、早期解決ができれば良いのですが・・・。

 

 

 

 

そして、次。

年末になって飛び込んできたダイハツの不正事件。

 

コレも僕は詳しく知らないですが・・・衝突実験とかでイカサマをやっていたらしい。

 

それも30年以上前からですって。

 

あんまり詳しく見ていないのですが、公表された該当車種リストの中に・・・

アプローズという懐かしい車名があった気がする。

コレ、相当昔からですよ。こりゃ根深いですな。

・・・ていうか、アプローズって・・・今はほぼ現存していないんじゃないかしら?

 

で、その不正内容ってのも沢山あって・・・僕は全部見てませんけど・・・

 

試験用にはポート研磨等でチューンアップしたエンジンを使っていたとか・・・

おい!ダイハツ!

そっちのエンジンで市販しなさいよ!

違うか?そういう話ぢゃない。

 

それにエアバッグの展開をタイマー式でやっていたとか・・・

マジか?そのタイマーめっちゃ正確じゃん!

いや、それも違う。そういう話ぢゃない。

 

いやいや・・・不謹慎ですな。スイマセン。

 

 

まあ、とにかく・・・複数且つ長期に渡り行なわれてきた大規模不正が公表されたわけです。

 

 

なお、ダイハツというのは・・・ご存知の方も多いと存じますが結構重要なポジションにあるメーカーでして・・・

国内では人気のコンパクトSUVロッキーを持っており、トヨタではライズとして販売している。

 

軽自動車ではムーヴ、タント、タフト等の数多くの人気モデルに加え、ミライースのように近年では希少なセダンタイプも取り揃えており、国内販売の約4割を占めると言われる軽自動車界隈で強い存在感を示しております。

 

また・・・

ご存知のとおりハイゼットは軽商用として広く浸透している車種でトヨタやスバルへのOEM供給もされております。

また、ハイゼットベースでトヨタ、ダイハツ、スズキの3社共同による軽商用EVモデルの話も出ている。

 

さらに・・・

プロボックス・・・知らなかったのですが、コイツもダイハツで生産されているんですって。

そしてコレもトヨタ以外にマツダ・ファミリアバンとしてOEM供給されている。

 

このように日本国内で利便性の高いコンパクトカー及び軽自動車を多数抱えていることに加え、OEM案件も多く影響が及ぶ範囲が拡大しがちなのですよ。

 

そんなダイハツが今回の不正で全車種出荷停止。

一体どうなっちゃうのかしら?

 

 

 

という感じで・・・

ビッグモーター事件、販売会社による納車されない事件、そしてダイハツ事件・・・これらは車を買ったり維持したりという点における信頼性や安心感の根幹に関わる問題で業界全体の信用問題に波及する話でもあり・・・いずれにしてもクルマ好きとしては非常に嘆かわしい事件ですよ。

 

 

 

ていうか・・・なんかこう・・・一年を振り返る的な話をすると不祥事系の話題ばかりになってしまうのは歳のせいかしら?

イヤだわ。

 

(笑)

 

 

いやいや、良き話題もありましたよ。

 

デリカミニ登場!の件ですな。

登場後は好調に推移している模様でなによりでございます。

 

そして僕の予想どおりに・・・

シャモニーも登場。

 

こういう感じで・・・最近の三菱にはちょっとした勢いを感じております。

 

で、この勢いに乗って・・・

パジェロミニ的なヤツを早いトコ出しときゃ良かったのに・・・なんて思ってみたり・・・

 

だって・・・今回ダイハツの件でタフトが出荷停止でしょ・・・そしたらコッチがバカ売れしていたかもしれないじゃない。

 

あらあら、ダイハツ事件に乗じるとは・・・不謹慎な話ですな。

 

 

なんかスイマセン。

 

 

まあ、そんな不謹慎なオジサンの戯言は置いといて・・・

 

 

 

最後に・・・今年当ブログでお示ししてきたモデルの中で個人的に再評価したいモデルをお示ししますよ。

 

それは・・・

ekワゴンの想像モデルです。

 

高機能、高価格化が進む近年の軽自動車に対する当ブログなりの考え方を示したシンプルなモデル。

 

初代ekを現代的に再興することを意識し・・・過剰ともいえる機能や装備を排除し、軽自動車ならではの気軽に付き合える存在感を重視しております。

 

また、外観では三菱のダイナミックシールドの最新バージョンを盛り込み、ガッシリとした雰囲気を演出することによりシンプルでありながらチープな印象にならないように意識しております。

 

そして・・・

クロスオーバー系でも基本的な方針は同じで、シンプルな実用性を大事にして、地上高を高めた使い勝手の良いモデルとして想像しておりますた。

 

もちろん、価格も軽自動車として合理的な水準を想定しており、上掲クロスオーバー系の4WDターボ最上級仕様でも諸費用込みの乗り出し価格が200万円未満に収まるイメージ。

 

例えば・・・ハイブリッド非搭載で割り切ればターボ4WDでも200万円以下を実現することはできるように思っております。

 

要するに・・・アレコレくっ付いた高価な軽自動車ではなくて、過剰なものを省いた「軽自動車らしい」モデルが出てきて欲しい気がしていますし、そういったものがもっと評価される雰囲気になればイイのに・・・という話ですな。

 

 

 

さて、こういう感じで・・・毎度まとまりのない記事を書かせていただいているわけですが、この記事をもちまして2023年の投稿収めとなります。

 

 

本年も誠にありがとうございました。

それでは皆様、よいお年を!

世間はクリスマスムード一色・・・。

 

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

 

・・・ということで・・・

クリスマスで思い出すのは・・・小学生の頃のこと。

 

僕は小学校時代に複数回の転校を経験したのですが、その1度目の転校先で同じクラスだったF君の話。

さて、F君。

小学生にしては聡明・・・というか、ちょっと理屈っぽい子で、大人からしてみたら少々扱いづらい雰囲気だったと思います。

決して悪い子ぢゃないのよ。

悪い子じゃないけど、ちょっとイヤな子だったかも(笑)

 

で、この話は以前にも書いたかもしれませんが・・・

 

ある時、F君が数名のお友達を相手に言うんですよ。

サンタクロースの正体、知ってる?

ねえねえ、知ってる?

僕、知ってるよ。

ってね。

 

いやいや・・・小学生くらいになると知っている子は知っているわけで・・・実は僕も知ってはいたのですが・・・ひとまずF君の話を聞いておりますた。

 

で、反応が薄いお友達を相手に必死に語り続けるF君・・・

サンタクロースの正体は「お父さん」。

だって、カムリのトランクにプレゼントを

隠しているもん。

・・・と、得意げに語るのです。

 

ちなみに・・・

F君のお父さんはセリカカムリに乗っていた・・・このトランクにプレゼントが隠されていたのをF君は見てしまったらしい。

 

で、僕は何か反応するわけでもなく・・・ふ~ん、という感じでその話を聞いていたのですが・・・

 

その場にいた誰かが・・・

そんなことばっか言ってると

プレゼントもらえなくなるよ

・・・と言った。

 

そしたらF君・・・先ほどまでの得意げな表情が消え失せ・・・

えっ?プレゼントもらえなくなっちゃうの?

・・・と、急に不安そうな表情になった・・・っていう。

 

まあ、そういうところが子供よね。

サンタクロースの正体を見破って勝ち誇ったものの・・・どっちにしても自分はプレゼントをいただく側であるという立場の弱さに気づいてしまったF少年ですよ。

 

教訓としては・・・

何事もわきまえることは大事。

・・・ということですかね。

 

といっても・・・わきまえ過ぎて損をしてしまう場合もありますから・・・そこは若干難しいところですけど(笑)

 

 

 

次・・・話は変わりまして・・・

 

2度目の転校先での話。

仲良しになったM君という子がいたんですよ。

坊主頭で愛嬌のある顔立ち、性格も優しい子だった。

 

なおM君は僕が転入してくる以前に事故かなにかで頭を手術したらしく、頭の横に大きなキズがあり・・・ある時、一部の同級生がそのキズをイジってM君にウザ絡みしていたことがあり・・・僕が「相手にしないで、一緒に帰ろう」的なことを言って一緒に帰ったのがM君と仲良しになったキッカケ。

 

M君のウチはお父さんがホンダのディーラーマンで、その影響と思われますが、M君はホンダ党で「プレリュードが好き」と公言しておりますた。

 

ただ、M君のお父さんは・・・

たぶんクリオ店勤務だった。

M君宅にはカレンダーやティッシュ等のクリオ店ロゴ入りグッズが多数あったことから間違いないと思われます。

 

コレ、分かるかしら?・・・マズいわけよ。色々と。

 

何がマズいって・・・

プレリュードはベルノ店扱いだったので、クリオ店勤務の社員の息子がベルノ系車種を推すのは少しマズいんじゃない?

みたいな(笑)

 

いやいや・・・そんなこと小学生には分かりませんものね。

 

 

まあまあ、それはさておき・・・

 

ある時、M君からクリスマス会にお呼ばれしたのです。

 

冬休みに入る少し前の時期だったと思われますが・・・土曜日の午後にM君宅に集まろう・・・みたいな。

 

なお、M君のお母さんからの通達でプレゼント交換は禁止・・・禁止と書くとアレですが・・・要はそういう煩わしいことやると色々と面倒だから、M君宅で昼食会をするだけにしようと・・・M君のお母さんなりのご配慮だったわけ・・・M君のお母さんも「ウチでも特別なことはしないから気楽にね」という感じ・・・

素晴らしいお母さんですな。

 

とはいえ・・・当日M君宅にお邪魔すると・・・たしか唐揚げ、クリームシチュー、ゼリー等々お手製のご馳走がズラリと並んでいて、M君と僕も含めて6人のお友達で楽しくお食事をしたのでございます。

 

でね、クリスマス会が盛り上がってきたところでM君のお母さんがクリスマスケーキを出してくれたのです。

 

どうやら近くの洋菓子店で買ってきてくださったらしい。

ただ、時期的に間に合わなかったのか?・・・普通サイズよりも少し小ぶりなケーキだったわけ。

 

で、お母さんはしきりに「小さいヤツでごめんねー」とか言っていたのですが・・・

なんと、それを2つ用意してくれていた。

つまり、1個を3等分×2=6人分・・・っていうことよね。

 

結局、普段は食べられないような充分過ぎる量のケーキを目の前にして友人達はテンションMAX!で大盛り上がり。

 

で、お母さんがそれぞれをキレイに3等分してくれた。

ちなみに、丸いケーキをキレイに3等分は結構難しいッスよ(笑)

 

で、カットされた立派なケーキが6個完成・・・いただきます。

となるはずが、ここで事件発生。

 

別のクリスマス会に出掛けていたM君の妹ちゃんが急遽御帰宅。

しかも、お友達を連れて2名で御帰宅したわけよ。

 

今まさにケーキに手を付けようとしていた兄とその友人達を前にお母さんから「あなたが帰ってくる予定じゃなかったからケーキはもう無い」旨を告げられ・・・

ひとまず事情を理解した妹ちゃんだったのですが・・・

 

その妹ちゃんに対しM君が「お前は引っ込んでろ」的なダメ押し発言をしたのが非常にマズかった・・・

 

帰宅のタイミングをしくじった気マズさなのか?

それとも、ケーキをもらえない悔しさなのか?

 

とにかく、一旦は胸に収めたはずの諸々の感情が一気に込み上げてきたのでしょう・・・

わぁたぁしのぉケーキがぁないのぉ~

と肩をヒクヒクさせながら泣き始めた。

 

その場に不穏な空気が漂い始め・・・お母さんは困り顔になって「ほら!お兄ちゃん、余計なこと言わないの!」とM君を一喝。

 

そこでM君が立ち上がり・・・

「分かった分かった・・・俺のヤツを○○にやるから。」

 

おそらくM君は少し気マズかったのだろう・・・

妹ちゃんをなだめるように自分のケーキを差し出した。

 

が・・・おそらく、兄の急激な大人の対応に妹ちゃんの感情処理が追いつかず完全にバグってしまったと思われるのですが・・・

そんなのいらなぁ~い!

・・・と大泣きし出した。

 

そうなると・・・もう収拾がつかない。

完全にシフトアップしてしまった感情の暴走は誰にも止めることはできず・・・その場にいた僕たちも一体どうすれば良いのか?全くの無策で・・・極めてカオスな状況になってしまった。

 

しかも、妹ちゃんはお友達同伴の2名なので、M君が差し出したケーキ1個では足りず・・・いずれにしても何の解決にもなっていないことは誰の目にも明らか・・・

 

そこで、僕が・・・

生クリームを食べるとお腹をこわすから

ケーキはあんまり食べないんスよ。

・・・的なことを言って、ケーキを辞退したのです。

 

コレにより妹ちゃんグループに引き渡すケーキ2個が揃い・・・

その流れで・・・ケーキに添えられていた小屋型のチョコレートや「MerryChristmas」と書かれた板チョコ・・・そしてサンタクロースの砂糖菓子等々の装飾物2組が全て妹ちゃんグループに譲渡されることになり・・・そのケーキを受け取った妹ちゃんは荒ぶる感情の余韻を残しつつ、お友達とともに別室に消えていきますた。

 

結果的に大きめにカットされた普通のイチゴショートケーキ4個が友人達に残されることになりましたが・・・ひとまず、問題は解決した・・・っていう出来事があったのよ。

 

そしたらね・・・その場にいたお友達が「〇〇君は生クリームを食べられなくて可哀想だからイチゴをあげる」なんて言って僕にケーキの上にのったイチゴをはずして差し出してくれて・・・

みんな優しいのよ。

 

で、もはやクリスマスケーキではなくなったばかりでなく・・・

普通のイチゴショートケーキですらなくなっちゃって・・・僕は僕でみんなからもらったイチゴだけが目の前にある状態で・・・

 

M君やお母さんは「なんか、ゴメンね。アイツ拗ねだすと止まらないから・・・」みたいな感じで一時は気マズそうな雰囲気になったのですが・・・

 

まあ、なんやかんやで

クリスマス会を楽しみました

・・・っていう。

 

 

あ、ちなみに僕が生クリームでお腹をこわすなんてのは嘘。

 

本当はボール一杯の生クリームでも食べきる自信があったくらい生クリームは好きだった・・・

 

つまり、小学生なりに空気を読んだわけよ(笑)

 

それにしても、なんで、あの時あそこまで空気を読んだのか?

全く分からない・・・というか、今となっては覚えていない。

それに空気を読んだこと自体が正しかったのか?分からない。

 

ただ、ハッキリしたのは・・・

あの出来事以降、M君宅にお邪魔した際に出してくれるオヤツが全面的にクリーム系を排除した内容になったwww


あと・・・小さい壺状の容器に入ったクリーム系の駄菓子があるじゃないですか・・・アレを食べているとお友達から「あんまり食べるとお腹壊すよ」と気遣われるようになり、そのうちに僕は「コレ、生クリームじゃないから大丈夫!」とかよく分からない弁明をしだす始末ですよwww

 

要するにM君のお母さんやお友達の間で・・・

「この子はクリーム系に弱い子である」という印象が根付いたのだろうと思われます。

ホントはそうぢゃないんですけどwww

 

 

・・・っていうのが、小学生時代のクリスマスに関する思い出でございます。

 

 

さてさて、話は変わりますが・・・

さっきM君のお父さんがホンダのディーラーマンだったと書いたじゃないですか。

 

でね、ある時、M君から「今日新車が来るから、見に来なよ」と誘われたのです。

 

新車が来ると言っても、お父さんはディーラーマンなので自分で乗ってくるわけ・・・まあ、最近は引き取り納車が多いみたいですけど、当時は納車というと自宅までディーラーマンが届けてくれるのが大半だったので、ディーラーマンならではの少し珍しいパティ―ンでしたよ。

 

で、M君宅に遊びに行くと・・・お父さんはいつもより早く帰宅される予定らしく・・・でも、まだ御帰宅前というタイミングでM君と一緒にご自宅前で首を長くしてお父さんの御帰宅を待っていたのです。

 

M君宅の前は割と通行量の多い道路・・・だんだんと日が暮れて通過する車がヘッドライトを点灯し始めた・・・ヘッドライトが近づき通り過ぎる度に「あっ、違うかぁ~」なんて言いながら車を何台も見送っていたら・・・一台の車にウィンカーが灯った。

M君と僕は「キターーーーーッ!」と大騒ぎ。

 

あの時の高揚感は今でも忘れておりません。

 

そして、スーッと目の前に停まり外灯に照らし出された車。

それはシビックシャトル4WDでした。

この画像と同じ色でしたよ。

 

カーポートに新車を収めるとニッコニコの笑顔でM君のお父さんが降りてきた・・・ちなみに、M君のお父さんは俳優の三浦友和さんに似た雰囲気のハンサムだったことを記憶しております。

 

それでね・・・実は、その時がM君のお父さんとの初対面で僕は緊張気味だったのですが・・・目の前にあったシビックシャトルからフワ~ッと漂ってくる新車独特の香りを嗅いでいたら不思議と緊張感が和らぐような感覚で・・・悦ですな。

 

そして、帰りはピカピカのシビックシャトルで送ってもらうことになり・・・車外とはまた違った趣を持つ車内独特の新車の香りを堪能しつつ、少し遠回りで自宅まで送っていただきますた。

 

帰宅後も僕は恍惚状態・・・当時小学生ではありましたが・・・

新車の香りを嗅いだことによって

完全にキマッていた。・・・っていう。

 

・・・まあ、そういう思い出があり、シビックシャトルには妙な親近感があるのでございます。

 

加えて、僕自身に関して申しますと・・・

3~4才の頃・・・我がオヤジさんの愛車が初代アコードだったこともあり、ホンダ車には若干の思い入れがございます。

 

三菱を贔屓するマンを自称する者がホンダ車への思い入れを語るなど言語道断・・・なんて堅苦しい話はヌキにしましょう。

 

クリスマスですから、その辺は寛容に・・・ね(笑)

 

って・・・

でも、クリスマスとか関係ないわよね?

 

ゴメンナサイ。ちょっとコジつけますた。

どうかお許しくださいませ。

 

 

まあ、とにかく・・・上記諸々の影響でホンダ車並びにシビックシャトルに対して個人的に特別な感情がある・・・ということですよ。

 

 

で、そのホンダですけど・・・

最近WR-Vという新型車を発表して話題になっております。

 

今の時代にしてはコンパクトなボディ・・・そして、車両価格が250万円以下という設定・・・こりゃイイですねぇ。

 

ハイブリッド機構を搭載しないエンジン単体モデルですが・・・

ハイブリッド無しで環境性能をそれなりにクリアできるならば、複雑かつ重量増となるハイブリッド機構を省略し、且つコスト的に有利なエンジン単体モデルに絞り込む方が個人的には好印象。

 

・・・という感じで、僕的には二重マルを与えたい気分だった。

 

が、しかし・・・このWR‐V・・・

4WDがない。FFのみ設定。

ホンダよ、お前もか。

 

4WDの必要性について今回は本題ではないので割愛しますが、とにかく僕は4WDぢゃないと急激に萎えるという性癖の持ち主なのです。

こんな性癖のオジサンで・・・なんかスイマセン。

 

後々に追加設定とかあるのか?知らんですけど・・・残念。

 

せっかくこういうシンプルでちょうど良さげなモデルが出たのに4WDが無いのは・・・ちょっと無理。

みたいな心境なのです。

 

そこで思い出すのが・・・

シャトルですよ。

先代にあたるフィットシャトルの後継として2022年まで販売されておりますた。

 

3代目フィットをベースにリア部分を延長しステーションワゴンとして成立したモデルでしたが、フロント部分は専用デザインが与えられ、フィットよりも上質感のある雰囲気に仕上がっておりなかなかの出来映えでございました。

まあ、ただ・・・近年はSUVやミニバンが売れ筋でしょうからこの手のモデルが大きく売れるという感じではなかったと思われますが・・・とはいえ「5ナンバーステーションワゴン」という設定は近年において希少な存在だったのでございます。

また、エンジン単体グレードが200万円程度でかなり値頃感のある仕様も用意されており、個人的には注目しておりますた。

 

が、前記しましたように・・・シャトルは昨年販売終了。

 

そして、僕はてっきり現行フィットベースにして新型シャトルが出るものと思っておりましたが・・・一向に出る気配がない。

 

なお、ネットで「次期シャトル」と検索しますと関連情報が結構な件数ヒットするのですが、それらの大半は数年前に記述されたもので・・・例えば「次期シャトル2023年に登場か?」とか書かれていたりするわけですが・・・2023年の現時点で次期シャトルという話は具体的になっておらず・・・まあ、予想系の記事ではよくあることです。

 

ただ、そうした予想系記事に混ざって少し気になる記述があったのですよ。

 

それは・・・

フィットクロスターが

シャトルの実質後継である。

・・・という記述。

しかも、それがホンダの公式声明である・・・と。

 

つまり次期シャトルは存在しないことを意味するわけね。

 

なお、コレが本当に公式声明なのか否か?は知りませんが・・・この記述については一理あると思える部分があるのです。

 

どういうことかと申しますと・・・

ウィキペディアに記載されているのですが、シビックシャトルと3代目フィットはほぼ同じサイズ感らしいのです。

 

サイズ感が同じとなれば・・・かつてのシビックシャトルの性能や使い勝手を現代的感覚と技術で具現化すると・・・

フィットクロスターである・・・というのは、まあ納得できる話ではあります。

 

しかし、一方で思うのです。

シャトルはシャトルであって、

シビックシャトルではない。

名前に「シャトル」が付くので両車を同一視しがちになりますがシビックシャトルは2ボックス背高スタイルによる新しいセダン像を訴求したのに対し、シャトルは純粋にステーションワゴンの使い勝手や楽しさを訴求していたはずで、両車は根本原理が全く異なる存在なのでございます。

 

つまり、

シビックシャトルの現代版として

フィットクロスターを用意したからといってシャトルの新型はいらない

という話にはならないと思うのです。

 

そこで当ブログとしては新型シャトルを考えてみたい。

 

新型シャトルが出るとしたら、どんな感じかしら?

 

 

ということで・・・作りますた。

 

新型シャトルの想像図

フィットのリア部分を延長してステーションワゴン化するという従来手法を踏襲しております。

 

またフロント周りを専用化する手法も同じで、各部を専用意匠とすることでフィットとは異なる上質感を強化した印象になる。

 

サイズ感についてはベースとなるフィットに対し・・・

全長は40センチ程度長い

全幅は同じ

全高は数センチ高い

・・・というイメージで5ナンバーサイズを維持する。

 

パワーユニットはフィットと同様にガソリンエンジン単体仕様とe:HEV仕様を用意し、全タイプで選択可能。

 

また駆動方式もFFと4WDを全タイプで選ぶことができる。

 

なお、エンジン単体車とe:HEV車では外観上の違いはない。

 

 

では、各タイプを紹介。

 

標準タイプ:X(画像はガソリンエンジン車)

シンプルながら基本装備は充実しており、コストパフォーマンスが高いグレード。

 

 

次、

上級タイプ:Z(画像はe:HEV車)

内外装のグレードアップが図られた上級仕様。

 

 

次、

新設定のクロスター(画像はガソリンエンジン車)

シャトルとしては初のクロスターを設定。

クロスター専用外装と高い地上高でSUVテイスト溢れる仕様。

 

 

新型シャトルのタイプ設定は以上となる。

 

 

ちなみに・・・

個人的にはクロスターがお気に入り。

 

 

・・・という感じで、こういうシンプルなヤツがイイんですよ。

 

 

 

なお、ホンダのコンパクトステーションワゴンといえば・・・

過去モデルにおいては商用バンへの派生が行なわれるのが慣例になっておりましたよ。

 

シビックシャトル➡シビックプロ

オルティア、エアウェイブ➡パートナー

・・・といった具合に商用バンが存在していたのです。

まあ・・・シャトルにはありませんでしたけど・・・

 

 

でも、新型シャトルでは・・・

パートナーはあります!

 

シャトルをベースに内外装や足回りの専用化が施される。

 

またパワーユニットはガソリンエンジン仕様のみでe:HEVは用意されず、駆動方式はFFと4WDが用意され、全車CVTの設定となる。

 

 

・・・みたいな。

 

 

まあ、こういう感じですね。

 

 

 

さてさて・・・先ほど登場したM君の話に戻りますが・・・

 

僕はその後、割と近場の小学校に転校することになり・・・以降M君とは疎遠になっておりますた。

 

ところが、お互いに高校を卒業した頃・・・バッタリM君と再会したのです。

 

十年ほどかしら?会っていなかった間に・・・

M君は地元の専門学校に通う爽やか系イケメンに成長。

お父さんは昔と同じ販売会社に勤務・・・ただ県内遠方の店舗に店長として単身赴任中で週に一回だけ帰宅するらしい。

 

その頃M君は初めての愛車を持っていたのですが・・・

トゥデイ・ハミングというヤツでして・・・M君的には少々不満の車種選択だった模様。

 

というのも、どうやらM君は・・・

ビートに乗りたかったのですが「トゥデイハミングなら全額負担してやる」というお父さんの殺し文句に負けたらしい。

 

そんなことをボヤいているM君に

「せっかく買ってもらった・・・しかも新車なんだから、贅沢を言っちゃダメ。大事にしなきゃバチが当たるわよ。」

・・・などと諭しながら地元をドライブ。

 

M君は当時都内で一人暮らしをしていた僕のことを「羨ましい」と言っていたけど、僕からすれば自分の車を持っているM君の方が羨ましく思えたわけで・・・お互いに無いモノねだりですな。

 

ちなみに、その頃M君のお父さんの愛車は・・・

ホンダ・ホライゾンだと言っていましたな。

いすゞ・ビッグホーンのOEMで大変珍しいお車ですよ。

 

M君曰く、珍車・・・というか変態の領域ですって(笑)

 

残念ながらお父さんはご不在だったので、実車を拝見することはできませんでしたが・・・まあ珍しい車ですな。

 

で、軽くドライブを終え、久々にM君宅にお邪魔しましたよ。

 

お母さんもご不在だったのでお会いできなかったのですが・・・僕らがM君宅に入って間もなく・・・

 

あの妹ちゃんが御帰宅。

 

久々の再会となった妹ちゃんにあの頃の面影は無く・・・茶髪&ルーズソックスが印象的なJKへと変貌しておりますた。

 

で、M君は妹ちゃんに僕を紹介したのですが、妹ちゃんには全く覚えがない模様・・・そりゃそうよね・・・あの時に一度会っただけですもの・・・覚えているわけがない。

 

そこでM君が切り出した・・・

「覚えてるでしょ?ほら、小学生の頃・・・クリスマスケーキが足りなくて・・・お前が大泣きして・・・」みたいな感じで例の件を交えつつ僕を紹介したところ・・・

それで一気に記憶が蘇った模様。

記憶は蘇った・・・しかし、デフォルトで不機嫌なJKに過去の失態を蒸し返すような内容を振った結果、JKの不機嫌に拍車がかかり「超ムカつく」「消えろ」等と言われてしまい・・・

その怒り散らかす様子を見てケラケラと笑うM君・・・カオス。

 

無論、妹ちゃんから発せられた暴言は兄であるM君に向けられたものだったのですが・・・なんかこう・・・僕に向けられているみたいな心境になってしまって・・・僕の方が泣きそうになったものです。

 

・・・この話の教訓としては・・・

JKの不機嫌はデフォであると心得よ。

それと・・・

若いって、ある意味無敵よね。

・・・違うかwww

 

まあね、昔の恥ずかしい話を蒸し返されたら腹が立つわよね。

仕方ない。

 

 

という感じで・・・

毎度くだらないことばかりを書いて恐縮ですが・・・

メリークリスマス。

皆様、そして僕も穏やかで幸せな日々を過ごせますように。

 

 

 

今回は以上です。

オールニュー・トライトン。

2024年初頭 日本発売。

 

・・・ということで、話題の新型トライトン。

 

以前にも書いたかもしれませんが・・・僕自身は新型トライトンに関して少々冷めた感じで捉えております。

 

なぜ冷めた感じなのか?

ピックアップトラックってヤツは

言ってしまうと特殊需要なんですよ。

 

この類のモデルというのは嗜好性が強いので、一般大多数の人々からすると少々手が出しづらい・・・ということですな。

 

もちろん・・・

同カテゴリーに属するトヨタ・ハイラックスあたりを見ていると一定数の人気があるので、そういった層からの支持は期待できるかもしれません。

 

が、あくまでも一定数というレベルじゃないかしら?みたいな。

 

まあね、おそらく三菱もその辺は分かっていると思います。

月販4ケタとかは無いだろう・・・ってね。

 

いや、知らんですけど。

 

(笑)

 

 

 

さてさて・・・

先ほどはピックアップトラックは嗜好性が強いと書きましたが、僕が子供の頃は割と日常的な存在だった記憶があります。

酒屋さん、大工さん等々・・・ピックアップトラックが業務用で結構使われておりますた。

 

そういえば・・・

小学生の頃に友達のお父さんが食品会社の営業マンをしていて、ダットサントラックの保冷車に乗られているお姿をお見かけしたことを思い出しますな。

 

・・・という感じで、割と日常的なものでした。

 

しかし今では、ピックアップトラックをかつてのような頻度で見かけることは無くなり・・・

そもそも・・・今の日本では昔のようにバリエーション豊富ではない。

 

 

では、なぜピックアップトラックは減ったのかしら?

 

その理由としてよく言われる話は・・・

日本にはピックアップトラック文化が

根付いていない。

・・・という話ですな。

 

たしかに・・・画像のようにトレーラーハウスを牽引して何日間も旅に出る的なことに憧れる人は多いけど・・・実践できている人はそう多くないと思う。

 

要するに日本では需要が少ない・・・っていうね。

 

 

ただ、「ピックアップトラック文化が根付いていない」とはいえ前記したように昔は業務用等で見かける機会が多かったわけで、ピックアップトラックが減った要因は単純に文化云々とかいう話だけではないように思っております。

 

で、僕が考える要因を簡単に申しますと・・・

このカタチにあると思います。

 

ピックアップトラックって・・・

ボンネットを持つ形状なので・・・例えば同じ全長でも荷台長が短くなりがち。

 

それと、キャブオーバー型に比べるとホイールベースが長くなる傾向にあるので、小回り性能もキャブオーバー型の方が有利。

 

・・・という感じで、積載効率や取り回し性といった面でキャブオーバー型に対して色々と劣ってしまう点が目立つのですよ。

 

このようにキャブオーバー型が有利な状況に加えて・・・

軽トラックの高性能化も大きな要因だと思っております。

 

おそらく360cc時代のモデルは基本的に非力だったと思われますが、規格改定を重ねたことにより排気量や寸法が拡大・・・ひとまず必要充分な性能を持つに至った結果、商用ピックアップトラック需要が軽トラックに置き換わったと捉えております。

 

その流れで商用ピックアップトラックは衰退・・・みたいな。

 

 

で、ここまでは商用の話。

 

じゃあ、商用ではない一般需要ではどうだったのか?と申しますと・・・コチラは若干複雑な事情があると思っていて・・・

元々、この手のピックアップトラックがあったところに・・・

 

1980年代後半頃になって・・・

トヨタ・ハイラックスサーフとか・・・

 

日産・テラノみたいなモデルが登場しますた。

 

これらはピックアップトラックをベースに荷台部分に後席と屋根を装備することで成立したモデルであり・・・

トラックベースならではの頑丈さに加え、屋根付き全天候対応で後席もあるのでレジャー要素が極めて高く、当時のRVブームの追い風もあって一躍人気モデルへと成長し、かつては本当によく街中で見かけましたよ。

 

で、こうしたモデル達が現在のSUVに繋がる原点的なものだと言われているのですが、この一連の動きを見ますと・・・

「ピックアップトラックの荷台」よりも「ステーションワゴンの空間」が好まれるという話で、商用のみならず一般用においてもピックアップトラックが主流にならない傾向は当時から変わっていないように思います。

 

まあね・・・特別な事情や趣味でもない限り、荷台という存在は利用価値をなかなか見出せないじゃないですか。

だから、同じハイラックスでもサーフの方が抜群に売れる・・・という感じになり・・・結果、日本ではピックアップトラックの存在意義がSUVモデルのベース車両みたいな感じの立ち位置へと移行・・・SUVが人気を集める一方でピックアップトラックの存在感は薄いものになっていったように思っております。

 

なお、ピックアップトラックベースのSUVモデルはしばらくの間に渡り高い人気を維持しつつ・・・例えばV6エンジン搭載やワイドボディ追加等でより贅沢な仕様へと進化・・・

その進化は快適性を高めた乗用車的なものを志向しており・・・つまり「トラック臭さを消す」進化でした。

 

もちろんそれは「レジャーシーンにおける頼もしい走破性や使い勝手を持ちながら、充分な快適性も兼ね備える」という市場からの要望を反映したものだったのですが・・・この市場背景の中で乗用車化したピックアップトラックベースのSUVと並行する形でRAV4のような乗用車ベースのSUVが登場。

ピックアップトラックベースのSUVよりも快適で燃費が良く、市街地等でも扱いやすい都市型SUV的なものが各社から登場。価格的にも当時は比較的お手頃だったこともあり、それらが主流になったのです。

 

加えて・・・

ピックアップトラックベースのSUVにおける乗用車志向の進化と並行してランドクルーザーに象徴されるジープ型車両でも同様の進化が起きていたのです。

 

いずれもフレーム構造による本格的なヘビーデューティー車両でありながら乗用車的な快適性を求める進化を遂げた結果、双方がステーションワゴン型のヘビーデューティー車両という近似する方向性のシロモノになり、3列シート等で優位性のあるジープ型車両の方が生き残る形になりますた。

 

これらの事情の中でピックアップトラックをベースにしたSUVは日本市場から姿を消していったのでございます。

 

で、そうなると・・・SUVモデルのベース車両としての役割も消滅することになり・・・ピックアップトラック自体が消滅したと認識しております。

 

 

まあ、こういう感じで・・・商用ではキャブオーバー型に取って代わられ、一般用ではSUVに取って代わられたことで日本ではピックアップトラックは一時的に完全消滅していましたが、海外では事情が異なる模様で日本市場から消えていた間もずっと作り続けられており・・・

トヨタ・ハイラックスに次いで・・・今回、新型トライトンが久々に日本で復活ということですな。

 

 

それにしても・・・

一時は完全消滅していたものが、なぜ復活するのかしら?

 

一言で申しますと、ファッション性・趣味性じゃないか?と。

 

ピックアップトラックって・・・

文字通りトラックなので基本は「運ぶ・運べる」道具であることが第一義なんですよね・・・で、その道具感に溢れる設えがRVとして実に独特な魅力を有しており、軟弱だと言われがちな近年のSUVとは一線を画す存在感を放っているのでございます。

 

で、そうした存在感や雰囲気を重視する層・・・ファッション性や趣味性を重視する層は確実に存在し、それこそが一定数の人気ということになります。

 

要はオシャレな車だということですな。

 

 

さてさて・・・

まあ、そういう感じでトライトンが復活するわけですが・・・

 

三菱のピックアップトラックというと・・・

僕が知っている限りで・・・古くはフォルテですよ。

フォルテ以前の三菱のピックアップトラック事情は知りません。

スイマセン。

 

ちなみに、フォルテは三菱にとって意外な部分で要になっているモデルでして・・・

フォルテに設定された4WDモデルをベースにして初代パジェロやデリカ4WDが作られたらしく・・・

そういう点では三菱4WDの歴史を語る上でかなり重要な存在であるとも言えますよ。

 

つまり、フォルテはパジェロとデリカの母体的な存在であるとも言えるのですが・・・結果的にはパジェロやデリカの方が圧倒的な人気と知名度を獲得・・・その一方でフォルテは非常に地味な存在でしたな。

 

で、そのフォルテの後継モデルは・・・

ストラーダ。

絶好調だった頃の三菱が販売していたピックアップトラックで、パジェロに通じる走破性イメージを打ち出して、ハイラックスやダットサントラックよりも荒々しい印象のモデルでしたよ。

 

ただ、やはり日本ではピックアップトラック自体が決して主流ではなかったですし、前記のとおりハイラックス等に比べて非常に荒々しい=スパルタンな印象だったこともあってか・・・そんなに売れていた印象はなかった。

 

で、ストラーダが2代目まで続き、その後継モデルとして・・・

初代トライトンが登場。

グランディスと並んでブーレイ顔が似合っていた貴重なモデルだったのですが・・・ウィキペディアによればリコール隠し事件の影響で日本国内での販売はズタボロだった模様。

 

そして、初代トライトン以降は日本市場からは姿を消していたのですが、前記のとおり今回の新型で約12年ぶりに日本市場での復活を遂げるのでございます。

トライトンの日本復活については・・・やはり日本市場におけるピックアップトラック需要がそれほど多いとは思えない反面で、ハイラックスが一部で熱狂的な支持を得ていることを考えますと一定数の需要は確実に存在していることが期待され・・・価格等の諸々の設定が適切であれば・・・少なくとも初代トライトンのような惨劇は繰り返さないだろうと想像しております。

 

また、パジェロ廃止以降の日本国内ラインナップにおいては本格ヘビーデューティ仕様のモデルが存在していなかったため、今回のトライトン復活はそういった意味でも関心度が高いのですよ。

 

 

まあ、とにかくそういう感じで・・・

トライトン復活バンザーイ!的なムードであることに間違いはございません。

 

そして、三菱を贔屓するマン界隈ではこの盛り上がりムードを「三菱復活の兆しか?」と捉える諸氏も多数いらっしゃるように感じております。

 

 

が、そんな同志に告ぐ・・・

その程度のことで「三菱復活か?」と

喜んでいるようではまだまだ甘いのよ!

アマちゃんなのよっ!

 

いや・・・親愛なる同志に対して手厳しい物言いをしてしまい、大変申し訳ございません。

 

ただね・・・少し冷静に考えてみて欲しいわけ。

 

前記したようにピックアップトラックといふものは歴史的に見て日本ではそこまで売れる類のものではない。

 

それともう一つ・・・

そもそもトライトンって、

有名なのかい?

・・・っていう話ですよ。

 

知名度ッスよ。知名度。分かりますぅ?ねぇ。

 

そりゃあね、三菱を贔屓するマンならば知っていて当然ですよ。

コレを知らなきゃ、そりゃモグリですwww

 

でもね、

世界中の人々が三菱を贔屓するマンだと

思ったら大間違い。

でしょ?

 

コレ、三菱を贔屓するマン的に「不都合な真実」ではあるけど、紛れもない真実なわけ。

 

つまりぃ、世間一般大多数からすれば・・・

トライトンて何よ?

・・・って話ですわ。

 

いやいや・・・嘘だと思ったら、その辺の奥さんに聞いてごらんなさいよ・・・

三菱トライトンをご存知かしら?マダ~ム。

って。

まあ、ほぼほぼ「はぁ?何言ってんの?コイツ」的な反応をされるはず・・・間違ってもトライトンの話で意気投合して・・・「お茶でもご一緒に」という流れになるなんてことはない。

絶対にね。

 

 

・・・という感じで・・・

トライトンの知名度ってのは、そこまで高くないというのが僕の印象なのです。

 

で、せっかく日本で12年ぶりに復活するというのに・・・肝心の知名度が低いというのは、ある意味致命的ではないか?と。

 

「日本市場ではピックアップトラックは売れない」という話以前の由々しき問題ではないか?と。

 

 

そこで当ブログ的に考えるわけ。

 

どうすればトライトンの知名度が向上するかしら?ってね。

 

で、その方法としてベタなやり方は・・・

「パジェロ譲り」作戦

・・・というものがございます。

 

例えば・・・

デリカスペースギアなんかでは「パジェロ譲りの走破性」みたいなことがよく言われておりますた。

 

要は「唯一無二のオフロードワゴン」というデリカ本来の存在感に加えて「あのパジェロと同じ4WDシステム」であるという点をアピールすることにより、デリカの存在感に更なる付加価値を添えるという手法です。

 

つまり、極めて高いネームバリューを持つパジェロの存在を背後にチラつかせることで「なんか良さげ」な印象を植え付ける魔法の言葉が「パジェロ譲り」なのです。

 

なお、三菱には同類手法として「ランエボ譲り」もあるのですがトライトンはオフロード志向ですので、「パジェロ譲り」の方が適切だという判断になります。

 

で、この手法をトライトンに流用すれば・・・

パジェロ譲りの4WD性能を持ったピックアップトラック」となり、トライトンの存在感をもう少し際立たせることが可能になると考えますし・・・実際に新型トライトンにおいてもそういうことを匂わせているようなフシがあるにはあります。

プ~ンと匂わせ・・・プ~ンですよwww

 

ただ、コレには大きな問題がございまして・・・

 

現在、パジェロ自体が存在していないわけ。

ご存知のとおり、素直に「パジェロ」と呼べるモデルは既に廃版となっているので・・・

「パジェロ譲り」と言われても

少々説得力に欠ける印象が拭えない。

 

・・・ということで却下。

 

 

じゃあ、どうするか?・・・

 

と、考えておりましたら、ちょっと思いついちゃったのですよ。

ご存知デリカミニ。

デリカの世界観を軽サイズに凝縮した現在人気のモデル。

 

そして過去には・・・

パジェロミニ・・・コチラはパジェロの世界観を軽サイズにして当時大人気だったのみでなく、今もなおその復活を望む声が多い名作でございます。

 

いずれも元ネタにあたる普通車サイズの有名モデルを軽サイズで再現することにより有名モデルの普及版的なポジションを担うと同時に、車種ブランドファミリーを構築することでブランド全体の存在感及び価値を向上させる・・・という実に巧みな商品展開の手法だったのでございます。

 

で、この手法を流用できないかしら?・・・っていう。

 

 

ただ、コレも問題があって・・・

あのですねぇ・・・例えば、デリカミニってのは、本家デリカの知名度に乗っかっているわけですよ・・・雑に言うとね。

つまり、元ネタのデリカがある程度有名じゃないと成立しない。

 

ですから、知名度がそれほど高いとは言えないトライトンで同様の手法をとっても、それは愚策ということになってしまうわけ。

 

・・・じゃあ結局、コレも却下かしら?

 

と思ったのですが・・・モノは考え様ですよ。

 

考え様によっては・・・逆でもイケんじゃね?みたいな。

上記のような考え方で答えを導き出せないかしら?

 

デリカと軽を掛け合わせたものがデリカミニなら・・・

トライトンミニは軽と何を掛け合わせたのか?

 

正解は・・・

 

越後製菓!

 

ぢゃなくって・・・

トライトンに決まってんでしょーっ!!

ここテストに出ますからね。

 

要するに・・・

普及版のトライトンミニを出す。

 ⇓

話題になる。

 ⇓

ミニではないトライトンって何?となる。

 ⇓

トライトンが注目される。

 ⇓

トライトンの知名度アップ!

 

・・・こういう感じにならないかしら?

 

「そうはならんやろ」と思うかもしれませんが・・・

 

僕が若い頃・・・渋谷系バンドがリリースした話題の新曲の中にパクリ疑惑のあるものがあって・・・要は過去にリリースされた楽曲を元ネタにしているかもね的な話が結構あって・・・じゃあその元ネタって何よ?となり・・・その元ネタと言われた過去の超マイナーな楽曲が注目されて・・・結果的にその超マイナーな楽曲を収録したCDがタワレコやHMVの「RECOMMENDS」の棚に並ぶ・・・みたいなことがあったわけ。

 

つまり、当時人気だった渋谷系バンドをキッカケにあまり知られていなかった海外の楽曲が注目されるという現象・・・この流れをトライトンとトライトンミニに置き換えてみたら・・・決してあり得ない話でもないような気がしてくるのですよ。

 

現在人気の軽モデルを導入部として、元ネタのトライトンが注目される・・・みたいな。

 

 

・・・ということで、作りますた。

 

 

トライトンミニ爆誕

 

かつては人気モデル「パジェロミニ」を世に送り出し、最近では「デリカミニ」がヒット作となっている三菱が得意としてきた「○○の世界観を軽サイズに凝縮する」という手法によって登場するトライトンミニ。

 

軽トラか?SUVか?

新感覚の軽トラSUV。

 

もはや細かな説明は不要でしょう。

基本コンポーネントはデリカミニと共通としながら・・・元ネタがピックアップトラックなのでボディの後部をオープンスペースとすることで新手の軽SUVという位置づけで「軽トラSUV」なる新ジャンルを提案する。

もちろんフロントフェイスはトライトン顔を採用。

 

そして、上掲のダブルキャブに加えて・・・

クラブキャブも用意する。

 

コチラは2シーターで荷台スペースを広くとることで、本来的なピックアップトラックらしい使い勝手を実現する。

 

 

・・・みたいな。

 

ダメかしら?

 

 

いや・・・正直な話・・・

自分で作っておいてナンですが・・・こういうヤツが出たとして売れるかしら?というと・・・あんまり売れないと思っている。

 

だって、コレが売れるというなら・・・

ハイゼットのデッキバンなんかもっと売れるはずでしょ。

 

あと、先ほど新ジャンルとか新感覚とか・・・それっぽいことを書きましたが・・・

軽規格でピックアップトラック的要素を盛り込んだモデルとしては大昔にスズキがマイティボーイで具現化していたわけ。

だから、別に新しい発想でも何でもないのよねぇ。

 

じゃあ、なんで今回・・・

こういったモノをお示ししたのか?

 

やっぱりそれは、12年ぶりにトライトンが日本市場で復活するとなれば、三菱を贔屓するマンとして純粋に嬉しいという感情を抱くのは当然のことで、それを表現したかった・・・というのがまず最初にあります。

 

ただ、実のところ・・・現在、関係メディアが煽っているような盛り上がりを僕の中では感じていないのです。

要は、僕のテンションはそこまでアガっていないわけ。

 

で、そういう僕自身の冷めた状態に自ら喝を入れるという意味でトライトンのネタをブッ込んでみたわけですが・・・

 

やはりアガらない。アガらないモノはアガらない。

 

まあね・・・無理もないのですよ。

なにしろ、文中でも書いたようにピックアップトラックってのは日本市場においてはお世辞にも主流とは言い難いジャンルであることに加えて、僕自身がピックアップトラックの魅力を理解しているとは言えませんし・・・もちろん所有したこともない。

 

そんな感じですので「トライトンが復活するよ!」と言われても

今一つピンとこないのは仕方のないことだと思います。はい。

 

ただ、以前の記事でも書きましたが、今回のトライトン復活には別の側面で期待すべきことがあるのですよ。

 

それは・・・

パジェロ復活。

 

関係メディアや一部の三菱を贔屓するマン達がトライトン復活に大注目しているのは、その背後に次期パジェロの存在を期待しているからだと思っております。

いや、僕が勝手に思っているだけですけど・・・。

 

ただ、今回のトライトン日本導入は結構重要な意味合いを持っているのは事実で・・・

三菱が海外専売にしているモデルで良さげなモノがあった場合、日本への導入を期待する声が出るわけですが・・・日本の法令や規制に適合できないという理由で日本導入されないパティ―ンがここしばらくは定説化していたのです。

 

それが今回のトライトンでは日本導入が確定している。

 

トライトンを日本導入すること自体・・・それはそれで喜ばしいことではあるのですが・・・なぜ日本での需要が大して高くないと思われるピックアップトラックを日本導入するのか?

 

今、あえてピックアップトラックを日本に持ち込む意味は?

 

それって、パジェロ復活への布石じゃない?とか思うわけ。

 

・・・というのも・・・

ご存知のとおり、従前よりトライトンは・・・

パジェロスポーツと基本コンポーネントを共有している。

 

そのトライトンが日本導入されるということはパジェロスポーツにあたるモデルも同様に日本導入される・・・というシナリオを想像するのは僕だけじゃないと思うのです。

 

例えば・・・

こういう感じでトライトン顔にステーションワゴンボディを合体させたシロモノなのか・・・

 

それとも、僕が期待しているように・・・

完全専用ボディによる正真正銘の次期パジェロとなるのか・・・

 

どっちになるか?はさておき・・・いずれにしてもパジェロ的なモデルが日本導入されるかも・・・という期待感は近年稀に見るレベルなのでございます。

 

たぶん・・・三菱を贔屓するマンの約82%は僕と同じ気持ちでトライトンを見ているんじゃないかしら?違う?

 

みんな、そういうイヤラシイ目で見ているんじゃないの?

 

イヤぁねぇ、もう・・・そんな目で見て・・・。

 

 

おやおや・・・コイツぁセンシティブですなぁ。

 

ていうか・・・センシティブって、何?

「いやはやなんとも・・・けしからん」的な意味?

 

 

(笑)

 

 

・・・という感じで、新型トライトンが日本に導入されるという流れかぁらぁのぉ~次期パジェロへの展開を期待してしまう下心のようなものを抱きつつ・・・

こういうヤツとか・・・

こういうヤツを想像して一人でハァハァしております。

 

一人でハァハァとかキモぉ~ぃ・・・

とか思ったそこの奥さん。

 

所詮、三菱を贔屓するマンなんてのは

そんなもんです。

 

もはや存在自体がセンシティブ。

 

 

(笑)

 

 

 

今回は以上です。

近年、車の大型化が止まらない。

 

そして、当ブログで車の大型化に関して触れることが非常に多いですよ。

 

前回もD:Xコンセプトから見える次期デリカ像に関して大型化を回避すべきであるという持論をお示し致しますた。

 

で、そのような記事を書いておりましたら・・・

新型クラウンセダンが発表されましたよ。

 

見た感じは以前に公開されていたプロトタイプとほぼ同じなのでアレなんですけど・・・

やっぱデカいッスね。

全長5030mm、全幅1890mm・・・デカい。

そういう印象しかない。

 

いやぁ~結局、車の大型化は止まらないのね・・・なんて思ってしまうわけですが・・・いやいや・・・まあ、日本が誇る高級車クラウンですから、その威厳を保つにはこのくらいのサイズ感が必要なのかもしれない。

 

それに価格が700万円を超えるらしいから、これくらい大きくないと満足できないのかもしれない。

 

・・・という感じで、好意的に捉えようと努力はするけど・・・やはり、この大型化に対し抵抗感を示す意見もそこそこの割合で存在しているのも事実なわけ。

 

特に昔のクラウンを知るオジサンは抵抗感が強めになるのです。

 

ほら、クラウンってね・・・

日本の道路事情を考慮して全幅を1800mmに収めようというスタンスで作られていたのに、それが易々と覆され・・・なんかこう、取り残されたような切ない感じになってしまうのですよ。

 

それにやっぱり日本では全幅1800mmを超えると扱いづらい感じになるのは事実。

駐車場なんかで隣接する車との距離感が以前より近くなっている気がしているのは気のせいではないと思う。

 

で、僕なんかは「そこまで車が大きい必要はないでしょ?」とか思うわけですよ。

 

「なんでこんなにデカくなってしまったのかしら?」ってね。

 

 

まあ、そういう感じで・・・

例によってオジサンの昔話になってしまうのですが・・・

以前は5ナンバー規格のモデルが多かった・・・ていうか、ほぼ5ナンバーだったじゃないですか。

 

なんで5ナンバーばかりだったのか?と申しますと・・・

とにかく、昔の3ナンバー車は鬼のように税金が高かった。

この規格を一つでもオーバーすると即8万円以上の税負担が発生するというルールだったのでございます。

 

つまり・・・仮に排気量が2リッターだとしてもボディサイズが5ナンバー規格を超えると自動車税が81500円になるという仕組みだったのですよ。

 

ですから、庶民が3ナンバーを所有することは珍しく、売れ筋が5ナンバー車だったので、必然的にメーカーも5ナンバー車中心の商品展開をしていたのです。

 

それこそ・・・

クラウンだって5ナンバー中心だったわけ。

 

なので・・・

昔のクラウンと今のヤリスの全幅は同じ・・・っていうね。

 

ちなみに、税制改定以前において3ナンバー車は無かったのか?と申しますと、それは違いまして・・・

例えば、クラウンのような高級車には5ナンバーと3ナンバーの両方が用意されておりますた。

 

ただ、その方法は少々独特な方法でして・・・5ナンバーサイズのボディに大型バンパーや立派なサイドモールを装着して各部の寸法を拡大し、2000ccオーバーのエンジンを搭載することで3ナンバー化するという方式でございました。

 

あとは・・・

センチュリーみたいなヤツ・・・そもそも庶民が所有することは無いような筋金入りの高級車は昔っから3ナンバーだった・・・という感じですな。

 

 

で、この状況に変化を起こしたのは1989年に実施された税制改定ですよ。

 

どう変わったのか?というと・・・

まず、上掲の規格を一つでも超えると3ナンバーになる点は改定以前と同じ。

 

ただ、大きく変わったのは・・・

自動車税の額・・・先ほどの図を再掲しますよ。

ザックリお伝えしますと、2000~4500ccくらいまでの税額が改定後には大幅にお安くなりますた。

 

そして税額が安くなったことに加え、排気量区分が細分化されたことで、3ナンバーになった途端に一気に高額負担になるような仕組みではなくなったのです・・・例えば、2500ccならば2000ccに対して数千円程度の負担増で収まるようになったのです。

 

こうして庶民でも3ナンバー車を所有しやすい環境ができ・・・

ある意味3ナンバー解禁みたいな感じになった。

 

で、そうなると・・・当然、メーカー各社が動き出し、税制改定のタイミングと前後して3ナンバー車界隈が賑やかになり始めましたよ。

 

今でも語り継がれているのは・・・

日産・セドリックシーマ/グロリアシーマですな。

 

初代シーマは全幅1770mm・・・従前のような5ナンバーの拡大版ではなく堂々の3ナンバー専用ボディですわ。

排気量も全車が3000ccという展開で税制改定以前の高級車とは格の違いを感じさせる内容でした。

 

そして、シーマに次いで・・・

トヨタがセルシオを、日産がインフィニティQ45を出した。

この頃は国産メーカー各社で北米市場における高級ブランド設立が相次いだ時代で「世界で戦える本気の高級車」が登場。

 

全長5000mm前後、全幅は1800mm超の大柄なボディに4000cc級のV8エンジンを搭載・・・シーマのさらに上をいくスケール感だったわけですが・・・結果的にこのサイズ感は国内でも受け入れられた・・・という感じですよ。

 

また、税制改定による3ナンバー化の流れは上記のような最上級クラスに限らず、さらに格下のモデル=いわゆるアッパーミドルクラスと呼ばれるモデルもこうした流れに追随したのです。

例えばマークⅡあたりも2リッター超のエンジンを搭載し、大型バンパー等でボディサイズを拡大した3ナンバー仕様が追加されますた。

 

このように・・・大衆クラスにも3ナンバー化の波が押し寄せたことで3ナンバー車が徐々に一般化し始めたのでございます。

 

なお、上記内容ではセダン系だけに注目しておりますが・・・

我らが三菱のデリカスターワゴンにも税制改定を反映した変化がありまして・・・4WDモデルにハイルーフ/クリスタルライトルーフの追加(4WDはハイルーフ化すると全高が2mを超えた)や、2400ccのガソリンエンジン搭載によって3ナンバーになる仕様が追加されましたよ。

たぶんコレがデリカ初の3ナンバーでしょう。

 

また、この時期の三菱を語る上で外せないのが・・・

ヒット作となった伝説の名車・初代ディアマンテでございます。

 

ディアマンテの凄さについては過去にも扱いましたので、当記事では割愛しますが、初代ディアマンテの特徴として・・・

全幅1775mmの「3ナンバー専用ワイドボディ」を採用した点が大変注目されておりますた。

 

1775mm・・・今でこそ大した数値ではありませんが、当時としては相当幅広だった・・・セルシオほどではなかったですが前記の初代シーマより僅かに幅広で・・・すなわちセドリックやクラウンよりも幅広ボディだったのです。

 

また、初代ディアマンテは・・・

2000~3000ccを搭載する幅広いグレードを取り揃えており、価格帯が200~400万円前後という感じだった。

 

この価格帯はトヨタで言えばマークⅡが競合となる水準だったのですが、初代ディアマンテが登場した1990年・・・この時期のマークⅡやローレルといった競合車はモデル更新のタイミング的に旧税制時代の名残とも言える5ナンバーサイズを基本としたボディだったのでディアマンテの3ナンバー専用ワイドボディは非常に贅沢な印象を持ったものだったのです。

 

で、こういう背景だったので・・・

マークⅡと同じか少し高いくらいの価格でより大きな車が買えるという絶妙なポジションを勝ち取ることに成功したのです。

またディアマンテ自体が新規ブランドであったため、従来の車格概念に捉われない独自のポジションを築きやすかったこともあり「新しい高級車」として認知されたことや、当時の同クラスでは

皆無だった4WD設定があったこと等が重なりヒット作になったのでございます。

 

そして初代ディアマンテのヒットは以後のアッパーミドルクラス界隈に大きな影響を与え・・・

そうした状況に刺激を受けて投入された初代トヨタ・ウィンダムは全幅1780mm。

コチラも人気モデルになったのでございます。

 

 

っていう感じで・・・アッパーミドルクラス=大衆モデルでありながら少し高級な部類に入る車格のモデルでもワイドボディ化が一般的になり・・・

この流れが継続して現在に至る・・・という感じで近年では全幅1700mm超はもちろん、1800mmを超えるものも珍しくなくなりますた。

 

 

さて、ここまではワイドボディに着目してきたわけですが・・・全幅の件に限らず車のボディはモデルチェンジの度に大きくなっております。

 

例えばトヨタ・クラウン。

1987年の8代目クラウンと最新のクラウンセダンの各寸法を表にしてみましたよ。

 

「35年も前のモデルと比較するなよ」と思われるかもしれませんが・・・車が大型化しているという話題に関して分かりやすい明確なものをお示しするということで・・・ひとまずお許しくださいませ。

 

で、とにかく大型化しているわけ。あらゆる部分の寸法がね。

ホイールベースなんか27cmも長くなっている。

 

前記した1989年の税制改定以降に車体の大型化が進んできた背景があるとはいえ、ここまで大きくなる必要はあるのかしら?と言いたくなるくらい大型化が止まらないわけ。

 

もちろん・・・素人感覚でも車が大型化してきた事情を全く理解できないわけではありません。

 

まず、全幅に関しては・・・

側面衝突における安全性・・・たしかに幅広ボディの方が横方向の余裕ができますし、横転リスクも減りそうな気が致します。

 

その他にも・・・

前輪の切れ角が増大して小回りが利く、コーナリング時の安定性が向上する、足回りの設計自由度が向上する等・・・メリットが多い模様。

 

一例としてスバル・レガシィの話がありまして・・・

横幅の広い水平対向エンジンに対して5ナンバーの車幅では前輪の切れ角が制限される都合上、小回り性能が今一つだったものが全幅拡大により切れ角が増大した結果、最小回転半径が縮小したという事例がございます。

 

・・・という感じでボディの全幅拡大は極めて有効な手法なのでございます。

 

 

で、全幅拡大についてはそういう感じですが・・・全長についてはどうか?

 

まず、予めお伝えしますと・・・

全長の拡大は後席の快適性向上に極めて有効なのでございます。

 

例えば昔のクラウン・・・

ていうか、クラウンに限らず昔のセダン系モデル全般に言えることなのですが・・・

後席がそんなに広くなかったのですよ。

上掲のようなカタログ用画像では室内を広く見せようとしているので分かりづらいのですが、実際に大人が後席に座ってみると、膝前の空間は拳が1個ちょっと程度のものなのです。

現在の軽自動車の方が広いくらいですな。

 

つまり、座れなくはないけど、広々ではない・・・っていうね。

 

それと・・・後席ヘッドレストとリアガラスの位置関係に御注目いただきますと・・・リアガラスが後席乗員の頭上に被さるんですよ。

 

そういう状態なので・・・

ガラス越しの太陽光が後席乗員の後頭部から頭頂部にかけてモロに当たるので、晴れた日なんかは脳天が熱くなるわけ。

 

こういう熱線の熱さって、エアコンを効かせても関係ないですし熱線カットガラスなら多少はマシかもしれないけど、多少レベルなので脳天が熱くなることには違いなく快適とは言い難い。

ましてや高級車のように後席に高い快適性が求められる場合では結構重要な問題だったりするのです。

 

で、コレは僕の想像なのですが・・・おそらくこれらの後席空間の問題を解消する手段として全長の拡大が必要だったのでは?と思うのです。

屋根を高くすれば頭上空間を確保できる。

ホイールベースを延長すれば後席足元空間を拡大できる。

つまり、ビッグキャビン化ですよ。


また、後席乗員の頭部への熱線問題については、単純にルーフを後方に伸ばしてリアガラスを垂直に近い角度で設置すれば一応の解決策にはなるのですが、セダン系モデルでは・・・

それだとリアガラスが直立状態の少し独特なスタイルになるため流麗さや伸びやかさといった外観上の演出が難しくなる。

 

そこで、ロングホイールベース化や全長拡大と同時にルーフを後方に延長して、なだらかな傾斜のリアガラスと組み合せる一方で全長を無制限に延長することはできないので・・・

結果として、トランクリッドが短いショートデッキスタイルへと進化・・・で、その流れがどんどん進んで・・・

いわゆるファストバック形状になったんじゃないかしら?と想像しております。

 

で、そういう諸々の結果として・・・

最新クラウンセダンでは後席足元は広々になっており・・・

後席乗員の頭上までしっかりルーフがあるという感じに仕上っております。

 

ちなみに余談ですが・・・上記ビッグキャビン化に伴って高級車のような大型モデルでは全長拡大した一方で・・・

全長拡大に馴染まないコンパクトクラスではトランクを持たない2ボックススタイルへと集約したのでは?と思っております。

 

あと、上記の大型化に関してはセダン系を事例として書いておりますが・・・

SUV・ミニバン系についても基本は同じで・・・

プラットフォーム共有なんかでホイールベースや全幅等が似たり寄ったりになるため、総じて大柄なボディになっていますね。

 

 

 

さてさて・・・

まあ、こういう感じで・・・ボディサイズの大型化にはそれなりの理由があるだろうことは素人にも理解できる部分があるっちゃあるわけですが・・・それにしても最近の車は・・・という感覚が払拭できないのです。

 

特に僕が問題視しているのは全幅です。

 

たしかに側面衝突時の安全性等のメリットを挙げられれば・・・僕みたいな素人は「なるほど、そうですか」としか言えないのは事実です。

 

ただ、正直に申しまして・・・

いやいや、

そうは言っても全幅1800mmもあれば

充分じゃないの?

・・・という感じなのですよ。

 

で、我らが三菱もねぇ・・・

アウトランダーの全幅1860mm・・・デカすぎる。

 

あと、エクリプスクロス、デリカD:5、RVR・・・この辺は1800mm前後・・・まあ、別にイイけど、もう少し小さい方がもっとイイかも。

 

それと、国内導入するかは分かりませんが・・・

エクスフォースも1800mmくらいらしい。

個人的には5ナンバーサイズを期待していたのですが・・・

なんだかねぇ。

 

まあ、とにかく・・・幅広ボディばっかりなんですわ。

 

 

ていうか、なんで僕がここまで幅広ボディを問題視するのか?

 

それは単純に扱いづらいからですよ。

 

いや、先に書いてしまうと・・・

ボディが大きくても慣れます。

慣れるには慣れる。

僕の経験上ですが・・・少なくとも全幅2m以内であれば、半日ほど運転していればある程度は慣れますよ。

 

ただし、慣れだけではどうにもできない部分があるわけ。

 

冒頭の方でも書きましたが・・・

最近は車が大きくなっているせいで駐車枠に余裕がなくなってきている・・・慣れたところで駐車や乗り降りの際に気を使わなければならないのは変わらない。

 

あと、僕が強く感じているのは・・・

幅広ボディって、左折しづらくないッスか?

・・・っていう話ですよ。

 

コレ、ちょっと説明しますと・・・

 

先ほど・・・車幅拡大のメリットとして前輪切れ角の増大で最小回転半径が小さくなると書きました。

 

たしかに最小回転半径が小さければ小回りが利く・・・

だからUターンをする時なんかには有利・・・コレは事実。

 

しかし、問題は・・・

よくメーカーが公表する最小回転半径ってのは・・・

旋回時に外側の前輪が描く円の半径のことですよ。

 

じゃあ、内輪は?っていう話よね。

車ってのは左右両輪あるので、外輪だけじゃなくて内輪も円弧を描くじゃないッスか。普通。

 

その流れで言うと・・・車幅が広ければ広いほど内輪が描く半径は小さくなるんじゃないのかしら?・・・っていう。違う?

 

そうすると、上図みたいな感じで幅広ボディゆえに曲がれないという状況が起きうるのですよ。

 

例えば・・・

一応2車線あるけど、そんなに車道幅に余裕がない場所って結構あるじゃないですか・・・住宅地の道路とか。

 

で、曲がろうとしたら・・・交差点ギリギリの停止線で車が止まっていて、それがなかなか動かない・・・みたいな状況。

 

そういう場面で上記の幅広ボディの理屈を当てはめると・・・

左の角を避けるように右側に膨らんで左折という方法になるんですけど・・・トラックみたいな大型車なら仕方ないとして・・・普通車ではあまりやりたくない方法なんですよねぇ。

 

で、こういう日常での使い勝手なんかを考えると・・・

全幅1800mm以上は害悪じゃないの?

・・・とさえ思えてしまうのです。

 

まあ、極論ですけどね。

 

とにかく最近の車はデカ過ぎるという感覚があって・・・

 

もっと・・・こう・・・理想的なサイズ感があるんじゃないの?と日々思っているわけです。

 

あ、ちなみに今回の内容は5ナンバーサイズへの回帰を訴えているわけではございません。

 

そういった規格を軸にした話ではなく、あくまでも理想的と考えるサイズをお示ししたいのです。

 

 

そこで、理想的なボディサイズって、どんな?

・・・って、考えるわけ・・・理想的なボディサイズを。

 

・・・考え中・・・

 

・・・

 

整いますた!

 

 

えーっとですねぇ・・・僕の理想は・・・

 

上からハチジュウ・・・

おい!お前、今言ったな?

「上からハチジュウ」って言いかけたな?

                 おい!

スリーサイズの話を

  してんじゃねーぞっ!

         ゴルァッ!

 

あ、ホントすいません。ゴメンナサイ。もうしません。

 

 

・・・(笑)・・・

 

 

ていうか・・・

大事なのはよね。

ねぇ奥さん。そうよね・・・そうだと言って。

 

 

(笑)

 

 

ということで、気を取り直しまして・・・

理想のボディサイズ(笑)

 

 

僕が考える理想のサイズ感は・・・

 

セダンならば・・・

ホイールベース2750~2800mm前後

全長4750~4800mm前後

全幅1750mm前後

くらいかしら?

 

SUVならば・・・

ホイールベース2600mm前後

全長4500~4700mm前後

全幅1750mm前後

くらいかしら?みたいな。

 

なお、全高はボディ形状によりますので除外します。

 

で、このサイズ感をイメージしやすいように調べたところ・・・

 

セダンで言えば・・・

だいたい初代・日産ティアナくらい。

 

SUVで言うと・・・

だいたい初代・日産エクストレイルくらいですよ。

 

コレくらいだと・・・たぶん車内もそんなに狭い感じではなく、一方で外形的には大き過ぎない感じで程良いサイズ感かしら?と思うのです。

 

で、そういうサイズ感のものはいくらでもありそうな気がするのですが、現行モデルでは意外とないのですよ。

 

全長はともかく全幅がね・・・1800mm級になりがち。

 

で、逆に全幅1750mmで追ってみると・・・

車種数が少ない。

 

で、カローラあたりが良さげではあるものの・・・

セダンの理想的なサイズ感としては少し全長が短い気がする。

 

 

まあ、こういう感じで・・・結局、選択肢が少ない。

 

そんな状況に悶々としながら日々過ごしております。はい。

 

 

 

ということで、

理想的なボディサイズの車を考えてみよう

と思った次第。

 

で、今回の題材にするのは・・・

伝説の名車・ディアマンテでございます。

 

文中でも触れましたように、ディアマンテは税制改定後において

いち早く3ナンバー専用ワイドボディを採用しております。

 

コレはある意味、

アッパーミドルクラスの

ワイドボディ化を加速させた主犯である。

と言っても良いのです。

 

以前は贅沢品とされた3ナンバーを広く庶民に浸透させたという点では評価される反面、以降において止まらないボディの大型化を招いた元凶であるとも言える・・・まさに功と罪

 

ですから、この辺で過熱したボディの大型化をクールダウンさせる意味も込めて新型ディアマンテを作ってみたい。

 

 

ということで、作りますた。

 

新型ディアマンテ

 

近年の自動車におけるボディの大型化に対して警鐘を鳴らすべく登場する新型ディアマンテ。

 

サイズは・・・

ホイールベース2780mm

全長4780mm

全幅1750mm

全高1470mm

大き過ぎず、小さ過ぎず、ちょうど良いサイズ感をイメージ。

 

パワーユニットは・・・

4気筒2500ccガソリンエンジン×ハイブリッド。

 

PHEVと言いたいところですが、重量増と価格増を回避したいので採用しないイメージです。

 

価格帯のイメージは300~400万円。

 

要はサイズ感や価格面で古き良きアッパーミドルクラス像を再現する・・・みたいな感じですな。

あと、地味に大事なのがホイールサイズ。

新型ディアマンテでは18インチホイールの装着をイメージしております。

 

ここまで触れなかったのですが、最近タイヤとホイールの大径化も激しいですよね。

ほら、ちょっと良さげな感じのモデルだと20インチホイールが標準装着とか見かけるようになってきたじゃないッスか。

 

アレも正直いかがなものか?と思っている。

重たいし、値段は高いし。

 

せいぜい18インチ・・・いや、正直なところ17インチくらいでも良いのでは?と思っているのですよ。

 

 

・・・なんてね。

 

まあ、こういう感じで新型ディアマンテを想像しましたが・・・ボディサイズの大型化はどこまで続くのかしら?

 

僕の想像では・・・現状のサイズ感が限度だと思っています。

 

なぜ、そう思うのか?

 

コレには新型クラウンセダンの登場が少し関係しております。

 

新型クラウンセダンの全幅は1890mm。

おそらく国内の個人向けセダンとしては相当幅広な部類になると思います。

 

しかも、今回のクラウンセダンはショーファードリブン用途への意欲を強く打ち出している模様。

 

つまり・・・

クラウンがセンチュリー界隈に参入か?という話ですよ。

 

でね、そうなると・・・もうサイズアップも限度を迎えているのではないかしら?と思えるのです。

少なくとも全幅拡大の点ではね。

 

ちなみに現行センチュリーの全幅は1930mm。

それより少し小さい程度・・・つまり1890mmあたりが限度じゃないかしら?と。

 

で、個人需要向けの最高峰であるクラウンが限度に達したと考えると、その格下のモデルもクラウンを最高基準点に据えたサイズ設定をするだろう・・・っていうね。違うかしら?

 

で、トヨタがそういう設定をすると各社もそれに倣うという流れはありがちでしょ?

 

そうなると、少なくとも国産車については現状維持のサイズ感になるかなぁ・・・みたいな。知らんけど。

 

でも、個人的な希望としては現状維持というよりダウンサイズに転じることがあれば良いなぁ・・・なんて考えておりますがね。

 

 

・・・ということで、ここからはオマケネタ。

 

昔・・・こんな車があったのですが、皆様ご存知ですか?

トヨタ・プログレ

小型車サイズに2500ccまたは3000ccの6気筒を搭載して、内装も高級に仕立てた・・・セルシオの小型版みたいな車でしたよ。

 

そのサイズは・・・

同年代で言うとコロナプレミオと同等のサイズだった。

 

ある意味、僕みたいな感覚の人間からすると理想的な車でした。

そんなプログレですが・・・売れなかったのよね。

イイ車だったのにね。

 

まあねぇ・・・結局、高級車ってなると・・・やっぱりもう少し大きい方が良かったのかもね・・・みたいな。

 

プログレの全幅は1700mmだったらしいけど、それこそ今回理想的数値としてお示しした1750mmくらいなら少し状況は違っていたかもしれませんな。

 

まあ、全幅の件はさておき・・・

個人的にそのことよりも気になっていた点があって・・・

このヘッドライトですよ。

コレ・・・どうなのかしら?ってね。

 

いやいや・・・好みの問題ですから、コレがお好きな方もいらっしゃるはず・・・もし、そういう方が見ていたらゴメンナサイ。

 

ただ、高級車としての定番的なものを想像するなら・・・もっとこう・・・保守的な雰囲気というか・・・

 

要するに・・・

こういう感じの方がもう少し売れたかもね的なことを考えてみたわけなんですけど・・・やっぱダメかしら?とも思えてきた(笑)

 

そもそもヘッドライトとかそういう話ぢゃなくて・・・

やはり「小さな高級車」という方向性は厳しいかも。

 

結局のところ、車・・・特に高級な車にはステイタス性を求める傾向がある限りは少しでも大きく立派に見えるヤツが好まれるということですかね。

 

 

ということで・・・

今回もアレヤコレヤ書いてしまい大変失礼いたしました。

 

 

 

今回は以上です。