ダイとは毎日遊んだり、バイト先で一緒だったり、ほんと楽しい。


ある日1人暮らしのダイはアパートにスカパーを入れたいから電気屋さんに行きたい!


と言い出して、一緒にアンテナを買いに行くことに。


いつものように車でダイを迎えにいってアパートの下で彼を待つ。


お待たせー♪とダイが車に乗り込んでくるんだけど、


ほわぁ~~~


ダイはいつもいい香りがするんだよね。色っぽい甘いにおいがするの。


その香りに包まれながらふとダイを見てみると首にはあたしのネックレスが!


ユニセックスっぽくてかっこいいやつだからダイでもつけられる感じ。


「あー!それあたしがこの前忘れていったやつ!」


「いいでしょ?これかっこいいから♪貸して♪」


もぉ~っとあたしは言いながらも自分のものを身につけてくれたことに対してすっごくうれしくって・・・




広い店内を二人でうろうろしながらアンテナを物色。


歩くとき、自然に腕組みをするのは二人とも共通の癖だったりして、


そんな二人の姿がガラスに写るのを見るのが好きだったりして☆


そうこうしてると少し歩調がダイから遅れちゃった。


ダイは振り返りながら、そんなあたしに手を差し出す。


あたしはすこし駆け足でその手をつかみに行った。


「よそ見して離れちゃだめだよっ」


そう言ってだいはきゅっってあたしの手を握った。




家に帰って二人でアンテナを付け始めた。


あーでもないこーでもないって二人できゃっきゃしながら取り付ける。


やっと付け終わって、二人大好きな音楽番組をみながら晩御飯。デザート。愛し合う。


・・・・・


もうこういう毎日の中で、あたしはダイの彼女になったって思ってた。


というか、普通、こういう状況ってカップルしかしないよね??





それから数日後、友達とカラオケに行って帰りがもう夜中。


お家に着いて少しして、ダイからメールが入った。


   今飲んでるよー^^ほろ酔い~~


カラオケしてるとき、友達から


「もう付き合ってるっぽいけど、でもちゃんと確認しなきゃ不安じゃない??」


といわれてしまってあたしは図星だったし、ほんとに不安だったし


ちゃんとダイに確認しようと思ったの。


   ねぇ、聞きたいことがあるんだけど・・・・


   ん?どしたん?


   あたしね、ダイの事好きだよ。もう分かってると思うけど・・・・

   いつもね、遊んだりご飯食べたり一緒に寝たり、それだけで幸せなんだけど

   ちゃんとダイの気持ち、聞いたこと無いから聞きたくって・・・


   俺もミカさんのこと好きだけど、それは何かまだ恋人としての好きじゃないっていうか・・・

   でも今一番ミカさんといて落ち着くし、楽しいし、一緒に居たいんだ。それはホントだよ?


そのメールをみてあたしはびっくりした。


へ?恋人としてのスキじゃない・・・・


   そうなんだ・・・でもあたしは好きだから・・それはちょっとつらいかも


   ごめん、でも一緒に居たいんだ。ダメかな?もう今までみたいに遊ばないほうがいい?


あたしは絶対引きずるに決まってる。ホントは遊ぶのもやめようと思った。


   うーん、でもあたしもダイと一緒にいたいって思うのは同じだよ。

   わかった。じゃあ二人の気持ちが一緒のうちは遊んでていいんじゃない?


なんかかわいげのない返事をして、結局そのときはそれで終わってしまったの。




これが俗によく言う「友達以上恋人未満」ってやつなのね。


別にダイはあたしのこと遊んでるわけではないのはなんか分かってるし、


一緒に居て心地がいいのは確かなの。


でももうこれ以上好きになっちゃいけないって思わなくっちゃ。


傷つきたくない一心であたしはそう決めたの。