東北本線 日和田駅~2018年8月に棒線化されたよう | やわやわとまれ♪の鉄道雑記帳(時刻表やら車両運用やら構内配線やら)

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 常磐線や水戸線、磐越東線、磐越西線、東北本線など現在のJR水戸支社、東北本部(仙台)管内の路線を中心に鉄道信号や標識、配線、運転、車両運用について書きとめていこうと思います。

ご覧いただきありがとうございます。

東北本線日和田駅(ひわだ)の巻です。福島県郡山市日和田町にあります。

2019年1月1日に構内工事のため、部分運休する告知がありましたので、見に行ってきました。

青森寄りに架かっている県道の跨線橋から青森方を見たら、

上り線のポイントが固定されていて、通過線だった旧来の上り本線が取り払われていました。

かなり工事は進んでいて驚きでした。写真右端の信号柱は以前、下り出発信号機があったもの。

ポイント部分で制限がかかってしまうものの、すでに棒線化されて旅客も貨物も旧来の上り1番線側を走行するようになっていました。

 

2018年11月現在の配線略図はこちら。

信号は閉塞信号機となっていて、郡山~本宮通しての番号に振り直されていました。

下りホームの青森寄りに建てられた下り第5閉塞信号機。この信号機は新たに建て替えられたものです。

東京方の上り線を跨線橋から見ました。

曲線を緩和する工事が行われているところでした。1月1日は、青森方も含めてこの工事を完遂させるのでしょう。架線も引き直すのですから大変。

下りホームから東京方を見たのがこちら。

上り出発信号機は上り第3閉塞となっていました。かつては本線用、上1番用があったのですが、柱を見ると新しいので、建て変えたようです。

お知らせが掲示してありました。2018年8月13日に棒線化が行われたようです。

本線を取り払うだけでも、かなり時間を要するのですねえ。ホームを上り本線だった方へ伸ばすのかと思いましたが、建築限界の計測が大変なのか、前後のポイント部分の曲線を緩和する方が安価に安全に仕上がるのでしょう。

 

日和田駅は、立派な跨線橋が現役です。

階段部分はかなり幅広いです。

側面や屋根は木造なのも、なかなか良い雰囲気です。

 

駅舎は待合のみ。

 

下り本線の外側・西側にはかつて下1番があったようですが、こちらははがされてからかなり時間がたっているようです。

 

かつての下り場内だった信号機は、下り第4閉塞信号機となっていました。

 

青森方にある広の入踏切。

自動車通行不可ですが、近隣の方々には必要な道なのでしょう。

ここから青森方を見ると、

下り線の外側・西側に上り中継信号機。

ホームの方を見ると、

上り第4閉塞信号機。ここに上り場内信号機があったはず。

 

つい最近まではこのような配線だったはずです。

KASAさんご提供・1989年3月現在の配線略図。すでに下1はないです。

通過用の本線があった日和田駅も棒線化のレポートでした。

 

調査・撮影は2018年11月25日。

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