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日立駅で見た線路表示式入換標識の2回目です。
日暮里方にある入標の開通表示を2094レの入換で見ました。
再度、日立駅の配線略図です。
日暮里方には三機の線標があります。結論から言うと、2094レの入換(中線~①~上り入換~②~下2~③~上り入換~④~下4~⑤~上り入換~⑥~下2)で開通表示を行うのはCのみです。
①中線~上り入換の線標Cの開通表示です。「12」(上り入換線)-「□10」(中線)と読めます。
上り入換線に小名浜(泉)からの10両が引き上げました。一番日暮里方にある線標Aは「-」。2094レの入換中、開通表示なし。
線標Aは、上り入換線のさらに外側の日立製作所専用線につながっていた側線のものでしょうか。そうだとすると入標は生きていても、側線の機能は事実上やめてしまっていたようです。一機構の線標の開通現示、見てみたかったなあ。
②上り入換線から下2へ10両すべてを押し込みます。
その際の線標Cの開通現示。「12」(上り入換線)-「□2」(下2番)。操車担当さんが入標を確認するのに、25号ロの手前で一旦停止していました。左上端に半分だけ写っている線標Bは停止現示。線標Bは、日立製作所専用線につながっていた側線のものなのかな。そうだとすると現在は58号ロの外方で線路が使用停止になっているし、架線がないので、こちらも事実上使用停止と同じかと。
Cの開通表示、発点と着点が逆です。う~ん、やはり疑問です。
③下2番で岩沼方7両を切り離して、3両のみで再度上り入換線に引き上げます。
線標Cの開通現示は同じ、「12」-「□2」。
④57号の外方で止まって、上り入換線から下り4番へ押し込み。「12」(上り入換線)-「□4」(下4番)と読めます。
やはり発点と着点が逆です。謎だ。
⑤下り4番で後よりに8両連結して、11両で三度上り入換線に引き上げます。このときの線標Cは、「12」-「□4」のままです。
⑥上り入換線の57号外方で止まり、下2番に押し込みます。
線標Cは「□16」(上り入換線57号外方)-「2」(下2番)の開通現示。
下2番に止めておいた7両に連結して、18両となり、ブレーキ試験後、2094レは発車準備完了です。
④の入換(下4番への押し込み)の時、57号外方からなので「16」-「□4」となっても良さそうですが、「12」-「□4」なのはどうしてなのでしょう。
線標の開通表示は謎が多いです。
線標について、コメントまたはメッセージをお待ちしております。ぜひ教えてください。よろしくお願いします。
もう一つ、お願いです。
JRになってからの日立駅の配線略図(連動図表でしたらば、さらにうれしいです)をお持ちの方がいらっしゃいましたらば、ぜひ拝見したいです。メッセージでご一報をお願いします。
2018年10月4日撮影。
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