線路表示式入換標識 ~日立駅を例に 深みにはまりそうです (1) | やわやわとまれ♪の鉄道雑記帳(時刻表やら車両運用やら構内配線やら)

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 常磐線や水戸線、磐越東線、磐越西線、東北本線など現在のJR水戸支社、東北本部(仙台)管内の路線を中心に鉄道信号や標識、配線、運転、車両運用について書きとめていこうと思います。

(2018年10月8日 配線略図ほか一カ所修正)

ご覧いただきありがとうございます。

 

線標(線路表示式入換標識)の開通現示を見たくて、日立駅の入換を見に行ってきました。

日立駅の配線略図です。

下り2095レは、1125(下1)着。<小名浜行き7両><日立行き8両><小名浜行き3両><EH500>→ という編成です。

<小名浜行き7両>を切り離して、<日立行き8両><小名浜行き3両><EH500>が下1から下入換線に。

その入換時の、一番岩沼寄りの線標Eの表示です。下1番線が発点で「□1」、下入換線「FP」の開通と読めます。

 

続いて入換車両は、下入換線から下4番へ。

 

最も岩沼寄りの線標Eは「FP」「□H」表示で、下4番山側の線標Dは「H」「□4」。

4番線を発点に、H(72号と77号分岐の間、おそらく77号の外方)、下入換線と連続しての開通。

入換標識の発点・着点と、車両の入換方向が逆で、疑問です。線標の開通は、方向性は関係がないのでしょうか。

 

よく写っていませんが、下り入換線から、下4番への押し込み中の線標D,E。

 

下4番に<日立行き8両>を切り離して、<小名浜行き3両><EH500>が下り入換線に引き上げます。

このときの表示は上記のまま。これは順方向なので、発点、着点が一致しているので理解できます。

 

72号外方まで引き上がると、

<小名浜行き3両><EH500>は、再び下1番へ。このときの線標Eは、「□U」「1」。

 

繰り返しますが、下り入換線と4番線の行き来は、□4-H、□H-FPのままでしたが、入換標識は、方向性は問わないのでしょうか・・・

深みにはまっている気分です。

 

発点、着点の記号、番号は、操車担当、信号担当が熟知していればよいので、どこかに書かれているわけでもなく、すべてのルートを探り当てるのは、困難ではないかなあ。。。

発点の標はあるにはあったのですが・・・(下1番出発信号機のたもとにある「K」。下4から下5、6が分岐していた頃のものでしょうか

 

線標について、コメントまたはメッセージをお待ちしております。ぜひ教えてください。よろしくお願いします。

 

2018年10月4日撮影。

 

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