水郡線 磐城塙駅 | やわやわとまれ♪の鉄道雑記帳(時刻表やら車両運用やら構内配線やら)

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 常磐線や水戸線、磐越東線、磐越西線、東北本線など現在のJR水戸支社、東北本部(仙台)管内の路線を中心に鉄道信号や標識、配線、運転、車両運用について書きとめていこうと思います。

水郡線 磐城塙駅 の巻です。

福島県東白川郡塙町にあります。1993年に自治体の施設と一緒になった駅舎で、線路側から列車と一緒に撮影した駅舎がよく紹介されているような印象があります。右の二つの黒っぽい屋根のところが塙町図書館。

磐城塙駅も自治体委託での切符販売です。

 

保守基地用の線路も無く、安全側線もなく、構内配線はとてもシンプル。

 

下り出発 5R。外側には保守基地があっても良さそうな用地があります。

第二渋井踏切から見た磐城塙駅構内。分岐直前のATS地上子が良い感じ。ジリリリ~ン、ピンポンピンポンピンポン~はなかなか聞けなくなりました。

山の緑がきれいです。この後、あの緑の麓まで行くことになるとは・・・

逆に安積永盛方を見ると、

広々。久慈川沿いの田園が開けています。背中は、上り場内 5L 。

道をたどって回り込んでやっと撮影。場内信号機の隣には出発信号機を見る信号喚呼位置標が。

線路に近い道をたどって、上り遠方信号機(5L)。LEDに換装されています。

戻って戻って

上り出発信号機 2L。Yは閉じてありますね。この先、四種踏切(羽黒山踏切、不動尊踏切)が二つあるので、気笛吹鳴標識がありました。

 

宮田踏切から磐城塙駅構内。シンプルで、きれいですねえ。駅舎の三角もすてきです。

同じ踏切から水戸方。場内信号機発見!

でも、ここから、下り場内と下り遠方を撮影するのに骨が折れました。

 

町並みの間にひょこっと現れた下り場内。

下り場内は以前からの信号柱です。一番上の三角と白いポールが時代を感じさせてくれます。

やはりひさしは長いタイプ。

幸運にも不動尊踏切から下り場内 2R を観察撮影できました。

下り遠方を探して歩いて行くと、下り場内中継 (2R) がありました。こちらもひさしがついています。

山の麓はツツジが満開。風呂山公園といって、一番の見頃だったよう。手前に川上川橋りょう。電線を避けて、キハと一緒に撮ったら映えるかなあ。さらに遠方を探して川を渡ってやっとのことで

下り遠方 (2R)。

 

ただただ信号機を撮影するために歩くのですが、以外と楽しい町歩きになります。細い道にもさっと入っていけるので、思わぬ収穫が得られます。

青の矢印が遠方信号機のおおよその位置です。

シンプルな磐城塙駅。配線を見るだけだったらすぐですが、遠方信号機~遠方信号機をたどるとかなりの距離になりました。

下調べもせずに行ったので、それはそれで楽しむことができました。

山の裾をたどるように敷かれている水郡線。地形図とも照らし合わせて、町の歴史もたどると、もっとおもしろいかな。

町並みや風景も一緒に紹介できるといいかなあ。

 

撮影、調査は2018年4月28日。

 

(コメントのしようがないかも・・・ですが)よろしければ、ぜひコメントをお寄せ下さい。お待ちしております。

 

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