昨日に引き続き
ブラームスの
交響曲第1番第4楽章序奏についてです。
昨日のティンパニ等
昨日の記事、
一生忘れられない雷雨の出来事を
序奏に感じる、は
コメント欄や追記で書きましたように
曲を作る際
その時の経験が
アイデアの中で活かされたのでは
という意味に
とっていただければと思います。
今日は雑記的な感想で
オーケストラ鑑賞初心者の
素朴(?)な疑問です。
オーケストラスコアを購入
ベルリン・フィル来日公演で
この作品を聴いた後
楽天ポイントが貯まったので(笑)
初めて
スコアを買うことにしました。
ポケットスコアです。
今まで
ピアノやエレクトーン、
バンドスコア(キーボードがあるもの)
などは購入していましたが、
オケのスコアを買うという発想はありませんでした。
フォローさせていただいている
クラシック音楽に大変お詳しい
こゆさんが
(こゆさんのブログ:こゆのこゆ記)
オーケストラスコアを
購入されているという記事を拝読し、
なるほど
そうすれば
どの楽器がどの旋律を演奏しているか
わかるんだー
と気づいた次第です。
ホルンとフルートの主題
私が
敬愛のメッセージだの
恋愛を昇華だの書き散らかしている
第4楽章の序奏にくる
アルペンホルン風の
ホルンによる主題、
それに続く
フルートによる主題の繰り返し
このスコアを初めて見た時びっくりしました。
⬆️緑マーカーはティンパニ
黄マーカーがホルンの主題
ホルンには
sempre e passionato
情熱を持ち続けて
の指示が。
⬇️次のフルートでの主題も同じ(黄マーカー)
情熱的だったのか!
いやまぁ、
情熱にもいろいろありますから
燃え盛るような恋の炎
とは限りませんけれども。。。
ホルンもフルートも
元々の楽器の音色の印象から
情熱的でも
誰の演奏であっても
この主題の響きに
ピュアさを感じてしまうのは私だけ?
旋律的にも
長く持続させる音なので
メラメラした情熱は表現しにくそうだし
それもわかっての
長く続くまっすぐな愛
と感じてます。
(また深読みに突っ走っている?笑)
いずれにしても
クララのお誕生日に贈った
このフレーズとメッセージを
『sempre e passionato
情熱を持ち続けて』
と指示しているのですから
クララへの気持ちがよくわかります。
古楽器による演奏
昨年の
ベルリン・フィル来日公演をきっかけに
シュタインバッハの様式
(マイニンゲン宮廷楽団楽長で
ブラームスから直接意見を聞いて
納得いく形で演奏した時の記録を元にしている)
があるのを知りました。
ペトレンコさんも
マイニンゲン宮廷楽団で
指揮をされてきたので
シュタインバッハ弟子の記録に目を通され
昨年の演奏にも活かされたそうです。
また、
ベルリンフィルにも
過去から伝わる
ブラームスの演奏法があるらしく
それらを合わせての演奏だったのかなと思います。
ペトレンコさん指揮の
ベルリンフィルのアルバムが
とても良かったので、
他の指揮者の
シュタインバッハ様式をいくつか聴いてみました。
同じ様式といっても
テンポも様々
アゴーギグを効かせるといっても
どこでテンポを落とすか
なども違うということもわかりました。
最後の方で
速いテンポを急に落としていったり
速いオケ演奏から
ソロでテンポを落ち着かせるのは
いくつかのオケで共通する指揮もあり
突っ走ったままフィナーレもあれば
急がず威厳を持っていたり
ここがシュタインバッハ風なのかな
と想像するのは楽しかったです。
ブラームスの親友ヨアヒムが
この作品をイギリスで指揮した時、
リハーサルを見ていた
スタンフォード(アイルランド系作曲家)
によると
“拍が焦り気味で気まぐれ“で
“正確さ“に慣れたイギリスの奏者が
ついていけなかったとのこと。
(『ブラームス回想録集 ブラームスと私』より)
この書き方に
演奏に対する考え方の違いを感じます。
一定のテンポでなく
表現に合わせて変化するのを
“気まぐれ“と
とらえたのでしょうか。
“焦り“というのは
テンポが速め?
いずれにしても
ブラームスは
型にはめた演奏より、
演奏者によっての変化も
楽しんでいたようですから
シュタインバッハだけにこだわる必要もないとも思います。
1つ言えるのは
ブラームスは当時どんな演奏が好きだったのかな
という好奇心を満たしてくれます。
さて
シュタインバッハ様式を
いくつか聴いた中
インパクトが強烈だった演奏がこちらです⬇️
ガーディナー指揮
オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティック演奏
ブラームス:交響曲第1番第4楽章
「オルケストル、、、」は
ガーディナーが設立した
古楽器オーケストラとのこと。
この第4楽章の
ホルンの主題が衝撃でした。
(2分20秒付近から)
なんと雄々しい
そして
アルプスの山々や自然が浮かぶよう
さらに
大らかな力強い愛をひしひしと感じる、、、
ブラームスは
ヴァルブホルンではなく
ナチュラルホルンにこだわりがありますよね。
この演奏も
ナチュラルホルンの理解で合ってますでしょうか?
インパクトある音色を聴きながら
ブラームスのこだわりに納得。
迫力だわ〜
このアルバムの
第1楽章もすごくて、
いきなり
えっ!?
となりました。
いつもの
弦楽器の上昇旋律を想像していたら
下降旋律が大きくて
不穏さ倍増
その後も
各楽器の演奏は繊細なのですが
オケ全体でみるとワイルド
ベルリンフィルのような
密に1つにまとまったオケの音とは
真逆の印象で
各楽器の旋律が浮き出る。
ブラームスが
この作品で
楽器の音色を組み合わせていく様を見るよう。
私の中では
ベルリンフィルと
オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティック
は
音色的には
印象が全く違うオケとして
両方の演奏が好きになりました。
オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティックの
ブラームス作品演奏を
ライブで聴いてみたいです。
ガーディナーは3年前に暴力事件を起こしたとのこと。
今回のアルバムはそれ以前の
2007年で
演奏オーケストラには問題がないので
ブログに書かせていただきました。
①の記事です⬇️
お読みくださりありがとうございました。


