先ほど、ピアノで

 

シューマン

『ユーゲント アルバム

(子供のためのアルバム)』

 

を弾いていて

あることに気づき

練習を止めて書いています。

 

私自身は

今まで知らず

今日、

初めての曲として弾いて

気づいたので

びっくりしたのです。

 

一昨日

ブラームスの

2つのラプソディ』について

第1番と

グリーグの『ペール・ギュント

オーゼの死

に似た旋律が使われていると書きました⬇️

 

2つのラプソディはその頃に亡くなった

シューマン家の末っ子

フェリックスを想って

作曲したのではないかと書きました。

 

この『オーゼの死』より前

シューマンが作曲していた

 

『ユーゲントアルバム

作品68 第9曲

民謡 Volksliedchen

 

にこの旋律があったのです。

 

⬆️左がシューマンの『民謡』 

右がブラームスの『2つのラプソディ 第1番

 

桜『民謡』の始まりの旋律は

悲しげにIm klagenden Ton

ラレミ・・・

と上昇してから下降します。

 

桜ラプソディも

ラレミで始まり

変奏曲のように少し変化した形で

上昇してから下降する旋律が出てきます。

 

桜民謡はニ短調

 

桜ラプソディは

ロ短調で始まりますが

この旋律からニ短調に転調

民謡と同じ調となります。

 

追記(2026年4月4日)

ラプソディは

再びロ短調に戻り

最初の主題を繰り返したあと

 

星中間部

『民謡』の旋律

ラレミ・・・

ロ長調転調した

明るく穏やかな変奏に

 

桜民謡は

陽気な曲調に変化した後

再び

初めの調子に戻って

Wie im Anfang

最初の

ラレミ・・・の旋律を

左手に移して終わります。

 

桜ラプソディは

ラレミ・・・の旋律を

ロ短調に転調した

ファ♯シド♯・・・の旋律を

左手に移して終わりへと向かいます。

 

⬆️左がシューマン『民謡

緑色のラインが左手「ラレミ・・・」の旋律

右がブラームス『2つのラプソディ 第1番

青色のラインが左手「ファ♯シド♯・・・の旋律

 

これってもう

確信犯

(って悪い意味じゃないですよ、もちろん)

ですよね。

 

ブラームスは

シューマンの『民謡』から

「ラレミ・・・」の旋律を引用し、

その使い方(最後は左手)まで

同じ形式にしている。

 

何よりも、

 

この『民謡』を含む

『ユーゲント アルバム』は

もともと

ロベルト・シューマンが

自分の子供たちのために

作曲した曲を集めたもの。

 

想像ですが、、、

 

「民謡」を知っているブラームスは

グリーグの『オーゼの死』

(1875年作曲)を聴いた時、

同じ旋律だと気づいていた。

 

ペールギュントの『オーゼの死』では

息子ペールが枕元で

母オーゼを看取ります。

 

クララ・シューマンの息子

フェリックスは

母クララのいる家で

長姉マリーの腕の中で

息を引き取りました。

 

ブラームスは

イメージを重ね合わせ

 

ラプソディを

作曲した時期(1879年)

に亡くなった

フェリックスを想って

引用したように思います。

 

全音楽譜の解説によると

 

シューマンは

『民謡』の旋律が

ノルウェーの性格だと記しているとのことで

 

ノルウェーの作曲家

グリーグの作品に

同じような旋律があるのも納得。

 

ロベルトは

フェリックスが

クララのお腹にいる時に

入院し、

生まれたあとも会えませんでした。

 

父ロベルトを直接知らない

フェリックスを思いながら

『2つのラプソディ第1番』を

作曲したのなら、、、

 

作品の中で

ロベルトの旋律で

フェリックスを包み

父と子が

天国での出会いを

願ったのでしょうか。

 

中間部は

ロベルトの旋律を

長調に変奏して

まるで

ロベルトに抱かれて

フェリックスが

天国へ導かれるような

暖かさと輝きを感じました。

 

ロベルトの

わが子への愛に満ちた

ユーゲントアルバムを引用する

ブラームスの優しさと愛を

感じずにはいられません。

それともまた深読みで突っ走ってる???

 

⬆️シューマン『民謡 Op.68-9』

ピアノ:安並貴史

 

 

⬆️ブラームス『2つのラプソディ 第1番 第2番』

1分40秒付近から「ラレミ・・・」の旋律が始まります。

 

 

みなさまはどうお感じになられたでしょうか、、、

 

 

続きです

 

第2番も『民謡』の旋律がありました⬇️

 

 

 

お読みくださりありがとうございました

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