ブラームスの
『2つのラプソディ 第1番
Op. 79−2』
に
グリーグの『ペール・ギュント
第1組曲
オーゼの死
Op.46ー2』
に
似た旋律があり
それは
シューマンの
『ユーゲントアルバム
(子供のためのアルバム)
作品68 第9曲
民謡 Volksliedchen』
の旋律に類似
グリーグとシューマンを
取り込んで
シューマン夫妻の
亡くなった息子フェリックスを想って
作曲したのではと
ブログを2回書きました⬇️
そのあと
第1番がそうなら
第2番も
シューマンに関係した旋律があるかも
と思い聴き直しました。
そして楽譜を見比べました。
すると
第2番にもありました
⬆️左がシューマン:ユーゲントアルバム 第9曲 民謡
右がブラームス:2つのラプソディ 第2番
シューマンの前後の
悲しげな旋律はラプソディ第1番に
中間部の陽気な旋律(緑色のライン)は
ラプソディ第2番に
似た旋律(青色のライン)がありました。
調は違いますが
ブラームスは
シューマン同様
ファをファ♯や
シ♭をナチュラルにして
同じコードにし
3連符を
左右で組み合わせることで
シューマンに似た
長調のリズムにしています。
そのあと
シをシ♭に
ファ♯もナチュラルに戻し
物悲しげな旋律に変化させます。
この旋律は繰り返しを含めて3度出てきます。
この旋律の類似は
ソックリそのまま
というわけではありませんが、
変奏のような形で
第1番と第2番をセットで見た場合
共に
ユーゲントアルバムの
『民謡』
の旋律を引用したと
意識するほどの類似はあると思います。
シューマンと
離れたところでは
第2番の
53小節と105小節から始まる旋律は
葬送のような印象を受けました。
聴いていると
ショパンのピアノソナタ第2番の
第3楽章を思い出したのです。
オンライン情報を調べたのですが、
ブラームス・ポータルや
ウィキペディアにも
『2つのラプソディー』には
詳しい解説がなく
引用については書かれておらず
作曲の動機といった
背景の解説を
見つけられませんでした。
いずれにしても
個人的に
疑問に思ったことを
自分の納得いく形で
答えが出た気がしたので満足です。
ヴァイオリン・ソナタが
フェリックスや
クララ・シューマンへの想いが
メインとするならば
2つのラプソディは
ブラームス自身の感情が
より表現されているように感じます。
2つのラプソディを聴く時や
いつか、もし
ピアノで弾ける時が来たなら
その気持ちを表現するように
弾いてみたい
と思いました。
⬆️ブラームス:2つのラプソディ第2番
ピアノ:マルタ・アルゲリッチ
続きです
お読みくださりありがとうございました



