今月行った演奏会を振り返ってみたいと思います。
「コンサート・リサイタル・観劇」テーマ内のブログに書かなかった話で
演奏に直接関係のないおまけ的な内容がメインです。
一番印象に残ったこと
最初は演奏に関することです。
7月最初のリサイタル
サー・スティーヴン・ハフの一曲目はガツンときました。
シャミナードの秋
CDやYoutubeで何度も聴いてましたが、
やはりライブでしかわからない生の演奏の響き。
サー・スティーヴンのアルバム収録「シャミナード」については以前ブログに書いています⬇️
CDで聴いていた時は意識をしたことがなかったのですが、
実際目の前で聴くと、
右手と左手の音色と音量がハッとするほど違ったのです。
(個人の印象です)
1台のピアノなのに複数の楽器で合わせているように。
演奏姿や指を見ても、
左右同じように弾いてらっしゃるように見えるのに、
右手のメロディはクリアでメゾフォルテ
左手は柔らかいメゾピアノ
バランスが絶妙で、
これがプロフェッショナルなのだ
超絶技巧な曲でなくても
超絶技巧な「職人技」
私にはかなり衝撃的でした。
家でCDを聴き直すと、
確かにこの弾き方。
軽やかに自然に聴こえる演奏は
緻密に考えられた弾き方なのだなぁと
感じたのでした。
音楽とは関係ない話
ここからは雑談系です。
①まずは先ほどの続きでサー・スティーヴン。
リサイタルの時は気づかず、
協奏曲を聴きに名古屋へ行った時に気づきました。
背が高い。
リサイタルはお一人なのでわかりませんでした。
協奏曲はオーケストラの方や指揮者がいらっしゃるので
一緒に歩かれてわかりました。
背が高いといえば、
オッテンザマーご兄弟も背が高かったです。
②弟さんのアンドレアス・オッテンザマーさん
どの曲だったか忘れましたが、
始まる前に
楽譜がパラパラと数枚床に落ちたのです。
それをバーゼルの楽団の方が拾って
A・オッテンザマーさんに手渡し、
その楽譜を眺める表情が面白かったというか
興味深かったといいましょうか、、、
(個人の印象ですので、
そんな雰囲気に見えた程度に軽く流してください)
楽譜が散らばっちゃったら、
ヒヤッとするか、
何ページ目が抜けたんだろう、とか
真面目な表情になるかと思いきや、
んっ?これはなんだろうね
みたいな
他人事のような表情の笑顔で
とりあえず譜面台にはのせておきましょうか
みたいな感じで置かれたのです
つまりは
覚えてるから楽譜はいらない
ということからのあの表情だったのかな、と。
茶目っ気のある方だなぁと思いました。
(繰り返しますが、あくまで個人の印象です)
楽器が綺麗
③マリー=ピエール・ラングラメさんの
ハープの装飾がとても美しかったです。
絵画に出てくるような
天国で演奏するようなハープでした。
④大阪フィルのコンマス、
崔文洙さんのヴァイオリンのアジャスターは
“デコアジャスター“というのでしょうか
スワロフスキーか宝石かわかりませんが、
キラキラとカラフルに輝いて、美しかったです。
雑談にお付き合いくださりありがとうございました。
お読みくださりありがとうございます。