このブログで、
地味ながらも継続的にアクセスしていただく記事があります。
これです⬇️
ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」は
とても美しくて、
クラシック愛好家でなくても
どこかで耳にしたことがある曲。
随分前の映画、
「ある日どこかで」でも使われて、
今でも、この映画もサントラも好まれているようです。
今年公開された、この曲の演奏動画から
映画に使われた第18変奏を
今日改めて視聴しました。
⬆️これはフルバージョンで、
第18変奏は16分辺りから始まります。
第17変奏の混沌とした先の見えないような旋律から
次第に18変奏の、
光の筋が見えるような美しい旋律へと変化するのが素敵です。
グランドピアノの試弾を始めたので、
この演奏に使用された
ヤマハの新CFXの音色が気になります。
弱音の打鍵がフンワリとしていて、
「打」鍵というより、
「触」鍵。
これで音が出ている。
サー・スティーヴンだからなのか、
新CFXだからできるのか、
すごく知りたい。
(青字が追記です)
昨夜、英紙ガーディアンのレビューを読んだら、
今まではホールにあるピアノを使うタイプだったのに、
先日のリサイタルは、ご自分のヤマハCFXを持ち込まれたそう。
かなりのお気に入りとみた。
レビューは絶賛。
リストの巡礼の年からの曲に関しては、
CFXとサー・スティーヴンの生み出す音色について
書かれていました。
低音の共鳴と
時にほんの少しきつめながら明るい高音
ずば抜けた強弱の幅広さーPPPからfffまで
によって息をのむほど素晴らしく、
リスト自身の演奏かと思わせるほどだったそう。
CFXとサー・スティーヴンが創り上げたマジックだったのでしょう。
そのレビューはこちらです⬇️
CFXは誰が弾いても
音色に幅が出せるのだろうか。
テクニックのある者だけが弾きこなせるのだろうか。
一生触れる機会のないだろうCFX。
音色だけ動画で堪能しています。
そういえば、
ブログ管理のページに、
去年の今日書いたブログが表示されてました。
今日は、サー・スティーヴン・ハフのお誕生日でした。
おめでとうございます。
いつも美しいピアノ演奏を聴かせていただいて感謝しています。
お読みくださりありがとうございました。