【裁判知識】 弁護士に裁判を依頼した場合Q&A | mitosakura-lawのブログ

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水戸さくら法律事務所。相談者からよくある質問や生活で役立つ法律知識・雑学などを簡潔に解説します。

 弁護士に裁判を依頼した際に、依頼者からよくある質問とその回答。

 

【質問1】

 裁判は、どれくらいかかりますか?

【回 答】 

 これは依頼した事件の種類や難易により異なるので、一概に言えません。

 しかし、通常訴訟の場合、訴訟が提起されてから、おおよそ、半年から2年程度を目安とみてください。

 また、簡易裁判所が管轄の事件の場合(訴額が140万円以下の事件)は、訴訟提起されてから3か月から半年程度を目安と考えてください。

 

【質問2】

 裁判は、毎週(毎日)あるのですか?

【回 答】

 1か月に1回程度が目安です。

 裁判所に係属している事件数が多かったり休廷期間を挟むと、2か月に1回程度になる場合があります。

 

【質問3】 

 自分も毎回裁判に出席する必要はありますか?

【回 答】 

 弁護士が出席するので、依頼者は、毎回裁判に出席する必要はありません。

 依頼者が必ず出席する必要があるのは、当事者尋問(とうじしゃじんもん)の日です。

 多くの場合、当事者尋問は裁判の最後の方に行います。当事者尋問を行わないで、和解で終了する場合もあります。

 

※ 当事者尋問とは、当事者が証言台に立って、宣誓をした上で、弁護士や裁判官からの質問に答える場です。質問に対し答える場ですので、自分の言いたいことを自由に述べる機会ではありません。

 当事者尋問の詳細は虫めがね別記事で説明します。