【交通事故】 ドライブレコーダー搭載のすすめ | mitosakura-lawのブログ

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水戸さくら法律事務所。相談者からよくある質問や生活で役立つ法律知識・雑学などを簡潔に解説します。

 あおり運転が問題になる中で、ドライブレコーダー(車載カメラ)を搭載した車の数は年々増えています。

 アマゾン等のネット通販でも以前よりも安価で販売されており、搭載のハードルは低くなっています。

 

 あおり運転対策だけではなく、交通事故の示談交渉においても、ドライブレコーダーは解決に重要な役割を果たします。

 

 それは、過失割合を判断する場面です。

 

 センターラインオーバーの事実が問題になっている事故や、赤信号無視が問題になっている事故、速度違反の事実が問題になっている事故、歩行者の飛び出しの有無が問題になっている事故等、事故態様で当事者の主張が食い違う場面は多いです。

 こういう場合に、ドライブレコーダーで録画していれば、真実を明らかにすることが出来ます。

 もっとも、真実は、いつも自分に有利とは限りませんが。

 

 事故態様に関し、当事者の主張が食い違い、過失割合で折り合いがつかずに裁判に発展するケースはままあります。

 

 数十万円の修理費用等のために、わざわざ弁護士を依頼して、時間をかけて裁判するのは非常に不効率ですので、ドライブレコーダーを搭載するメリットは大きいと言えます。

 

 ドライブレコーダーを搭載しておくだけで、無用な争いを防げる可能性が高まりますので、是非とも搭載することをお勧めします。

 ちなみにドライブレコーダーは、前側だけでなく、後側も撮影するものがお勧めです。