【人身事故】 後遺障害診断書を提出する際の注意点 | mitosakura-lawのブログ

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 後遺障害診断書は、後遺障害等級を認定する上でかなり重要な書類です。

 後遺障害診断書は、所定の書式があります。

 後遺障害診断書の用紙に空欄や記載漏れ等により不十分な内容の場合、後遺障害等級が認定されない(非該当)要因となります。

 後遺障害診断書の作成に慣れていない医者が担当医の場合、記載が不十分なせいで後遺障害等級が認定されない場合があります。

 一度、非該当との結果が出た後に、新たに後遺障害診断書を作成しなおした上で異議申し立てを行うことで、再審査を求めることが出来ますが、容易に挽回は出来ないのが現状です。

 最初が肝心ですので、作成してもらった後遺障害診断書の内容を提出する前に、記載漏れがないかよく確認することをお勧めします。

 

 比較的多く見かけるのは、「障害内容の憎悪・緩解の見通し」を記入する欄が空欄のものです。

 ここは、後遺障害認定の上で重要な項目ですので空欄は、非常に不利になります。