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遠野の早池峰神社に咲いていました水芭蕉です
遠野の早池峰神社に咲いていました水芭蕉です
今日は、「昔話へのご招待」小澤俊夫さんのお話第2弾です
『わらしべ長者』福島編
三人兄弟の末っ子は、わらしべ一本だけを持って旅に出ました。わらしべをはすの葉一枚に、それを味噌に、味噌を名刀に、名刀の不思議な力によって末っ子は山犬の難をのがれ、そして、長者の家の婿になりましたという、立身出世の物語です
藁を蓮へ交換する事から始まって次々に価値のあるものに交換していくというお話ですが、実は、このお話、藁を持っている時に味噌屋さんに出会っても交換する事は出来ません。
出会いの順序が1つでも狂っていたら交換は出来ないのです。
小澤先生曰く、子供は、自分の発達段階にちょうど良いものに出会った時に力を発揮出来るという、成長過程を表していて、早すぎても遅すぎても力を発揮出来ないという、先人達の知恵を伝えているのだそうです
このお話、子供の成長過程のみならず、人の一生にも当てはまるなぁと思いました
人と人、時間、場所、チャンス、環境、全て1つでも違っていたら今の自分はなかったと思います
いや、生まれてさえいないのかもしれません
今、生きている事、偶然ではない全ての出会いに感謝致します
今日も一日、命があって生きている事に感謝致します
皆さまの一日も、偶然ではないチャンスを活かす事が出来ます様にお祈り致します