我が家の通りで、ここ3週間連続で3回ほど、消防自動車が出動する不審火が続いています。

いずれも、建物内にある共同のゴミ置き場のゴミ容器(プラスチック製の黒く大きなもの)が燃やされいて、最終的にはそれを消火して終わり、、、という、ボヤレベルで済んでいますが、有毒ガスが発生する可能性があるからか、消防員の方もマスクをつけ、その後建物内に取り残されている人がいないかをハシゴ車で確認すると言う、かなり大がかりな騒ぎでした。

3回のうち2回、その騒ぎを実際に見たのですが、一度は我が家の真向かいの建物で、昼間の1時の出来ごと。息子と家にいて、思わず一部始終を窓から見てしまいました。乗り物が大好きな息子は、消防車やハシゴ車、パトカーに大喜びでしたが、これが我が家の建物だったらと考えると本当にゾッとします。

単なる愉快犯なのか、何なのか・・・気味が悪く、不安です。早く犯人が見つかりますように。





週末を利用して、ミュンヘンへ行って来ました。

ミュンヘンは、主人は学生時代、ドイツ語研修中、ウィーンへ来てからの出張とこれで6回目、私は学生時代と8年前に訪れて以来の3回目。今回の旅の目的は、ミュンヘン在住の70代のドイツ人夫妻との再会&ウィーンへ来てから度々お世話になっていたベビーシッターの方との再会でした。


ウィーン→ミュンヘンは車で西北へ4時間半ほど。ザルツブルクからさらに北へ1時間強の距離です。子供達がまだ寝ぼけている早朝出発にしたのですが、、、結局起きてしまい、途中休憩を余儀なくされ、6時間近くかかってようやく到着。



まずは泊めて頂くドイツ人ご夫妻のお宅へ。

3年前 に一緒にベルヒテスガーデン周辺を旅行した時にはまだお腹の中にいた息子も、今ではすっかり我が家で一番主張の強い人に成長。子供たちのそれぞれの成長を、ドイツに住む「Opa Oma」といった視線で見つめて楽しんで下さり、子供たちもすっかり我が物顔でお家の中を走り回って楽しんでいました。







ミュンヘン市内で最初に行ったのは、BMWミュージアムの横に新しくできたBMW Welt(BMW World)という、ショールーム。ミュージアムには、触れてはいけない、貴重なクラシックカーなどの展示が多いのですが、こちらは新車の紹介がメインなので、試乗OK。乗り物大好きの息子は目を輝かせて次から次へと色々なタイプのBMWに乗り、最後は場内をゆっくり試乗させてもらえるハイブリッド・BMWにも乗ってご満悦でした。






お夕飯も朝食も、奥様のJさんの用意して下さった美味しいお食事を頂きました。






翌日はミュンヘンの旧市街を少し歩いて周ってから、地下鉄で動物園へ。

ウィーンのシェーンブルンの動物園もとても趣があって美しくて好きなのですが、ミュンヘンの動物園は、同じ行動展示でも、また雰囲気が異なり、広々として緑が豊かで綺麗に整備されているのが印象的でした。Spielplatz(子供用遊び場)もとても広くて、その中にカフェがあるので、大人は少し離れたところで交替で座ってお茶を飲むこともできました。ちょうど春先で、たくさんの動物の赤ちゃんを見ることもでき、親子共に楽しい一日となりました。
















お宅の近くの「Blutenburg」というお城へも連れて行って頂きました。

ここでは白鳥やカモの親子の姿が。






友人夫妻に御礼とお別れをして、今度はウィーンでベビーシッターをして頂いていた方と再会するため、再び旧市街へ。息子がちょうどベビーカーで寝るタイミングだったので、大人+娘で、マリエンプラッツ前のオススメのカフェWoerner'sでゆっくりと心おきなくコーヒー&ケーキを頂きながら再会のひとときを過ごすことができました。息子よ、寝てくれてありがとう!(笑)




その後みんなで、何やらイベントをしているところを通り、子供たちはPolizei(警察官)の帽子をかぶってヘリコプターに乗ったりパトカーに乗ったり。この日、偶然息子は「POLIZEI」と書かれた警察官風のTシャツを着ていたので、ホンモノの警察官もウケていました。






最後は主人が口コミで美味しいと聞いていたラーメン屋さん「匠」へ。



ウィーンでは、日本食レストランのメニューにラーメンはありますが、ラーメン専門店はないので、本格的なラーメンを頂くのは4年以上ぶり。お店の暖簾をくぐった瞬間、ラーメン屋さん独特の匂いがして、何とも言えない懐かしさでかなりテンションが上がりました。お店は大繁盛で満席。たこ焼き、焼ギョーザ、ラーメンetc. ついつい大人オーダーしてしまいました。(笑)



ドイツでも口コミで有名らしく、シュツットガルトから遥々2時間かけてラーメンを食べにいらしている方もいらっしゃいました。(我々なんて、ウィーンからわざわざ、、、?!)

お味も美味しく、大満足でした。

道路を渡ってすぐのところが公園になっていて、子供の遊び場があったので、食後、そこでしばらく子供たちを遊ばせつつ、色々積もる話に花を咲かせてから、ウィーンへの帰途につきました。





毎年行きたいと思いながら、旅行でウィーンにいなかったり、荒天だったりで、なかなか実際に会場へは行けずにいた、年に一度のウィーンフィルのシェーンブルン宮殿での夏の野外コンサート。今年も寒くて開始直前まで雨というお天気でしたが、幸いにもスタート時間の2、3時間前には雨が上がったので、風邪気味の子供たちを主人に預けて、一人で行って来ました。









6時半頃から会場へは入場可能だそうで、早く行けば舞台に近い座席に座って聴くことができたのかも知れませんが、子供達の食事、お風呂などを済ませ、あとは寝るだけ、という状態にして出掛けたので、家を出たのはギリギリの8時。既に大勢の人で一杯、立ち見席の後ろの方、肉眼ではかろうじて舞台が見える程度だったので、巨大スクリーン近くまで何とか行ってみることができました。












会場へ行ってもスクリーンで見るだけなら家でテレビ中継を見ていても同じ??とも思いましたが、やはり肌で感じる雰囲気は特別で、高揚感がありました。花火やライトの演出、司会者が指揮者にアンコールを求めるやりとりなども面白く、防寒をしっかりしていったお陰で2時間余りの間、雰囲気と音楽の両方を楽しむことができました。







今年は、クリストフ・エッシェンバッハ指揮、ランランのピアノで、ベルリオーズ、リスト、シュトラウス・・・アンコールに、ランランはモーツァルトのトルコマーチ(ものすごいハイスピード)、ウィーンフィルはシュトラウスのウィーン気質(Wiener Blut)でした。ウィーン気質のワルツに合わせて踊り出す人がいるのは、夏の夜の解放感溢れるコンサートならでは、そしてまた、ウィーンならでは、という感じがして素敵でした。



娘が、「一緒に連れってて~!」と言うのを、風邪が治りきっていないから、と家へ残して行ったのですが、実際会場は寒いだけでなく、タバコの煙が蔓延していて空気が悪く、寒かったので、子供はお留守番で正解でした。ウィーンでは分煙があまり進んでおらず、屋外では至る所で隣に人がいようとも平気で喫煙する人が多いのですが、まさかコンサート会場のギッシリ人が集まり密集しているところで平気でタバコを吸う人がこんなにも大勢いるとは思いもよりませんでした。恐るべし、喫煙文化。。。

タバコの煙を除いては、素敵だった念願の夏の夜のウィーン・フィル、シェーンブルン野外コンサート。主人が家で子供達とお留守番をしていてくれたお陰でを楽しむことができ、感謝×感謝です。

ウィーン市内のバラが咲き乱れていてとても綺麗です。

市立公園内。





普段はあまり行かないフォルクスガルテンをしばし息子と二人でお散歩。

色とりどりのバラが陽の光を一杯に浴びて本当に綺麗に咲いています。






黄色も色々。





息子もバラの香りをかいだり、違う角度から(?)眺めたり・・・

二人でしばし花園を楽しんで娘のお迎えに向かいました。






お天気が良かったので、今まで行ったことのない、ウィーンの森にあるリヒテンシュタイン城へ。

車でウィーンから30分程度なのですが、ウィーンを出てニーダーエスタライヒ州に入るため、街の雰囲気が急に可愛らしい感じに変わります。(建物がパステル調で低層になる感じ。)





お城の内部はツアーでのみ見学可能。行った時間帯はちょうど子供向け見学ツアーの時間だったので、すぐにお金を払って参加。娘は、今年のファッシングのテーマが「Ritterburg(中世の騎士のお城)」がテーマだったので、興味津々。私達から離れて、他の子供と一緒にガイドのお姉さんのすぐ後ろにくっついて回っていました。息子は抱っこ、おやつ、早く出たい・・・の繰り返しで若干大変でしたが、色々試したりさわったりできるので、ところどころ気が紛れてなんとか最後まで持ちました。



お城周辺は広い森。子供用の遊び場(Spielplatz)もあり、子供たちは少しだけ森を探検したり、遊び場で遊具で遊んだりして楽しんでいました。



帰り際、子供用遊び場付きの雰囲気の良いホイリゲ「Schottenheuriger」を発見!

新たなホイリゲ開拓を兼ねて立ち寄ってみると、お料理もおいしく、広々していて、遊び場も大人が食事をするところと同じ敷地内にあるので席に座ったまま目が届き、ゆっくりご飯が食べれられるのが良かったです。子供の遊び場付きホイリゲのバリエーションが少なく、かなり飽きてきていたところだったので、この夏、ぜひまた来たいと思えるところを見つけてちょっぴり嬉しい帰り道となりました。