ミュンヘンから戻ってからの一週間に、なんと連続で3組もの友人がウィーンを訪ねてくれました。
再会一組目は、2年前の夏にも遊びに来てくれた大学院時代のクラスメイト。
今年初めからジュネーブでお仕事をしていて、日本から訪問中のお母様と共に、プラハ旅行の帰りに6/2(月)~3(火)の1泊2日、ウィーンまで足を延ばしてくれました。
プラハでパスポートを盗まれるというアクシデントにもめげず、予定通り果敢にウィーンへ。それが可能なのも、駐在先のスイスがシェンゲン協定締結国なればこそ。(スイスはEUには加盟していないのですが、人・モノ・カネの移動を自由に認める協定、シェンゲン協定には入っているため、パスポートコントロールなしで移動が可能なのです。)ヨーロッパを感じた一件となりました。
限られた時間ではありましたが、バラが綺麗なVolksgartenをおしゃべりしながら一緒にお散歩したり、Cafe Centralでお母様もご一緒にお茶をしたり。
おしゃべりに花を咲かせ束の間の再会を楽しみました。(おしゃべりばかりで写真は撮り忘れ・・・)
再会二組目は、娘が生まれる時の区主催の母親学級で知り合ったご近所の元祖ママ友、「primaveraの会」のお一人、Kさんファミリー。
ものすごくお忙しく、普段からなかなかお休みを取れないご主人様の貴重なお休みを利用して、ご家族4人でオーストリア&チェコ旅行の前半に、6/3(火)~7(土)の日程でウィーンを訪れて下さいました。
上のHくんと娘は同い年、下のSちゃんは、間もなく2歳、息子より1歳下。お互いに子供がそれぞれに一人ずつ増えての4年ぶりの再会。私達がウィーンへ来ることが決まった時の「遊びに行くね!」の約束を実現し、幼い子供2人連れて12時間のフライトを乗り越え、遥々会いに来て下さって本当に感激でした!
お天気も抜群に良く、初夏の気候が続いていたので、動物園へ行ったり、旧市街で馬車に乗ったり、期間限定でウィーンで帽子のお仕事をなさっているお友達もちょうどウィーンにいらっしゃるということで、そのお友達も一緒にみんなでワイワイ屋外のホイリゲでお食事をしたり・・・連日押しかけてご一緒させて頂き、子供たちも私も初夏のウィーンを満喫しながら、楽しい再会のひとときを過ごさせて頂きました。
Hくんは赤ちゃんの時からおっとり穏やかで優しい男の子でしたが、4年経った5歳児の今も変わらず。娘ともすぐに仲良くなって遊んで下さったお陰で、人見知りな娘も打ち解け、最後は二人で手をつないで走り回ったり、追いかけっこしたりして楽しんでいました。
下の子達も上の子を追いかけて一緒に遊ぶ姿を見ることができ、嬉しかったです。
長く離れていても、初めての子育てをお互い励まし合い、情報交換しながら頑張って乗り越えてきた、いわば「同志」といった感じのお友達。日本へ帰国した後もまた家族ぐるみのお付き合いができることが、改めて楽しみになった数日間となりました。
再会三組目は、早15年前、私が仕事をしていた頃に担当していた国、アルゼンチンからの友人が、奥様と共にヨーロッパをバスで周遊する旅の途中に6/7(土)~8(日)の日程でウィーンへ。自由行動はほとんどないということで、休憩時間中に宿泊先のホテルまで私達が会いに行き、近くのお店で一緒にコーヒーを片手に再会を喜び合いました。
15年前に彼が日本へ自動車部品関係のミッションの一員として訪れた際、私が担当者であちこち企業訪問に同行したのですが、その翌年、私が別の仕事でアルゼンチンへ出張した際、私の宿泊先のホテルまで、ご家族総出でわざわざ車で3時間も離れた街まで会いに来て下さっていたのです。が、なんとその時には残念ながら色々なスケジュールが押して、私は真夜中にホテルに到着、結局すれ違いで彼らとは会うことができずにお手紙とお土産だけを受け取って、翌朝には別の場所へ移動、という出来事があり、その後は再会のチャンスもないまま今に至っていました。
ずっとメールやクリスマスカードのやりとりは続いていましたが、本当に15年ぶりの再会、奥様とは初めての念願のご対面となりました。当時、東京で彼の「息子にポケモンを買って帰りたい」という、仕事とは全く関係のないリクエストのために、一日の日程終了後にわざわざ銀座までご案内したことや、お寿司が食べたいという、これまた仕事とは全く関係のないリクエストに、通訳を兼ねて街のお寿司屋さんへ行ったり、、、その後に私だけ職場に戻って深夜まで残業せざるを得なくなったことなど、色々と懐かしい思い出話に花が咲きました。
5人の男の子を育て、今は3人のお孫さん(これまた全部男の子!)のいらっしゃるご夫妻、奥様とは実は初対面なのですが、なんだかそんな感じもせず、束の間のほんの数時間の再会ではありましたが、地球の反対側にいてなかなか会えない友人との再会は、主人や子供達のことも紹介でき、嬉しいひとときとなりました。