いったんは回復したかに思われた息子、金曜日の夜からまた発熱してしまいました。

息子をベビーシッターさんに預け、主人と娘と3人で行く予定にしていたVolksoperでのバレエ公演、ベビーシッターさんにお断りの電話を入れ、息子と私はお留守番、娘はパパとデートすることになりました。

これまでも、楽友協会での子供向けコンサートやKonzerthausでの子供向けコンサートには、パパと二人で行っていますが、夜、パパと二人きりでお出掛けするのは実は初めて。ちょっとウキウキしているのは実は主人の方かも?なんて思いつつ、楽しそうに出掛ける二人の後ろ姿を見送りました。

開演前、Cafe Weimarで夕飯を済ませ、公演もそこそこ楽しんで帰ってきたようです。

大きくなってもパパとお出掛けするのが大好きな娘でいてくれるといいな、と思います。


Luftpost aus Wien


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今年もまたクリスマスマーケットの季節が始まりました。

一番早くオープンする市庁舎前のChristkindlmarkt。

主人が風邪で熱を出しダウンしていたので、ゆっくり静かに寝てもらうために、午後息子がお昼寝から起きてから、子供達を連れてさっそく行ってきました。



Luftpost aus Wien


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まずはポニーの引き馬。

去年は見ているだけだった息子も、今年は一人で乗れるように。



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続いて、お決まりのクッキー作り。

娘はもう手慣れたもの・・・のはずが、待っている間、息子を自由に歩かせて少し周りを見て来ようと思って側を離れたら、娘が大声で泣き出してしまい、慌てて見学スペースに戻るという事態に。あちこち動きたくて仕方ない息子を無理矢理抱き上げ、ずっと娘のクッキー作りを見学。一人で二人連れていくと、二人の要望を満たすのが大変です;


Luftpost aus Wien


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お土産に頂けるクッキーを手に、ご満悦の娘。


Luftpost aus Wien


レープクーヘンのお店には、レープクーヘンで作られたヘンゼルとグレーテルのお菓子の家が。


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パパから「何か一つだけ、一番欲しいものをママに買ってもらっていいよ」というお許しを頂いていた娘は、ハートのレープクーヘンを選びました。

結局息子と取り合いでケンカになってしまったので、2つ買う羽目に・・・

家へ帰るまで子供達は首から下げてゴキゲンでした。



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クリスマスマーケットは、大人も子供もキラキラした雰囲気に心が弾みますが、同時にお金も飛んでいきます。(笑) この時期のウィーンは、近隣諸国からの出稼ぎスリも多いそうなので(実は去年、クリスマス直前に旧市街でお買物中、スリの被害に遭いました)、十分に気をつけつつ、今年もこのシーズンを楽しみたいと思います。

寝込むほどの風邪は久々の主人も、半日グッスリ静かに寝て少し気分が良くなったようです。このまま早く元気になりますように。





11月11日は、Fasching(ファッシング/謝肉祭)開始の日であると共に、聖マルティンの日。

ローマ帝国の兵士として仕えていた時に、冬の寒い日に、誰も足を止めず通り過ぎて行く中、寒さに震える乞食に自らのマントを切り裂いて与えたという逸話の残る、後に大司教として神に仕えた聖マルティンにちなんだLaternenfest(ランタン祭り)が、子供達の幼稚園で行われました。



娘の幼稚園では12日、息子の幼稚園では13日の夕方。

Laternenfestは子供達の幼稚園で行われる季節の行事の中でも一番ほっこりと心温まる可愛らしいもので、私自身、毎年とても楽しみにしています。子供達の歌う「Laterne, Laterene, Sonne Mond und Sterne」や「Ich geh mit meiner Laterne, meine Laterne mit mir」も好きで、ここしばらく娘と息子と一緒に歌ったりしていました。冬時間に切り替わり、夕方4時には暗く、本格的に寒くなってくるこの時期に、ロウソクの光と子供達の可愛らしい歌声と劇に本当にほっこり癒されのです。



新しい幼稚園に替わって2年目、年中児としての自覚も出て来たのか積極的に幼稚園生活に関わるようになってきた娘。今年は全てのお歌を大きなお声でお友達と一緒に堂々と歌っている姿が印象的でした。


Luftpost aus Wien


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一方、2歳児の息子が小さい身体にイッチョマエにランタンを持って年上の子供達と一緒に手をつないで歩く姿もとても楽しみにしていたのですが・・・残念ながら息子は発熱のため欠席。家の窓から、ランタン行列をするお友達の姿を見るだけとなりました。

後日幼稚園へ行けるようになってから、頂いたランタンを持って記念に撮影。(笑)


Luftpost aus Wien


大司教にと村人達に推された聖マルティンが、自分は生涯一司祭として過ごしたい、とガチョウ小屋に逃げ隠れたものの、驚いたガチョウにガァガァ騒ぎ立てられ、結局村人に見つかってしまい、大司教になった、という逸話から、この時期にウィーンのレストランではガチョウのメニューが登場します。

「Ganslzeit」(ガチョウの季節)もしくは「Martinisgans」と書かれているのを目にします。季節モノとして今年も一回くらい食べる機会があるといいな、と思います。





地元の図書館へ初めて行ってきました。

昔から子供達に親しまれている良い絵本や最近の子供達に人気の絵本のことを教えてもらいたいと思い、よく図書館へ行くと言っていた息子の幼稚園のお友達に連れて行ってもらいました。

絵本類は全て無料。DVDやCDは1本1ユーロ~2ユーロ程度で1ヵ月借りれるそうです。



図書館が珍しい我が家の子供達。子供の絵本コーナーで色々な本を引っ張り出して来ては開き、次から次へとお店を広げ、しばらくすると飽きて書棚でかくれんぼを始めてしまい・・・見かねた図書館の方に「もう少し静かにお願いします、本も見たら元のところへ戻して下さい。」とご注意を受ける始末。。。


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友人が教えてくれた、昔から読まれている絵本を気に入った娘。毎日寝る前に読んでいるので、今度本屋さんで見つけたら買ってこようと思います。我が家の子供たちが図書館で静かに本を読んで楽しめるようになるのはまだまだ先になりそうですが、家のすぐ近くなので、またDVDや絵本を借りるために利用できればと思います。

楽友協会での、リッカルド・シャイイー指揮、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス・オーケストラ演奏によるコンサートに行って来ました。演目はブラームスのバイオリンとチェロのためのドッペルコンチェルトと、交響曲第1番。ドッペルのソリストはギリシャ人バイオリニスト、レオニダス・カヴァコスとイタリア人チェリスト、エンリコ・ディンド。


Luftpost aus Wien



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指揮もオーケストラもソロも(もちろん会場も)全て素晴らしく、演奏後はアンコールまでずっと拍手が鳴りやみませんでした。


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昔、子供の頃両親にコンサートに連れて行ってもらった時には、どんな曲も2楽章のスローな感じが眠くなってつまらなく感じましたが、今回は2楽章の音楽性にもウットリ。それだけ自分が大人になった(年をとった?)ということなのか、一流音楽家の演奏は2楽章も聴衆を飽きさせることなく演奏するからなのか。いずれにしても、素晴らしい音楽に酔いしれて幸せなひとときでした。