11月11日は、Fasching(ファッシング/謝肉祭)開始の日であると共に、聖マルティンの日。
ローマ帝国の兵士として仕えていた時に、冬の寒い日に、誰も足を止めず通り過ぎて行く中、寒さに震える乞食に自らのマントを切り裂いて与えたという逸話の残る、後に大司教として神に仕えた聖マルティンにちなんだLaternenfest(ランタン祭り)が、子供達の幼稚園で行われました。
娘の幼稚園では12日、息子の幼稚園では13日の夕方。
Laternenfestは子供達の幼稚園で行われる季節の行事の中でも一番ほっこりと心温まる可愛らしいもので、私自身、毎年とても楽しみにしています。子供達の歌う「Laterne, Laterene, Sonne Mond und Sterne」や「Ich geh mit meiner Laterne, meine Laterne mit mir」も好きで、ここしばらく娘と息子と一緒に歌ったりしていました。冬時間に切り替わり、夕方4時には暗く、本格的に寒くなってくるこの時期に、ロウソクの光と子供達の可愛らしい歌声と劇に本当にほっこり癒されのです。
新しい幼稚園に替わって2年目、年中児としての自覚も出て来たのか積極的に幼稚園生活に関わるようになってきた娘。今年は全てのお歌を大きなお声でお友達と一緒に堂々と歌っている姿が印象的でした。
一方、2歳児の息子が小さい身体にイッチョマエにランタンを持って年上の子供達と一緒に手をつないで歩く姿もとても楽しみにしていたのですが・・・残念ながら息子は発熱のため欠席。家の窓から、ランタン行列をするお友達の姿を見るだけとなりました。
後日幼稚園へ行けるようになってから、頂いたランタンを持って記念に撮影。(笑)
大司教にと村人達に推された聖マルティンが、自分は生涯一司祭として過ごしたい、とガチョウ小屋に逃げ隠れたものの、驚いたガチョウにガァガァ騒ぎ立てられ、結局村人に見つかってしまい、大司教になった、という逸話から、この時期にウィーンのレストランではガチョウのメニューが登場します。
「Ganslzeit」(ガチョウの季節)もしくは「Martinisgans」と書かれているのを目にします。季節モノとして今年も一回くらい食べる機会があるといいな、と思います。

