今回の深刻な障害の原因は信頼関係だと思っている。
ぼくはその人に何度も確認した。
大丈夫ですよね?
あれって、あんなになってんですけど、影響はないですよね。
あのタスク遅れてんですけど、大丈夫ですよね?
その度にあの人は答えた。
「大丈夫です。それはこうじゃないですか!あれもそうだからじゃないですか!」
ぼくはあの人がそこまで言うのなら大丈夫だろうと思い、任せた。
大丈夫じゃなかった。
あれはそうじゃないですか!
さもわかっているような同意を求める言葉。
そうじゃないですか!
あなたそんなことも分からないの?とも言いたげな。
これは危険な言葉だと最近認識した。
あの人は分かったふりして全然わかっていなかった。
次にあの人が、あれはそうじゃないですか!と言った時、何がそうなのか万人にわかる説明を求めたら、全く出来なかった。
この手の人が大変なのは、そのことを全く自覚していないこと。
自分が嘘の報告をしていることを分かっていないこと。
おそらくあの人の頭の中では、ぼくを含めたプロジェクトメンバーが認識している事実とあの人の事実が異なる。
こうなるともうどうしようもない。
あの人の頭の中では事実が曲げられてしまっているのだ。
あの人にとって嘘は真実。
ぼくらにとっての嘘はあの人にとっての真実。
いくら怒って叱っても、事実の認識という出発点が違うのだから、全く話しが噛み合わない。
これはもうあの人は信頼できないということになってしまう。
何かを述べる時や、他の人に協力をしてもらおうと依頼する時には、この事実関係の共通認識を誤ると揉める。
あの人がリーダーのプロジェクトはもちろんうまくいくはずもない。
それを分かっていなかったぼくは後始末で長時間労働。




