いのちみじかし 恋せよおとめ
あかきくちびる あせぬまに
熱き血潮の 冷えぬまに
あすの月日の ないものを
高校生のころ、黒澤監督の映画を片っ端から観まくった。
その当時でも3,40年まえの作品だったが、良かった。
黒澤といえば時代劇が多いが、『生きる』はちょっと異色の現代劇。
志村喬。
ブランコ。
ゴンドラの唄。
泣けた。どこからともなく、涙が溢れて、止まらなかった。
たくさんの人を感動させたい!
たくさんの人を喜ばせたい!
たくさんの人をちょっと驚かせたい!
黒澤作品を観てその思いはさらに強くなった。
ぼくの原点だ!
エンターテイメント!
黒澤監督は『生きる』こともエンターテイメントにした――と当時は思った。
『生きる』ことのいみなんかこれっぽっちもわかっていなかったのに。
それは――今もそうだが。
ぼくはその原点となる能力の大部分を会社の仕事のために使っている。
会社を、上司を、お客様を感動させたい!喜ばせたい!
それでいいのか?
わからん。
いのちみじかし。。。
正解はない。