このたび、地震の被害にあわれた方々は本当に気の毒で大変だと思う。
ぼくにできる事があればなんでもやろうと思うーー。
しかし本当のところ、どうだろうか?
ぼくは被害にあっていないので、被害にあわれた方の本当の苦しさや悲しみや辛さなんてほとんどわかっていない。
なんとなく大変だと思っているだけ。
それで自分の贅沢を少しばかり削っているだけ。
みんながんばろう!なんてちょっと思っているだけ。
本当に思っているんだったらーー。
節電なんてケチな事言っていないで、電力会社との契約を切ればいい。
水道もガスも契約を切ればいい。
そして自分の有り金すべてを寄付すればいい。
そして東北に行って飲まず食わずでボランティアに徹して人の迷惑にならないように静かに死ねばいい。
それが出来ないのはやはり自分も生きていたいから。
そもそも被災地の人が大変なのは、被災地の人も生きていたいから。
大変な人はたくさんいる。
アジア、アフリカの難民なんて数百万人もいて、ぼくらがのんきにビールなんかを飲んでいる間に無数の命がなくなっている。それはもうずっとそうなのだ。地震が起こったからーーなんて事じゃない。
すべての人間が幸せになるなんて、所詮無理なのか。
これまでの人類の歴史の中で、おそらくそんな時代はなかった。
そしてこれからもないーーのだと思ってしまう。
なぜなら、人間は、「自分が生きていたいから」
ほんの少しばかりの贅沢を我慢したくらいではすべての人を救えない。
そして、そしてーーそもそもこの宇宙の摂理として、生き物が存在するということがそういう事なのだろうか?とも思ってしまう。
理不尽。
その中でぼくたちは何をすべきなのだろうか?