データを復旧 | ときには真珠のように

ときには真珠のように

思考は光速を越える

去年まで、使っていたVAIOノートが引越し後、起動しなくなった。
もう使わないからいいやって思っていたら、住所録ファイルがVAIOの中に入っているらしい。
引越しお知らせはがきを出そうと思ったのだけど、新しいパソコンの中にも、USBメモリの中にもない。
どうしても住所録が見つからない。それで残るはVAIOだ。

おそらくハードディスクは生きているだろうと思い、VAIOからハードディスクを取り出し、買ってきたケースにつけて、新しいPCに接続した。
$ときには真珠のように-25

おお、ファイルがあった。いやあ、良かった、良かった。

でも、VAIOどこが壊れているのだろうと気になった。

ふと思い出した。

大学はコンピュータを扱う学科に行っていたのだが、あまり学校に行かない、勉強もしない、ダメダメ学生だった。
ある日、ちょっと遅れて授業に行くと、教室の前の方で、10人くらい集まってじゃんけんをするところだった。
何?何?なんのじゃんけん?
何かくれるらしいということで、何がもらえるのかわからないが、そのじゃんけんに参加した。

勝ってしまった。
無欲の勝利。
もらったのは、アップルジュース…じゃなくて、アップルのコンピュータだった。
たしか、AppleⅡとかいうやつ。マッキントッシュがでる前の8ビット機だ。
ロボットみたいなやつもついていた。
研究でつかわなくなったから、あげるだって。

うーん、ぼくはその頃、コンピュータにあまり興味がなかったのだけど、一応持ってかえった。
持ってかえって、いろいろ接続して、電源ONしたのだけど、起動しなかった。
なんだあ、壊れてるじゃん。

その後、そのAppleのことは忘れていたけど、ある時、同じ学科のT君が、
「そういえば、あのAppleどうした?」
って、聞いてきた。あまり話したことがない人で、その時もたまたま何かの講義でとなりの席になったのだと思う。
「いや、動かなくて、あれ、壊れてるよ」
って、言ったら、俺にくれって言った。
「でも、壊れてるんだぜ?」
それでもいいから欲しいと。結局T君にAppleをあげた。

その後、T君を見かけたので聞いてみた。
「あの壊れたAppleどうしたの?」
「ああ、あれね。分解してちょっとつついたら動いたよ。でもつまんね」
ええ、動いたのか!
分解したって、すげえな。

で、やってみた。VAIO分解。
$ときには真珠のように-VAIO

どこをどうつつけというのだ?
一応いろいろつついてみたが、復活しませんでした。
いやあ、T君すげえ。

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オートマティック・リベンジ