ぼくは小さい時から空想癖がある。
頭の中で色々と空想する。物語を創る。
小学生のころ、集団登校だった。ぼくは頭の中で創造した物語を登校中に友達に聞かせた。
好評だった。次はどうなるの?とみんな楽しみにしていた。
また、いろいろな遊びを考えた。
「何とかごっこ」例えば、ウルトラマンごっこをするとき、ぼくは状況設定を考えて、キャラクタを考えて。ストーリィを考え、友達に役割を割り振る。
たまに、
「えー、おれ死んじゃうの?」と不満もでる。
「いや、お前は死なない。後で生き返るよ」
などと、なだめた。
今考えるとまるで映画監督だな。
しばらくすると、創造した物語を出力する手段として、漫画を描き始めた。
ストーリィやキャラクタは決まっていて、後は、描くだけ。
しかし、漫画を描くのはけっこう辛い。絵は上手くなかった。
いつも、途中で挫折していた。
中学生のころ、ボクシングに興味がでてきた。ぼくは頭の中で数々のボクサーを空想して、試合をさせた。
架空のボクサーは現実のボクサーや漫画をもとにすることが多かった。
パーフェクトなチャンピオンやちょっと打たれ弱いカウンターパンチャー。インファイター。アウトボクサー。それぞれに名前がついていて、戦績も戦うごとに変化していく
ぼくは空想の中で、フェザー級からミドル級までのランキングを作り、あのボクサーとこのボクサーが戦ったら、すごい試合になるなと、これも空想していた。ぼくの頭の中で、現実とは違うボクシングワールドが出来上がっていた。
今思うと「はじめの一歩」に近いな。そんな空想を10年くらい続けた。最初、空想したボクサーは引退して会長になっていた。
今ではそんな時間もなくなったが、たまに頭の中でストーリィができあがることがある。
漫画は描けないので、小説でも書いてみるかな。