大気開放仕様なので車検は取れるんですが・・・
ブローバイガスって自分も臭いし周りにも迷惑が掛かりますよね。
でも、我が淑女はオリジナルの状態が大気開放の設計なので尚更なのです。
後の年式からマイナーチェンジで、ロッカーカバーからエアクリーナーケースにホースが接続された還元式に変更となっています。
今回は、オイルキャッチタンクを新たに設定しオリジナルよりも高機能な還元仕様になるようにしようと考えました。
一般にオイルキャッチタンクと言えば、本来の目的は競技などのトラブル時にエンジンオイルが噴出してコースを汚してしまわないようにタンクで受け止めて防止するために設置するものですが、一般的には「ブローバイセパレーター」「オイルミストセパレーター」として使用するのが通例だと考えられます。また、競技用の場合規定によって2リットルなどの大容量のタンクが義務付けられています。
しかし、今回は「オイルセパレーター」としての設置ですから、小型の市販汎用品で十分です、これを小改造して「オイルミストの分離機能」を高めるようにしてみました。
用意したのは、かなり出回っている中華製のものです。3000円程度です。
総アルミ製で、安価な割には意外としっかりとした造りとなっています。
バラして部品構成はこんな感じです。アタッチメントも接続サイズを選べるようになっています。
オイルセパレート部です。
このままでもよいですし、スチールウールやスポンジなどを入れることもできます。
ここは机上の空論的な発想ではあるのですが、空圧機器用の「オイルミストセパレーター」を参考に機能を高められればと考えました。
空圧機器用は、スポンジフィルターによってより多くのオイルを分離する機能を備えています。
そこで、まずはこんなフィルターを入手しました。
実際には、空圧機器のように分離するオイルが決まっているというわけではなく、ブローバイガスには様々な要因の不純物が入っていますから、思っているように機能する保証もないのですけれどもやってみなくてはその結果はわかりません。
良い結果ならオーライですし、ダメなら再改良をしたりの試行錯誤、状況によっては、やめてしまうこともできますから(笑)
というわけで、進めてみましょう。
観賞魚用だったと思うのですが、小型のメッシュフィルターを見つけましたので、これを利用することにしました。
既存の分離部品(上側)を加工して本体に取り付けられるようにしました。
本体に取り付けてみます。
良い感じに収まりました。これだけでも分離機能は相当上がっていると思います。
ついでに、レベルゲージにもメモリをつけてわかりやすくしてみました。
パイプカッターを軽く当てただけですが(笑)
これも実際にはこんなに溜まる前に処理すればよいのですが、せっかくついているのですから。
そしてさらに分離機能を高めるべく考察します。
ステンレスたわしを入れるのも良いのですが、それなら無加工の状態でできますから
スポンジフィルターで作ってみることにしました。
台所用のモノを適宜切り出し板状に下から丸めて瞬間接着剤で作りました。
はめ込んで完成です。
これで理想通りなら、ブローバイガスに混入しているの不純物をかなり取り除けるハズです。
ガスのみになれば再燃焼にも最小限の影響となるでしょう。
しかし、懸念事項はたくさんあります。
一番は、水分による乳化とその固形物による詰まりです。
詰まってしまうと、通常は密閉型のためエンジン内に圧がかかりブローも引き起こしかねません。
その点では、元々大気開放設計なので、オイルキャップから外気導入される仕組みになっていて、内圧がかかった時にはそこから抜けることができるので問題ないかなと考えています。
また、当然、接続ホース内で熱かったガスも冷えてしまうので水滴が発生します。特に暖機時や冬場で気温が下がると水分が発生しやすくなりますので、注意が必要です。
こちらは、タンクを排出口よりも低い位置に設置することでホース内の水滴は逆流しづらいと考えています。
水によるトラブル防止には、タンクに溜まった水を、こまめに確認して排出する必要性はあると考えています。
さてさて、あとはブラケットを作成して車体に取り付けられるように進めていきます。
理想と現実とのギャップに悩まされることにならなければ良いのですがネ。













