珍しく溶けてもいないし固着してもいないタマ!
純正SUキャブ用のインマニには「スリーウェイコック」が付いています。
何のためについているのか?
少々疑問もある部品です。
コックの切り替えは、縦位置の「H」で室内のヒータ回路を通すようになります。
横位置では、そのままリターンしウォーターポンプに戻ります。
ですので、レース等でヒーターコアを取り外す場合に使うくらいしか考えが及びません。
或いは、夏にヒーター回路を遮断することで多少なりとも影響を避けるため何でしょうか。
ただ、
ヒーター回路を遮断するには、コンソールにある「ヒートコントロールレバー」を「COLD」に合わせれば、ヒーターバルブが閉じるので、ヒーター回路は遮断されますので、同じことだとは思うのですがどうなのでしょうかね。
知識が浅いので当時の使い方を理解していないだけなのかもですが。
このコックの“適切な使用法”は、取扱説明書にも書かれていませんでした。
ヒーターは標準装備で、オプションでもなかったので尚更気になる…やはり、レース前提か?
さて本題に戻りましょう。
このコックの切り替え機能は大概は固着しています。
しかも、裏の鉄部品は錆びてボロボロで再生は厳しいものが多いです。
以前友人が、ソレックスにするからとSU関係の部品をすべて譲ってくれました。その中の一つを今回の再生に採用しました。
今回は写真の下のコックを使います。
上の2つが本来の形状です。今回使う下のコックは、SP310用です。
燃料系統の配管変更を行ったことでホース同士の干渉を避けるためにこちらを選択しました。
因みに下の写真は、ブルーバードで採用されたもので、インマニ共々全く形状が違います。
それでは、作業に入る前に確認です。
コックの裏側ですが、結構錆は出てますが、接合面のプレートは健在です。
CRC556を吹いて十分浸透させましたら、コックは動くようになりました。
続いて汚いのでクリーニングします。
いつもの、モノタロウのさび取り液です。
適当に出し入れしながら、真鍮ブラシで汚れ落としと磨き込みをします。
液は使いまわしの為、かなり汚れていますが機能していますのでまだ使います。
鉄の錆もそれなりに落とすことができました。
本来なら分解し、めっきでもしてやりたいところですが、このままサビキラーで処理しました。
コックについては、見た目もキレイになり機能も回復したので完了とします。






