カーラジオ用スピーカーのエッジ再生 | 淑女との戯れ ダットサン フェアレディ

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フェアレディSP311の再生記事を中心に、あれこれと気ままにつづっています。

直さないのが普通なんだろうけれども・・・

 

あまり他の人のやらないことをやってみたくなるのです。

というよりも、長年先送りしていたエッジの亀裂、修理方法のアイデアが浮かんだので実行です。

 

こちらが今回の患者さんです。

 

 

コーン紙による一体成型によってできています。

以前再生した「JBLスピーカーの再生」のように、エッジとコーンが別部品によるものでしたら、エッジのみ相当サイズを入手して再生できたかもしれませんが、こちらはそのような方法は取れないのです。

 

さてどのように修理するのが最善なのかと、ずっと考えていました。

ある時、お茶を飲んだ時にティーバックが目にとまりました。

 

 

これいいかも。

 

実は、ストッキングも良い素材と考え100均で仕入れていましたが、それよりもリサイクルの観点と、扱いやすさ(多分)からティーバックにて再生作業に入ることにしました。

 

ストッキングは100均での購入とはいえ、おっちゃんが買うのは変な感じで躊躇しました笑。

 

 

 

それでは早速、適当なサイズにパッチにするため切り刻んで作業に取り掛かります。

 

 

貼り付けには木工ボンドを使用します。結果としてボンドは水で薄めずに「原液を筆塗り」しました。

コーン紙とティーバッグのメッシュが絡むように留めるためです。

FRPで造形する時のイメージですね。

 

一通りのパッチ補修をしました。乾くのを待つだけです。(写真は作業途中のものです)

 

 

裏からもボンドだけですが補強補修しました。

 

 

乾くとこのような感じです。それほど目立ちません。

メッシュが効いているので再度裂けることはないでしょう。

 

 

完成です。ラジオに繋げて鳴らしましたがビビり音が無くなり完璧です。

 

 

車体に取り付けました。

 

 

このスピーカーは、「MECCA STEREO」とあるように、昭和40年代の8トラックカーステレオ用のスピーカーです。

当時は一世風靡し、日本国内のみならず海外輸出も精力的だったメーカーですが、その隆盛も長く続くことはなく衰退したようです。

 

 

この現品は、40年位前に商売をしていた実家から1本だけの状態で見つけ温存していたものです。

そうなった経緯は全く分かりません。同時に410ブルーバード用の純正AMラジオも入手したので、その組み合わせで営業車あたりで使っていたのかもしれません。

 

いつかは使いたいと思いながらも、エッジの亀裂の問題と1本ではステレオとして使えないことなどから長く仕舞ってありました。今回ようやく日の目を見たというわけです。AMラジオ用なら十分な音質です。

 

ドライブで聴けるのを楽しみにしています。