ステアリングギヤボックスのオーバーホール | 淑女との戯れ ダットサン フェアレディ

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希少部品の見積もり価格にはぶっ飛びました!

 

友人より、余剰部品を売ってほしいと依頼がありました。それは大変貴重な「ステアリングギヤボックス」でした。

特に国内向けの右ハンドル用は少なく、実際に中古品が入手できても、“開けてビックリ玉手箱!”なら良くて、“パンドラの箱”だったりすることが珍しくないからです。

なぜなら、その構造が、「カム&レバー」という大変古色蒼然としたもので、フロントの足回りをぶつけるような事故を起こしてしまうと容易に重要部分が逝かれてしまうものだからです。そんな部品なのですが、SR311の最後期に漸く構造変更された「ボール循環式」になりました。

 

まあ、そんな話は置いときまして、その依頼されたものを少しでも高値で販売できるようにと整備することとしました。先にも書いたように、現状中古品は怪しいものばかりなので、同等扱いでは面白くありませんからね。少しでも差別化を図ろうという魂胆です。

 

まずは、バラしていきましょう。

一応使えるというものなので、サクサクといきます。

並べてみました。(塗装もして組み立て始めてしまってますが(笑))

本体は汚れ落としと再塗装。いつものダンボールブースでの焼付けです。

再メッキしたボルトナットは手持ちのものと交換し美しくなりました。

消耗品のリップつきオイルシールは新品と交換しました。

 

ピニオンの前後につくベアリングも交換しました。

 

ピニオンギヤの点検もしました。

 

ピニオンは、新品が出るとの情報で、馴染みの部品やさんから日産に見積もりしてもらいましたが、在庫なし製造廃止とのことで、入手できませんでした。多分、バックオーダーした方の分だけ再生産したのかもしれません。いずれにしても、メンタマ飛び出るような価格に驚愕です!

 

交換せずとも使えるので、そのまま組んでいくことにします。

 

ローラーボールはニードルベアリングに囲まれるようにはまっています。

 

合わせ面の面だしも行いました。

 

ガスケットも新しいものに変えて組み立てれば完了です。

 

オイルプラグは、良品が入手できず、代替品としてピッチの合う「配管用プラグ」をつけておきました。

一応下の画像のように、元のプラグも付けてみましたが、どう見ても美的ではないです。

このプラグ、日産他車(ブルーバード、ダットラ等等etc・・・)とはサイズが意外にも合わず閉口しました。

とはいっても、我が淑女もののは譲れないのでやむを得ずこうしてみました。

シールテープを巻けば、オイル滲みもしないで十分役立つことでしょう。

 

 

アームの刻印がちょっと誇らしく感じました。

 

これで完成です。

 

 

ヤフオクに出品しましたので、どうぞよろしくお願いします。 終了しました。