50年前のゴムですから・・・
仕方ないといえば、その通りなんですけどね。
小生の元に来た93年に自転車のチューブとパンク修理用の糊でパッチを当てて修理したものの、25年の歳月を経てもうボロボロで穴も開き、修復して使用するには無理がありすぎるので、新規に代用品を作成することにしました。
リプロダクト品もあるようですが、入手困難であり、在っても高価だったり海外からの取り寄せになったりすることに加え、とある計画をしている為あえて作成することにしました。


あれこれとどうやって再現しようかと思い巡らせて辿り着いたのが、雨どいの利用でした。
ホームセンターで42φの黒っぽいものを見つけ、それで作成することにしました。
最初はフィッティグ部品の組み合わせで純正同等の形状にならないかと試行錯誤しましたがイマイチの結果でしたので、形よりも機能を優先して作成しました。
まずは、ヒーターボックスと接続する楕円部分の作成をしていきます。
雨どいを輪切りにしたものを2コ切り出し、たてにカットを入れます。

それを、アイロンで馬蹄形というよりもU形になるように平たく均していきます。

熱をかけるとデロデロな状態になりますから、そのままでは波打ったまま固まってしまうので、アルミの端材を乗せて熱を奪いながら均せば平たくなります。

2つとも同様に作成します。

ボックスの開口部に仮置きして余分な重複部分のカット位置を決めて切断します。

切断面は双方の接着面になるので綺麗にやすり等で均します。
それを、ボックスを治具として使いつつ接着剤でつき合わせて接着します。
マスキングテープなどで動かないように固定し固まるのを待ちます。

胴体を取り付けるための切込みを入れます。
簡単な治具を作って罫書いてからはさみで切り、ベース部分ができました。

フィットの状態を見ながら必要なら修整します。

問題なければ、接続面の穴あけのために罫書き、切断部分と糊代を考えながら更に罫書きます。

糊代部分を残して切断します。

またも、アイロンの出番です。
糊代部分を均して、ベースとの接着がスムースに行えるように形作ります。

2つの部品の構成となります。

仮組みし接続面のフィット具合を確かめます。

問題がなければ、接続面に接着剤を塗って貼り付け、確実に固定するために木片(ここではゴム印の廃品)を目玉クリップで挟んで固定しました。
固定された後に、補強として、ホットメルトを接続部分に注しておきました。

ヒーターボックスに取り付けるとこんな感じです。
蛇腹ダクト接続部には新規フィッティングも検討しましたが、以前使っていたゴムのダクトから取り外して再利用しました。
この部分は当時解体屋さんで拾ってきたものなので車種不明です。
角度をつけずに短いのは、とある計画の為ですが、ちょっと長めの蛇腹ダクトを用意すればそのままデフロスターに接続できます。その接続にもこの雨どいのフィッティング部品はジャストフィットでした。

少しずつでも形になっていくと嬉しいものです。