2024年7月21日(日)
ついに!!
還暦富士登山 当日です
ツアーの集合場所は新宿の都庁近くの大型バス駐車場です。
朝7時半に集合と言われれば、福岡県から参加する私は当然 前乗りです。
新宿の集合場所の近くのホテルに宿泊してました。
帰りも同じホテルに宿泊予定なので、山に持って行けないものはホテルに預かってもらえました。
さて、朝は早めに集合場所に行きました。
今回も!Aちゃんが新宿駅で迷っていると連絡がありました。
想定内です。
(笑)
なんとか間に合いました。
「富士登山」の文字を見て、5年前のバスツアーでの決心から、本当に実現したんだ!と感無量…。
まだ登ってないのに、すでに感動…
添乗員さんから呼ばれ、全員の点呼が終わったら出発です。
まずは、富士吉田市の北口浅間神社に行きます。。
今回私たちが参加するツアーは5合目から登るツアーですが、本来の吉田口の登山ルートは、こちらの神社に登山口があるのです。
こちらで参拝してから、再びバスで5合目を目指します。
下↓は、5年前の写真。
この鳥居は改修工事中でした。
今回ちゃんと参拝できて良かったです。
さて、バスで5合目まで向かうのですが、ここで添乗員さんから大事な説明がありました。
富士スバルライン(正式名称「富士山有料道路」)という有料道路を使います。
富士山の北斜面を、約30kmの距離で、標高差1200mを登るドライブウェイです。
高山病を予防するためにも、この区間はバスの中で眠らず、起きていてください…と。
この標高差で、少しずつ気圧が下がっていきます。
当然酸素も少しずつ少なくなります。
眠っていると体が順応できないので、起きたまま、体を慣らしながら登ることが大事なんですって。
到着~。
ここで既に標高2300mですよ!
ここで1時間ほど自由時間。
昼食を摂ったり、お散歩したり、休憩室でストレッチしながら、標高に体を慣らします。
私はトレッキングポールを持参せず、ここ5合目でレンタル予約していましたので、受け取りに行きました。
登山直前のAちゃん&Mちゃん。
私 & Mちゃん
休憩所で、コンビニで買って行ってたおむすびや栄養食を食べて、ストレッチしながら時間を過ごします。
お!
持って行ってた栄養食の包装が、こんなにパンパンに膨れ上がってます!
気圧差ってスゴイですよね。
団体ツアーなので、登山道の通行料はツアー代金に含まれています。
山小屋の予約も、全ておまかせなので安心。
登山道の入口ゲートで、このタグを見せないと登山道に入れません。
今年から入山規制が厳しくなっているので、通行料を払ったことを示すタグをしっかりアピールして通ります。
ゲートを入ると、外来植物の持ち込み防止のため、靴の土を落とします。
いざ!!
しゅっぱ~~つ
最初の15~20分は、下ります。
お?
これは…、下山の際には「上り坂」になるって事よね…?
緊張…
そして、いよいよココから登り坂になります。
江戸時代からあるという水場。
歴史を感じます。
黙々と登ります。
きちんと整備されてる場所は、とりあえず滑らないよう気を付けながら歩くのみです。
ペースが大事で、急ぐと高山病の症状が出やすいので、自分に合ったぺースを守りましょう。
私たちは、ベテランガイドさんがペースを作ってくれたので、とにかくそれに合わせました。
落石が多い場所には、落石シェルターがありますので、必ずシェルターの中を歩きましょう。
日差しが強いので、シェルターの中でちょっと休憩しました。
休憩時間に記念撮影~。
オレンジ色の半そでシャツは添乗員のタケちゃん。
5年前の浅間神社のツアーで、私たちに火をつけた「張本人」です。
(笑)
なんという御縁!
今回の登山ツアーで、そのタケちゃん本人が添乗して下さるとは!!
さて、どんどん登りますよ。
足元は、富士山が「火山」であることの証明。
滑って歩きにくい火山灰や火山礫が続きます。
火山灰に足を取られて、けっこう疲労します。
休憩~。
さすがベテランガイドさん。
絶妙なタイミングで、息を整える「立ったまま休憩」や、体を休める「リュックを下ろして座る休憩」を取ります。
火山灰が終わったら岩場があります。
岩場というか、これも溶岩が固まった「火山」ならではの風景。
この写真のような場所はまだ大丈夫だけど、けっこう大きな岩場もあり、そういう一番キツイ場所は写真も撮れませんでした。
富士山のスゴイところは、登山道に山小屋がたくさんあること。
4000m近い山で、こんなに登山道が整備されてて、しかも山小屋がこんなにある山なんて、世界中さがしてもココだけですよ!
山小屋があるところでは、トイレもあります。
ただし、水洗トイレじゃないですし、全て有料です。
山小屋ごとに料金は違いますが、8合目くらいでは1回200円くらいでした。
ペットボトルの水は、このあたりでは500円ですが、もう少し標高が高いところでは、600円、700円と、どんどんお高くなります。
でも、重い荷物を持ってあがる労力と、どちらを取るかですよね。
私みたいに体力が無い人間は、買うよ!
あと、山小屋ごとに標高が書かれてるのも、目安になりますね。
ここは標高2790m。
分かりやすいでしょ。
更に黙々と登ります。
私は塩分の補給に失敗して、ちょっと足が攣りそうになりました。
熱中症予防のタブレットや栄養食を食べて、水もしっかり飲むことが何より大事!
ふと目を上げると、雲が目線より下にあります。
雲海だぁっ
標高、3000mを超えてます。
休憩中に、雲海を背景に写真を撮ってもらいました。
この日は天気が良かったので、雲海に富士山の影が落ちています。
影富士。
その雲海に、日が落ちて…。
美しい夕景になりました。
ちょっとペースが遅かったので、足元が暗くなっちゃいました。
ここからヘッドライトを点けて登ります。
そして、遅れたけど無事に宿泊予定の山小屋に到着~~
着いた~~~
山小屋・8合目・白雲荘。
標高3200m。
もうねー、ゴールした気分。
まだ明日があるってのに。
本題 2⃣ (8合目・山小屋「白雲荘」)へ続く