「ロココの大きなレリーフ彫刻その4」
前回紹介したレリーフの状態です。
下のスクロール(渦巻)からディテールを彫っています。
この部分は葉っぱの重なりも無く立体感を想像しやすいので簡単です。
この時点では全体の立体感はまだわかっていないので、このように簡単な所からディテールを彫ります。
そこを取っ掛かりにして少しずつ残りの部分の立体を想像していきます。
次はアカンサスの葉のディテールを彫ります。
大まかな立体に彫った後に、鉛筆で形を描いて彫って、また描いて彫ってを
繰り返します。
彫り終わるとこんな風になりました。
最初に彫ったスクロールの延長上にくる部分のディテールです。
こうしてディテールを彫れば彫るほど次のディテールが想像しやすくなります。
全体はこんな感じです。
続きは次回で。






