★★★★★★★★★

2008年 88min.

ネタバレ

 真相ありきでしゃべりまくってます

敬称略

 

 

監 督

 ショーン・パパツィアン 

製 作

 トニー・クランツ

 ダン・マイリック

 スティーヴ・エックルサイン

脚 本

 ジョン・シャイバン

音 楽

 ビアー・マックリアリー

 

トム:

 リチャード・ティルマン

マリリン:

 ジェシー・ウォード

ジャレッド:

 グレイエム・ノリス

ドライバー:

 ブライオン・デイヴィス

父:

 マイケル・チャイルダーズ

母:

 ダイアン・ルイス・サリンジャー

双子:

 ゲイリー・エンティン

 エドマンド・エンティン

スコッティ:

 ミルキー・ポスト

スタンドの主人:

 スティーヴ・レイルズバック

ニコール:

 ジュリー・マンド

ジェシー:

 ジョーイ・メンディシーノ

 

 

 えと、これまずはわたしの一作目「レストストップ デッドアヘッド」のレビューを読んでから読んでいただけるといいかなと思うんですけど、まあなにしろ本作、あの超駄作だとわたしが思った1作目からわずか2年後にできたとは思えないほどのいい出来ですよ。

 

 1作目のレビューにじつは「通りすがり」さんと「赤ずきん」さんからコメントいただいてまして、コメいただいたということだけでとっても恐縮していたんですけれども、赤ずきんさんから2作目があるとしかもそれがなにやらおもしろい、と教えていただいたものですからね、レビューもお願いしていただきましたので、クジ引かずに観てみた、ということなわけです。

 

 いやほんとこれ、やってくれるな、て感じで、1作目の謎が全部ハラ落ち、1作目のを-10個なんてしてたのですけれども、今回はほぼ真逆の結果となったのでありました。

 

 えと、まず最初に結論言っちゃいますと、要するにユーレイの話です。

 

 ということで、これでもうすっかり1作目の最大の謎が解けたということになりますね。

 

 まあ若干、ユーレイの話にするなんてヒキョーやろとも思わないわけではないですが、とはいえ1作目も最初っからそういう話で作られていたというなら口をはさむ余地はないですかね。気づかんかったお前が悪いんやろて言われたら、はいすみません、です。若干悔しい思いもないことはないですけど、それも含めての高評価、です。

 

 でもすごいのは、1作目の時点で続編作ろうなんて話はまったくなかったそうでしてね。製作陣が1作目よりもおもしろいものを新たに作りたい、って熱い思いでできたってんですから、その気合いに対してはこちらも好感しかなくってですね、で、出来上がったのがほぼ満点に近いホラー映画、ということなわけです。

 

 そんなにいってるのになんでマイナス1かってことなんですけど、ちょっと途中でたくさん出てくるPOV映像がわたしには耐えられなく、抑えてはあるもののひどいところが各所にあったので、そこだけマイナスとしてます。なんでこんなことするんですかね。これが臨場感あって映画にスパイスを与えるって真剣に思ってるならそんなのはもう映像の仕事にかかわらないでほしいとさえ思いますよ。すみませんね、わたし目が悪いんで追いつけないんですよ。で、観てると涙が出てきてほんとイヤなんです。ということで、本来なら些細な部分は考慮せずでつけるんですけど、こればっかりは容認できませんでしたのでご了承くださいね。

 

 ということで。

 

↑のっけから例のバスと例のトラックです。

 

 おお、いきなりか、となりますね。1作目の最大の重要要素でしたからね、このふたつは。

 

↑父(マイケル・チャイルダーズ)も

 

↑母(ダイアン・ルイス・サリンジャー)も、

 

↑双子(ゲイリー&エドマンド・エンティン)も

 

↑そしてこやつ(ミルキー・ポスト)も

 

 ご健在でありました。て、ミルキー・ポストて……。

 

 でもって、1作目では決して顔出しのなかった怪しげなトラックドライバーは

 

↑こちらです。ブライオン・デイヴィス。

 

 まあおもしろいって聞いて観てますからね、いやいやこの一家とトラックドライバーがどうつながっていくんや、とはなりましたよ。

 

↑そしたらいきなりドライバーはこうなりましたよ。

 

 一家の母とエッチしてるところを父に見つかり、信仰深い父から姦淫罪として罰を与えられる、でこうなった、と。信仰深いのも考えもんではあります。

 

↑埋められました。

 

 土葬ですね。なんて思ってたら

 

↑秒で復活です。

 

 ゾンビかな、と思ったんですけど、まあ1作目のこと考えたらユーレイなんでしょうね。でもまだここでは始まったばかりですし、観ているほうは確信が得られません。わたしも、え、なんやなんや、てなりましたしね。生きとったんかなあ、とか。

 

 もちろん1作目では、ひょっとしてユーレイだったんかな、で終わってますからね、それも選択肢には入ってるんですけど、まだちょっと結論は出せないですよ。しっかりとそういうところで興味を抱かせるってのはいい演出ですよね。

 

 で、

 

↑母も

 

↑父も

 

↑双子も(もう一人もこうなってました)

 

↑そしてこやつも、

 

 殺られましたというわけです。

 

 ここまで5分ちょっとですよ。1作目と違って小気味もいいじゃないですか。ほんとこれ同じ連中が作ったのかって、そうとうビックリです。

 

↑こちらが今回の主役、トミー(リチャード・ティルマン)です。

 

 1作目で行方不明になってしまった弟のジェシーを捜しに行く、ということですよ。

 

↑こちらはトミーの彼女、マリリン(ジェシー・ウォード)。

 

 で、このふたりに加えてトミーの友だちの

 

↑ジャレッド(中)(グレイエム・ノリス)が加わっての

 

 3人旅となるわけですね。

 

 この時点では、ふたりではなく3人のイミがよくわからなかったのですけど、観すすめていくとこれ3人てゼツミョーに使い勝手がよくってですね、そこまで考えた脚本なら優秀賞ものですよ。相場はふたりか大勢か、ですからね。いやあなんかわたしここでもう脱帽です。

 

 しかも、ですよ。3人旅なのに

 

↑車は別々て……。

 

 そうなんですよ。カップルにちょっとおつむの弱そうなケーハクそうなやつが一緒にいたら観ているほうはウザいしかなくなっちゃうんですよ。それをこうやって別々に行動させることで回避している。めっちゃいいじゃないですか。しかもこれでさらに話に幅をもたせられるわけですよ。もう感服ですね。

 

 さて、そうこうしてると話は

 

↑若干のロードムービーがありまして

 

↑モーテルで乳繰り合ってましたら

 

↑ドライバー登場、と。

 

 これ、モーテルの同じ部屋に3人いるんですけど、ジャレッドはふたりのエッチの間バスルームで爆睡しておられました。ジャレッドはじつは1作目で行方不明になったニコールのことが好きだったのでマリリンのことはどうも思ってなかったのでしょうけれども、とはいえ、いやいや寝てられるか、というのはありましたけどね。おれはバスルームで寝るから楽しんでくれ、て前置きがあったんでしょうかね。まあいいですけど。ただちょっとこれジャレッド起きたあと身体じゅう痛なってへんかってのは心配にはなりましたけどね。

 

 さて、ここではドライバーはなにもしなくって翌日になりまして。

 

↑GSはお約束、ですかね。

 

 わたしここで声上げてビックリしたんですけど、ここのGSの主人、

 

↑スティーヴ・レイルズバックやないかい!て。

 

 いやいや、パッと見てなんかどっかで見たような、なんて思って調べて声上げちゃいましたよ。「スペースバンパイア」の方ですね。日本ではなかなかなじみのない方ですけど、当時63歳、現在80歳でご健在のご様子でしたのはうれしいことです。

 

 もうなんかずっと好感なんですよ。ほんと1作目とエライ違いなわけです。

 

 さて、ここではなんか役に立ったのかどうかわからない情報をもらいまして、

 

↑やっぱトイレ出てきました。

 

 なんかどちらかの方が1作目のことを「トイレの映画」と言われてましたけど、まさにそれ言い得て妙で、このシーンは面目躍如ですね。

 

 ジャレッド、急な刺しこみでガマンできずに、だそうですけど、カップルは先に行かせて自分は収まり次第あとから追っかける、ということでして、早くも車2台の利点が発揮されとりますね。

 

 で、その先に行ったふたりはふたりで

 

↑レストストップに到着です。

 

 向こうにトイレも見えてますよね。ただこれ、トミーは「弟たちも寄ったはずだ」って言ってましたけど、ここがほんとに1作目と同じ場所なのかどうかは最後まで分かりませんでした。

 

 このあとの展開は予想通り

 

↑ジャレッドトイレ中にトラック突っ込んできまして

 

↑汚物まみれです。

 

 うへぇ、てなりました。まあある意味コワいですけどね。

 

 一方マリリンのほうは、

 

↑入ったトイレはこんなキレイでしたよ。

 

 で、してる最中に隣に人が入ってきましてね、

 

↑見たらそれがニコールだったもんですから、

 

 あわてて扉開けると中にはだれもいなくって、え、え、て。

 

 もうそろそろさすがにこっちは霊的なものを感じ取ってますからね、う~ん、そういうことかな、なんて観てますけど、マリリンはまだそういう感情は持ってませんからね、なんやったんや的にいったんトイレの建物から外に出るのですけれども、そしたらまたトイレの中から声が聞こえてきますから戻るわけですよ。

 

 そしたらトイレ、

 

↑こんなんなってました、とまあそういうわけです。

 

 ここでこちらはようやく霊的なものと確信できるわけですね。時間ちょうど30分。ゼツミョーな時間配分ですよ。

 

 ほんと、いい出来ですよ。とにかくコワいですしね。音楽がまたこれいいんですよ、とっても。たまに三味線とか琴とかに聞こえるようなところがありまして、それがまた怪談みたいでコワさに拍車をかけている、と。日本の怪談を狙ったかどうかはわかんないですけども、いずれにしても効果バツグンなわけです。

 

↑こちらのお方はお笑い担当なんでしょうか。

 

 ていうか、向うじゃまだ下着はブリーフが主流なんですね。知らんけど。

 

 そうそう、マリリンがトイレでパニクってる間に相方のトミーはといいますと、例のドライバーに拉致されてしまってましたよ。

 

おいおいユーレイなのに普通に人にさわれて監禁までしてってできるんか、てなりますけど、まあそれもアリなんでしょう。冒頭で一家惨殺してましたしね。そんなことまで深く考えるようなほどのものではないんでしょう、きっと。これでおもろいしコワいしだったらそれでいいじゃん、的な。ジェイソンもフレディの要素も入ってる「死霊のはらわた」みたいな、て。ほな1作目はなんやったんや、とはなりましたけどね。

 

 これどうでしょう、本作観終わってもう一回1作目観たらそうとうおもしろいんでしょうかね。でも1作目は1作目だし、そちらがあっての続編、なわけですからね。1作目が公開されたときは2作目はないわけですから、やっぱわけわかんないのは変わらんでしょうから、2作目を観たあとにもう一度1作目を観なおして評価を変えるってのは違いますかね。当時の評判どうだったか、生の声を聞いてみたいもんです。2作目ができるくらいですから、評判は高かったのでしょうか。

 

↑ジャレッド、ニコールと再会です。

 

 ニコール役は違う子ですけど。まあいいです。

 

 このあとこのふたりは主役のカップルに負けじとエロいことしますけど、そんななか主役の男のほうはドライバーに捕まって

 

↑足に長ネジ埋め込まれとりましたよ。

 

 SMプレイの真っ最中です。いや、イタイって、てわたし言いました。

 

 ジャレッドはジャレッドで、せっかく好きな子といたしていたのにとつぜんニコール消えまして

 

↑途方に暮れとります。

 

 ここでユーレイということが確信できましたね。

 

 で、それがわかったので1作目のことがすべてハラ落ちした、というわけで、なのでイッキにのめりこんでいきますよ。製作陣の思うつぼにハマった、というわけです。

 

↑ジャレッドは一家に捕まりました。

 

 もうこれからの展開がとっても楽しみなわけですよ。

 

 ここはいったんジャレッド解放されまして

 

↑マリリンと合流しますけど、

 

 まったくムリなく進んでいきますね。とっても観やすいんです。ジャレッド、臭くないんかなあ、てそれだけは心配ですけど。

 

 このあとは

 

↑マリリンとジャレッドのペアと

 

↑トミーの場面が並行して進んでいきますけど、

 

 ここも観応えバツグンでまったく飽きさせませんよ。

 

↑ペアのほうにはスティーヴ・レイルズバックも絡んできまして、

 

↑トミーはジェシーと再会、と。

 

 もうおもろすぎます。

 

 けっきょくジャレッドは

 

↑ドライバーに

 

↑捕まりまして、

 

↑マリリンをハードコアの世界にいざなうこととなったのでした。

 

 このあとはラストまでハードでしたよ。まあここまでもハードでしたけど、輪をかけて。あんまりみなさん痛みを感じてなかったのがどうかとは思いましたけど、全編が霊的ななにかならそれもアリなんかなと思ったりもしますね。ジャレッドは目ん玉くりぬかれてもヘーキみたいでしたけどね。

 

 えと、要するに、あの一家に殺されたヒッチハイクのドライバーが霊になって一家に復讐したんですけど、それでも怒りが治まらなくって、一家がいけにえを次々と差し出していた、とそういうわけですね。

 

 いやあ、しっかりハラ落ちいたしましたよ。まあユーレイということで全部すますってのがハラ落ちになってるかどうかはわかんないですけどね。

 

 ドライバーのユーレイを抹殺するにはそのドライバーの目ん玉を焼いてしまえばいいってことでジャレッドがそれをしましたけど、やっぱりそんなことでドライバーは抹殺されたりはしませんでした。

 

 ラストはまだまだ続編の予感ではありましたけど、3作目はないみたいですからね、製作陣もこれでナットクした、てことなんでしょうか。

 

 いやあ、まあなにしろおもろかったです。1作目をあいまいにしたからこの良作ができた、ってことなんですね。とはいえわたしの1作目の評価はやっぱり変わりませんけどね。

 

 赤ずきんさんにお礼です。ありがとうございました。

 

 

今日の一言

「でもやっぱ汚いんよ」

 

 

レビューさくいん

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