2012年 110min.

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️☆☆☆☆☆

ネタバレ:有り

敬称略

 

えと、コナンくんです。☺️

 

わたしとコナンくんとの馴れ初めは、そもそもわたしがまだ漫画を読んでいたころですね。

小学生の時に江戸川乱歩を読破、中学で横溝正史を読破、高校では筒井康隆でしたが、まあそんなわたしが大学生になって小説から卒業して漫画の世界に足を踏み入れれば、コナンくんにハマるのも当然といえば当然ですね。

 

1994年に、ん?なんかこれおもろそうじゃん、と思って買った第一巻が馴れ初めなわけです。

 

そこから35巻くらいまで買い続けていたんですけれども、そのころになって漫画から卒業して東野圭吾、有川浩、米澤穂信、伊坂幸太郎、道尾秀介にハマりましたので、単行本を購入することはなくなったんですが、でもなにやらちょっとずつコナンくんの単行本が増えている気がして...

よくよく聞いたら、ウチの小学生の娘がハマってお小遣いで買い続けていた、とまあそういうわけで。

現在、当たり前のように本棚にコナンくんが100冊並んでいるという...🤣

 

ちなみに、そんな娘も上の子が保育士になってもう2年が終わり、下の子も大学四年生ですが、まだまだ買い続けてますね。☺️

 

で、ですが、わたし、映画は観てなかったんです。映画でアニメって、ジブリどころかディズニーもわたしの中ではご法度だったんですね。

いやあ、アニメなんか映画じゃないやろ、エラそうに「映画」を名乗るなよ、なんて。😅

 

でも、忘れもしない2011416日ですよ。

公開日当日に、子供たちが連れてって欲しいというので映画館で一緒に観た、今回紹介の一本前、「名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)」でわたくし、なにか鈍器で頭を殴られたかのような衝撃を受けたわけでありました。

 

ええっ、なんやこの完成度は!て。

映画好きが、映画ファンのために心を込めて作った感が画面からひしひしと伝わってきたんです。ラストでコナンくんが雪崩から救出されるとこはわたし、号泣してしまいましたね。

いやあ、コナンくんスゴイ!こりゃあ観なけりゃソンだぞ、って。

 

で翌年、当たり前のようにこちらの「11人目のストライカー」を観に行ったのですが...

 

う〜ん、これ前作だったらもう間違いなく⭐️満点だったのですが、いくらなんでもこれはやりすぎやろ、と。

 

もちろん、これでわたしのコナンくん愛が薄れるわけはなく、昨年まで毎年娘たちと観に行ってますよ。一昨年はコロナでなかったですが。

で、昨年の「名探偵コナン 緋色の弾丸」はわたしの住む名古屋が舞台で、仕事場の近辺(名古屋港あたり)であるわたしの行動範囲が次々と出てきて、しかも場所を移して東京の増上寺あたりもわたしの昔の職場の近辺、行動範囲で、ますますコナンくん愛が増したわけですよ。

 

で、総合すると、今のド派手な劇場版コナンくんはこの「11人目のストライカー」が始まりだったのじゃないかと、そういうわけです。

 

 

冒頭から、フツーに街中で大爆発が起こりますね。

 

ほんとにフツーです。

これ、小五郎のおっちゃんの事務所前なんですけど、一緒にいた蘭ちゃんとともに、驚きはするけど超冷静であると。

 

で、そのあとも出るわ出るわ、超人的な場面のオンパレードですよ。

 

そりゃたしかに、「身体は大人、頭脳は子供」っじゃない、「頭脳は高校生」でしょうけど、身体は小学一年生ですからね。一緒に並ぶと普通の大人の腰までも身長がないチビ中のチビですよ。

それが、阿笠博士の作った特殊なスケボーで、サッカースタジアムの屋根の柱を猛スピードで走るんですよ。

 

 

小学一年生です。🤣🤣

 

で、その甲斐なくスタジアム大爆発。

 

ゴール横の奴、間違いなく巻き込まれてますね。😅

 

で、ミヤネ屋で宮根が言いますよ。

「一歩間違えれば大惨事でした」

 

↑...😅いや、大惨事でしょうよ。まったく似てないし...

 

いやいや、全体の流れとしては全然面白いんです。

 

まあコナンくんあるあるとして、推理に行き詰まると少年探偵団とかが会話で都合よくヒントを与えたり、なんてのはありますけど、まあそれはお約束とすればこんなもんでしょう。違和感はあるけど、嫌悪感はないです。

横溝正史とは違うんですからね。

 

だからこそ、マイナス要素が多いのがザンネンだと、まあそういうわけです。

 

少年探偵団です。

 

右から二人目のあゆみちゃんは、激カワ小学生です。☺️

 

警察もね、相変わらず無能すぎるほど無能なんです。下手したら、コナンくんに推理を聞いたりなんていう話もありましたね。

 

無能三銃士、ていうか、真ん中の目暮警部が全ての元凶ですね。

 

昨年までの我がドラゴンズのクソ与田みたいなもんです。無能世界一です。与田と並んで。🤣🤣

 

小五郎のおっちゃんも、無能といえば無能ですが...

 

おっちゃんは、テレビシリーズでほんとに無能ぶりを発揮しまくってますから、映画ではちょっぴりかっちょえく描かれてるのは、制作陣の愛情なんでしょうね。☺️

 

神妙な顔して推理してるふりをしていて...

 

コナンくんの推理で...

 

 

フツーに驚く、という...

 

つけるクスリはなさそうです。😭

 

あとね、映画で毎回必ずあるのが、役者によるゲスト声優とかいう悪しき慣習なんですね。

 

なんで声優さんだけにしないんだろう、って、わたしいつも思いますよ。

 

役者は役者なんです。

 

どの話だったか、榮倉奈々が声優をやった回があったですけど、わたし榮倉奈々にしか聞こえなかったですもん。榮倉奈々が演技してる、って。

要するに役者ってアテレコすると全部自分になっちゃうんでしょうね。役になりきれてないんです。これ、どの人でもほとんどそう思います。

 

声優は、たとえば山口勝平なんかでもものすごくいろいろな声でいろいろな役をやってますけど、ちゃんと役になりきってますもん。Eテレの「はなかっぱ」観てそう思うんですよ。まさにプロじゃないですか。だからわたし、ジブリも観る気にならんのですよ。

 

今回は、役者じゃなくサッカーアスリートご本人がアテレコしてましたけど...

ご想像通りですね。聞くに堪えません。聞くに堪えない?いやいやそんな生やさしいもんじゃありませんでしたね。ヒドイ?クズ?クソ?それですら足りませんよ。

いったい誰がこれにオッケー出したのか...

想像通りではないですね。想像を絶します。😭

 

まっっったく似てないので、誰が誰かもわかりません。😅

 

今回こうして改めて観てみて、よくこれでコナンくん映画観るの辞めんかったな、と思いましたわ。😭

 

さらに今回は、話的にもちょっと、なところもありました。

 

スタジアムに時限爆弾が仕掛けられてて、ゴールのクロスバーの真ん中にボールを当てれば爆弾が解除される、と。

 

試合中、各ストライカーが必死でバーに当てて次々と解除していきます。

 

で、ラスト。あるスタジアムでコナンくんが犯人と二人だけで対峙するシーン。

コナンくん、必死でボールを蹴って当てようとするんですけどね、これ最終的なところ、棒かなんかで叩けばいいのでは?と思ったことではありました。😅

 

コナンくんの動きがヘンなのは相変わらずです。🤣🤣🤣

 

そういえば今思い出しましたけど、わたし映画館でチケット買う時に

 「どちらの映画ですか」

 って聞かれて

 「コナンくんを」

 って言ったら、販売係のお姉さんに

 「名探偵コナンですね」

 って言い直されたことがありました。こいつらにはコナンくん愛はないんだろうなあと思うと同時に、こんなわたしですから、これから先も何があってもコナンくんだけは、劇場版アニメ観に行き続けるんだろうな、と思った次第です。

 

今日の一言

「さて、こちらのお方はどなたでしょうか?」

 

答えは、下部です。

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こたえ:キングカズ🤣🤣🤣

 

 

レビュー さくいん