あなたは、いつから英語につまづきましたか? | マークシートに慣れた英語を、世界に通じる英語にシフトさせ、あなたをグローバル社会に送り出すGlobal10の英語教室

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マークシートに慣れた英語を、世界に通じる英語にシフトさせ、生徒をグローバル社会に送り出すことを使命とする東京のお父さんです。

「あなたは、いつから英語につまづきましたか?」

 

こんな質問をすると、このブログを読んでいらっしゃるあなたは、何と答えるのでしょうか?私も覚えがありますが、中学ではいつも英語は満点近く取っていましたが、高校1年生の1学期になってから、急に教科書が難しく感じて、油断が出来ないと思いました。

 

「中学校の教科書からレベルがリンクしていない、どうしてだろう?」

 

だから、最初の1学期はとても時間をかけながら、英語を勉強したのを覚えています。それからは、学年で「英語三羽ガラス」と言われるほどの英語力をつけました。

 

さて、ここであなたに見て頂きたい英語のセンテンスがあります。

 

” It is safety."

「それは、安全です。」

 

この文は、文全体から抜粋したものですが、文脈からは「コロナ禍で、お互いに対面しないので安全です」と言う部分を引き抜いてあります。

 

私は、この部分を見て、ちょっと考え込んでしまいました。

 

It=「それは」

is=「です。」

safety=「安全」

 

It is safety.=「それは、安全です。」

 

こんな風に考えて、作文したのではないでしょうか?ここでお聞きしたいのですが、中学1年生の時に、最初に習う文章は何だったかをおぼえていますか?

 

”This is a pen.”

「これは、1本のペンです。」

 

This=「これは」

is=「です。」

a=「ひとつの」

pen=「ペン」

 

こうして英語の先生から説明を受けた人はいると思います。そして、そのまま覚えてしまい、"It is safety."として文を作ったのではないでしょうか?

 

この生徒さんは、”It is safety.”が間違いであるということを指摘してくれる先生がいないまま、こうして大学生になってしまったのです。

 

”It is safety.”=「それが、安全性と言うのです。」

 

こんな意味もありますが、文の流れからは「それは安全です」という意味で書こうとしていたのが分かります。

 

そして、だれも指摘することなく、この生徒さんは正しいと思いながら、高校でも、大学受験でも、こうして書き続けてきたのだと感じました。そして、この書き方が文法上間違っているということを知ることなく、今日まで来たのです。

 

では、どうしてこのようなミスをそのまま抱えて来れたのでしょうか?

 

それは、「英語をマークセンス方式で覚えてきた」からです。英検もほかの英語の試験も、すべて正解を選ぶ方式の内容だからです。ぼんやりと覚えているだけでも、点数をもらえるからです。なぜなら、選択肢が目の前にあって、深く考えることを必要としないからです。

 

単語も、文法も、すべてマークセンス方式で試されてきたからです。だから、私の授業でライティングをしてみると、自分のミスがどれだけ多いのかを知ることになるのです。

 

ライティングは、単語力、文法力、そして表現力を正確に試される物差しです。

ごまかしようがないです。

 

だからこそ、私が長きにわたって、こうしてライティングを指導している意味が分かると思います。集団授業の中で。どの部分が間違っているのか、それを知りたいと思う生徒さんは多いです。しかしながら、個々に指導するだけの余裕は集団授業にはないです。だからこそ、こうして個人指導をする必要があるのです。

 

「中学英語から抜けている部分を、徹底的にあぶりだして、1つ1つ丁寧に訂正していく。」

「その間違って覚えていたことを受け入れ、気づいて反省して、そこから正確な文を作り出す。」

 

このステップが大切だと感じてくれる生徒さんは、その後は非常に伸びて行きます。そして、正確に1文1文書けるようになると、もっと欲が出て来て、より多くの文章を書きたいと思うようになります。それから、自分のライティングの力を試したくなって来て、海外での教育や資格取得に挑戦したくなるのです。

 

基礎力とは、ゼロから1つ1つ丁寧に覚えて、それを繰り返し、自分で使えるようになる状態のことです。

 

そのためにも、「途中で直してもらうこと」が必要になるのです。ライティングを練習するには、指導者が必要だということです。そして、今までの自己流を直すいい機会になります。

 

英語は、武道と同じ。

「性別、年齢、学歴に関係なく、だれでも、いつでも英語は身につけることが出来る。」

 

このことに尽きると思います。

 

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。

 

感謝

 

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