高校野球球児も全額奨学金で、米国の大学進学します。 | マークシートに慣れた英語を、世界に通じる英語にシフトさせ、あなたをグローバル社会に送り出すGlobal10の英語教室

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「高校野球球児も全額奨学金で、米国の大学進学します。」

 

もうご存じだと思いますが、花巻東高校の佐々木麟太郎内野手がスタンフォード大学に進学することになりました。スタンフォード大学は、アイビープラスの中でも最難関の大学です。「東のハーバード、西のスタンフォード」と言われています。そこに、野球選手として授業料と寮費を含めた全額奨学金を受けて進学します。それが、どれだけ厳しい競争なのかは、経験者にしかわかりませんが、インターネットのニュースからお借りした記事をご覧ください。

 

 

佐々木君の場合は、「スポーツ進学」となりますが、日本のスポーツ推薦入学とは違い、「学業成績」も加味した選考を通らねばなりません。つまり、野球しかできないという日本の野球部の学生とは大違いです。そして、入学後に既定の学業成績を満し続けることを求められるのです。

 

では、アメリカの大学では、どれだけの勉強をしなければならないかをご説明いたします。こちらもご覧ください。

 

 

この記事にあるように、およそ11時間と言う勉強量は、私がずっと言い続けてきた「毎日16時間」という大学院での勉強時間とそんなに変わりはないですね。そして、必要な英語力と言えば、「読む力」と「書く力」なのです。

 

アメリカの大学では、リーディングとライティングができないと、生き残れません。

 

それは、学部でも大学院でも同じです。大量の読書を課せられて、その内容を的確に把握するリーディング力は、日本国内でやっている「過去問を解く程度」からは、はるかにかけ離れたレベルです。私が1年8か月で9万ページを読んだことは、そんなにたいしたことではないのです。

 

また、ライティング力は、その読んだ内容に対して、自分はどのように考えるか、そしてその根拠はどこにあるか、そのためにたくさんの文献を読んで、証拠集めをするのです。それを英語で表現することが、どれだけ難しいかを想像してください。

 

テンプル大学ジャパンでも、ライティング力の弱い学生は、締め切り日を過ぎてもレポートを提出できなくて、退学を迫られます。

 

「リーディング」

そして、

「ライティング」

 

この順序で、自分の英語力を鍛えなければなりません。ドメ派の人には、到底想像できない読書量だと申し上げます。そして、海外の大学に留学する高校生は、それ相応の覚悟で勉強してほしいです。

 

「出来ないなら、今の3倍勉強しろ!」

「クラスで1番優秀な学生のノートを借りろ!」

「それが嫌なら、即日本に帰国しろ!」

 

私が、大学院生活1学期目で、会計学の教授から言われた言葉です。そこで、日本では想定外の厳しさがあることに気づき、涙を流しながら、教授の研究室を出て学生寮に戻ってきた思い出があります。

 

「このままでは、卒業も出来ない。空港に見送りに来てくれた友人にも顔向けが出来ない。家族にも、何といえばいいか?」

 

そして、覚悟を決めたのです。ちょうど、映画「風と共に去りぬ」の主人公であるスカーレット・オハラのように、神様に誓ったのです。

 

「神様、私はもう絶対に弱音を吐きません。今までの3倍勉強します。そして、絶対に日本へは帰りません。」

 

そんな思い出があります。テンプル大学ジャパンに入学したYさんも、私のように苦戦を強いられています。そして、この佐々木君も、これからアメリカの大地でたくさんの苦労を経験すると思います。日本の野球ではなく、アメリカの野球の厳しさを目の当たりにして、そこから這い上がって活躍するために、想像を絶する努力をすることになると思います。

 

「経験者しか語ることのできない厳しさがあります。」

 

だからこそ、いまでも「マルチタスク」で複数のことを同時にやり続けることが出来るのです。それが、アメリカで鍛え上げられた証拠です。

 

そして、これから新たにMUさんが、テンプル大学ジャパンに「全額奨学金」を目指して出願します。合格後も覚悟して勉強していただきたいです。テンプル大学ジャパンからの期待を満たし続けながら、自分の思いの方向に舵を取って頂きたいです。

 

「すべては、自分との戦いです。」

 

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。

 

感謝