「国際基準の英語力とは?」
いつも申し上げていることですが、国内基準と国際基準の英語力は全く違います。島国日本にあって、英検やTOEICの受験を繰り返すことが英語の勉強だと思っている英語学習者が、いかに多いことでしょうか?
そんな英語学習者には、「国際基準の英語力って、どんな感じでしょうか?」と、疑問に感じる人もいると思います。正直、私もブログのファンのあなたに直接ご説明したことがないです。今回は、本当の意味で、「国際基準の英語力」をご紹介したいと思い、それにふさわしいYouTubeの動画をご紹介いたします。それをご覧になって、ご自分の足りないところを発見して、新たな目標をお作りいただきたいです。
御紹介するYouTubeの動画は、こちらです。
商社マンの英語力: 丸紅の日本人社員、海外駐在員の英語インタビュー (youtube.com)
ここで、12の企業で活躍する社員の英語力をご紹介しています。この動画を見ることで、私が常日頃から申し上げていることをお感じになって頂きたいです。そして、個々のビデオに登場する人物は、激しい社内競争を勝ち抜き、今のポジションを手に入れているということも事実です。それだけ仕事ができるということです。それを頭に入れて、動画をご覧になってください。(説明書きの部分にある、『もっとみる』をクリックすると、たくさんの企業の動画が出てきます。)
「丸紅」
「三井物産」
「伊藤忠」
「三菱商事」
「住友商事」
「ゴールドマンサックス」
「ボストンコンサル」
「KPMG」
「JPモルガン、ブルームバーグ、マイクロソフト、ファイナンシャルタイム」
最初に丸紅での英語力と簿記の条件がありますが、これは最低の条件であるとお考えになってください。そして、私が就活で申し上げている通り、「簿記」の知識が必要だというのがお分かりだと思います。
「日商簿記2級合格」
「ビジネス実務法務2級合格」
そして、国際基準の英語力を身につけることだけではなく、専門分野の知識も豊富である必要があります。
「日本語の語彙が豊か」
それは、専門分野の知識を吸収するには、日本語で考える力が必要なのです。
「日本語で言えないことは、英語でも言えない。」
「だから、専門知識をつけなさい。」
私がテンプル大学ジャパンに通うYさんに、常に申し上げていることを思い出していただきたいです。
「国際ビジネス学科を専攻してください。」
「マクロ経済学、ミクロ経済学、会計学、ファイナンス、統計学、商法、マーケティングを学びなさい。」
これらは、日本の大学のグローバル学部で学ぶことが出来る科目でしょうか?私が見る限り、人文科学の科目ばかりを履修しているのではないでしょうか?グローバル人材になるために必要なことを知らない大学教授が多すぎるのではないでしょうか?
「英語学習のみが、グローバル人材教育ではないです。」
私がYさんに会計学の再履修をするようにお勧めするのは、「会計学がビジネスの基本」だからです。そのために、会計学だけは、しっかりと理解していただきたいのです。そこから、ビジネスの概念が広がって行きますから。
この動画をご覧になって、どんな感想をお持ちでしょうか?
「最初の丸紅の社員は、なんだか台本を見ているようだ。」
そうですね、丸紅だけはそんな感じを受けますね。そして、私が感じたことは、2つあります。
「登場人物の育ちの良さを感じます。」
「どんな生活環境で育ったのか、どんな学校で学んだのか?をお聞きしたいです。」
家庭教育と学校教育は、非常に大切です。ここに登場するグローバル人材は、もちろん海外大学卒であったり、帰国子女であったりします。ドメ派からここまでの英語力をつけることは、かなりの努力を強いられます。U君でさえ、まだここまでの域に達していません。
そして、Yさんがテンプル大学ジャパンに通いながら、あと3年間でこの域に達していただきたいと願っています。それを可能にする学習環境が整っているからです。
私がずっと言い続けていることを思い出してください。
「GPA3.5」
これは、高校生にも申し上げたいです。学業成績を高めて、このような人材がいる職場に就職していただきたいのです。そして、そこにいる優秀な上司と出会うことで、ご自分の魂が震え上がり、そして「あの上司のようになりたい」という目標を持つことで、ずっと勉強と仕事を続けることが出来ます。私の生徒さんには、優秀な人材がいる職場環境で、もまれながら成長していただきたいと願っています。
そして、このような国際基準の英語力を日本国内で身につけることが出来ないだろうかと考えています。それを可能にするプログラムって、どんな感じなんだろうか?それを感じながら、これからも英語指導に邁進して参ります。そして、そのプログラムを立ち上げて、海外に学位留学することもなく、日本国内で国際基準の英語力をつけることが出来る学校作りが、これからの課題になると思っています。
「ワクワク・ウキウキ・ハラハラ・ドキドキが止まらない。」
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。
感謝