一般入試組が、AO入試組より学力があります。 | マークシートに慣れた英語を、世界に通じる英語にシフトさせ、あなたをグローバル社会に送り出すGlobal10の英語教室

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マークシートに慣れた英語を、世界に通じる英語にシフトさせ、生徒をグローバル社会に送り出すことを使命とする東京のお父さんです。

「一般入試組が、AO入試組より学力があります。」

 

これは、私がここ3年くらい指導してきた経験から申し上げています。同じテキストを使って、同じ内容を説明しても、その理解度には「どうしても乗り越えられない壁」のようなものを感じてしまいます。

 

よく多くの科目をこなしてきた経験と読書量は、どうしてもAO入試組が一般入試組には適わない理由となっていると思います。鍛えようとしても、AO入試組には「基礎力の薄さ」を感じてしまいます。それは、目の前にいる生徒さんには申し訳ないのですが、合格をするという目的のために、自分の合格を勝ち取る手段として「AO入試を選択する」という結果になります。結果として合格はしますが、入学した時点で、両者には明らかに「学力格差」があることを予めご認識していただきたいです。

 

今週末から始まるブートキャンプですが、参加者のHOさんは「国立大学受験組」でした。結果として第一志望の国立大学は不合格となり、今の私立大学へ入学して今に至ります。その私立大学の偏差値に関係なく、国立大学を目指しただけあって、学力がかなり高いです。より多くの受験科目をこなしてきたことが幸いしているので、指導していて反応スピードが速いです。理解度が高く、2度目は聞き返さないくらいの心構えで授業に臨んでいます。

 

単に宿題をやってきたという感覚は、持ち合わせていません。

 

私に言われたことだけをやって来て満足する生徒さんもいますが、HOさんの場合は、女性弁護士であるHさんの勉強に対する姿勢に似ています。

 

毎回、準備に万全を尽くす。

 

ここが、今の多くの女子大生とは全く違う点です。だからこそ、短時間で理解して駆け上がってきます。TOEIC公式版での初回受験で760点を取ったのは、その勉強する姿勢が違うからです。私に言われなくても、自分が何を聞かれてもいいように、準備を怠らないのです。これは、過去の国立大学を受験すると決めたあたりから培われてきたものだと思っています。

 

この一般入試組とAO入試組が入学してからの結果の違いを考える上で、非常にいいサンプルがあります。

 

それは、「武蔵大学国際教養学部経済経営学専攻」の50名の中で、たった10名しかロンドン大学の学位を取得できないという結果なのですが、その取得者の内訳を見た時に、一般入試組が多いのか、それともAO入試組が多いのか、あならなら、どんなお考えなのでしょうか?

 

とても興味深いことだと思っています。そこまでの詳しい資料はないですが、AO入試組定員5名、一般入試組45名となります。ここには、帰国生徒特別入試分の定員は入っていません。応募があっても前年度の合格者は1名でしたので、ここでは割愛させていただきます。

 

その上で、あなたなら、どちらのグループがより多くの学位取得者になっているかを想像してみてください。このパラレルデグリープログラムは、単なる丸暗記では単位が取れないようになっています。常に考える力を問われます。どちらのグループからでも入学は可能ですが、一旦入学してから卒業までの間に、「いかに考える力をつけるか」を意識しながら学生生活を送るかで勝負が決まりそうですね。

 

「一般入試組でも、AO入試組でも、与えられた環境は同じです。それをどう生かすかは、あなた次第なのです。だから、与えられた環境で100%頑張ればいい。」

 

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。

 

感謝