ビリギャルの教育の考えが素晴らしい。 | マークシートに慣れた英語を、世界に通じる英語にシフトさせ、あなたをグローバル社会に送り出すGlobal10の英語教室

マークシートに慣れた英語を、世界に通じる英語にシフトさせ、あなたをグローバル社会に送り出すGlobal10の英語教室

マークシートに慣れた英語を、世界に通じる英語にシフトさせ、生徒をグローバル社会に送り出すことを使命とする東京のお父さんです。

「ビリギャルの教育の考えが素晴らしい。」

 

本日の日経新聞に、ビリギャルの記事が載っていました。ビリギャルと呼ばれている小林さやかさんは、今年の秋学期からコロンビア大学の教育大学院で学ぶ予定です。その小林さんの現在の受験勉強に関して、意見を述べていました。うなずける部分がたくさんあります。

 

 

「本当の学びが始まるのは、大学に入った後なので、大学受験さえ乗り越えれば大丈夫だという発想は危険。

「ただ、私のような子でも1年半、一生懸命勉強することで目指す大学に入ることができた。」

「新たな出会いにつながり、世界が変わった。」

受験は逆転の大チャンスであるべきだと思う。」

 

そして、現状の受験勉強に対する批判もあります。

 

「幼少期からの受験準備が過熱しすぎている。」

「そのせいで、小さい頃から塾に通って勉強しなければ早稲田大や慶大に進むのは無理という風潮が強くなっていると感じる。」

「講演などで私の経験談を聞いた子が『自分も早慶に行きたい』と思い立っても、親が『あなたは自頭が悪いから無理』とブレーキをかける。エンジンをかけてあげる大人が少ない。

 

こうして見ると、私とU君の出会いと似ていますね。小林さんの場合は、坪田先生との出会いがあって、その先生の一言で本気になったのがきっかけですね。

 

そして、このように記事は結んでいました。

 

「私は本当に勉強ができなかったが、『ビリギャルは自頭が良いから受験に成功しただけ』と子どものやる気をそぐ大人の反応が悔しかった。」

 

私もビリギャルがどうしてこんなに勉強に集中できるかを考えてみましたが、最初から偏差値の高い高校にいたからだと思っています。それは、偏差値の高い高校に入るための受験勉強が中学生のうちに完成していたからです。そして、高校に入ってから、一時期勉強をする気を失っていたからだと思います。そうでなければ、こんなにずっと勉強し続ける動機が出てこないと思います。大学を卒業した時点で、猛勉強はしないのが普通です。

 

「慶応大学総合政策学部卒」

「聖心女子大学大学院卒」

「コロンビア大学教育大学院入学」

 

つまり、勉強する楽しさをちゃんと身に付いているから、ここまで持続できるのだと思います。それをどこで身に着けたかというと、慶応大学に入学した時点でしょう。そこから、ずっとその楽しさを大切にしてきたからこそ、慶応大学でもちゃんと勉強したのだと思います。

 

「言葉で、相手を本気にする。」

 

坪田先生が言った「君が慶応に受かったら面白いよ」という言葉に「ピンときた」感があるからこそ、そこから猛勉強したのです。その勘の鋭さが、小林さんには高校生の時点で備わっていたと言えます。ごく普通の子なら、そう言われても素通りするはずです。

 

「ひとりひとりには、神様からすべてが与えられている」ということを事実としてとらえられる人だけが、こうしてチャンスを頂けるのだと思っています。

 

そのためには、「意識を高める練習」をすればいいのです。そうすれば、頭の上にアンテナが立つのです。

 

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。

 

感謝