「テンプル大学のHonour's Classを知っていますか?」
ご存知の方は、ごく少数だと思います。私がお世話させていただいているOさんのお母様から、メールをいただいたので、その内容をお伝えいたします。
テンプル大学ジャパンでの最初の学期で、GPA3.6の成績を取ったOさんは、今学期にHonour's Classに入ることができました。これは、GPA3.3 以上の学生が許可されて参加できるクラスです。名誉なクラスです。
そのクラスでは、意識の高い学生が集まり、ネイティブのスピードで話し合うので、そのスピードについていくのが、Oさんには大変らしいです。Oさんも国内のインターナショナル・スクール出身なのですが、それでもついていくのが大変なスピードって、どれくらいなのでしょうか?
そのHonour' Classに入ることは、その参加者全員にとっては、「名誉」なことです。
ここに、アメリカの教育の素晴らしさがあります。アメリカの教育では、その学生本人の学力に合わせて、ふさわしい居場所を提供してくれます。そして、その努力を認め、形作るために配慮を惜しまないのです。このHonour's Classに入ることも、その一つです。
「Honour's Classの学生」vs「一般の学生」
こんな区別が、テンプル大学ジャパンキャンパスの中で、すでに出来上がっています。そして、誰でもGPA3.3の成績を取れば、参加できるのです。与えられたチャンスは、皆平等です。それが、アメリカの教育のいい部分です。
Oさんもすでに経験がありますが、GPA3.5以上を目指すことは、アメリカ人学生にとっても大変難しいことです。それを日本人のOさんがやり遂げているのですから、どれだけの努力をされているか想像してみてください。そして、その英語力がどれくらい必要なのかも、想像していただきたいです。
Honour's Classに参加している面々は、すでに仲間意識があり、日本人学生でも「日本人扱いしないで」仲間としてみてくれるので、アメリカ人同士のナチュラルなスピードで話をしなければなりません。そこをOさんは、これから乗り越えていく課題だと思っているようです。
日本の大学に入ったら、どんなに努力しても、このHonour's Classのような「特別扱い」はないと思います。頑張れば、頑張っただけ、ご褒美がいただけるありがたい教育が、アメリカの教育です。
そして、テンプル大学ジャパンの魅力、どんな風にお感じでしょうか?
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。
感謝