学部と大学院のGPAは、比例します。 | マークシートに慣れた英語を、世界に通じる英語にシフトさせ、あなたをグローバル社会に送り出すGlobal10の英語教室

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「学部と大学院のGPAは、比例します。」

 

 

あなたが学部で得たGPAは、どれくらいでしょうか?そして、仮にアメリカの大学院に入学したとしたら、一体GPAはどれくらいになるのでしょうか?

 

 

私がアメリカで聞いた話では、学部と大学院でのGPAは同じような数値になるそうです。では、その理由はなんでしょうか?

 

 

それは、学部での4年間で、自分の勉強方法が身についてしまうからです。

 

 

「ここまで頑張ればいいや・・・」

 

 

そうやって、自分の勉強の量や質を決めてしまうのです。そして、それが一生自分の勉強のスタイルとして定着します。

 

 

仮にアメリカの大学院に行ったとしても、授業に追いつくために必死ですが、GPAそのものはそんなに変わらないのではないでしょうか?

 

 

アメリカの大学の学部では、GPA2.0で卒業できます。大学院は、GPA3.0で卒業できます。だからギリギリでもいいから、卒業しようという気になります。最初からAを取りに行くような感じで入学してはいません。

 

 

一般のアメリカの大学ですが、

学部:GPA2.0で入学できて、GPA2.0で卒業できる。

大学院:GPA3.0 で入学できて、GPA3.0で卒業できる。

 

 

それが、U君のように最初からAを狙いにいく学生との意識の差になります。

 

 

入学条件を満たした英語力であっても、授業でいい点数を取れるとは限りません。だから、保証は全くないです。日本の教育のように、「入りさえすればいい」という考えは、海外では通用しないのです。

 

 

そして、学部をGPA3.0で卒業した人は、アメリカの大学院への入学のGPAの条件を満たしますが、入学後にどれくらい成績が伸びて行くかはその人次第ですが、同じようなGPAの点数になって行く傾向にあります。

 

 

「学部GPA3.0」=「大学院GPA3.0」

 

 

そうなる人が多いのです。

 

 

U君は、

「学部(一般過程)GPA2.3」→「(専門過程)GPA3.8」→「大学院3.93(現時点)」

 

 

だから、U君の学部でのGPA3.8があるので、そこまでは伸びる可能性があるということですから、大学院ではもう少し頑張って、GPAを伸ばしたことになります。

 

 

つまり、学部であれ、大学院であれ、勉強の量と質は同じなのです。本人がどれくらいやるかにかかっています。だから、これから海外の大学院に進みたい人は、日本国内でのGPAを伸ばしておいてください。

 

 

これが、私からのお願いです。人間は、過去の知識と経験の範囲内で意思決定をします。そのためにも、可能な限り成績を伸ばしておいてください。

 

 

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。

 

 

感謝