経理の実務と心得、ときどき事務ノウハウ。 -92ページ目

流動資産の見方

お疲れさまです。Mです。

流動資産とは、ビーエス(貸借対照表)にでてくる資産(左側)のうち、通常1年以内に現金化、費用化ができるもののことをさします。(1年基準)。

ただし正常な営業循環過程(要は本業にかかわるような流れの中)にあるものは1年以内に費用化されないとしても流動資産になります。


流動資産は、上から

・現預金
・売掛債権
・棚卸資産
・その他の流動資産

という流れになっていますが(貸借対照表の勘定科目一覧もそのような流れ)現金化という点では、下から上に行くにつれて現金化しやすいものになります。

その他の流動資産、は現金化というよりは費用化するものなので今回は省きますね。

では、みていきましょう。

「棚卸資産」は、いわゆる在庫のこと、倉庫に残っている商品等をさします。

在庫を売ると・・・売上になりますね。

在庫を多く持っている、ということは売上に結びついていないものが残っている、ということに他なりません。よって棚卸資産が多いことはよくないといわれるのです。

その在庫を販売した場合、売上となるので、直接現金をもらう場合を除き、売掛金や受取手形といった「売掛債権」になります。

「棚卸資産」の時点では現金化がまだ見えていませんでしたが、「売掛債権」になることで現金化できる目処が立ったともいえます。

そして、売掛債権を回収した時点で現金化されて「現預金」となります。

いかに、現預金というゴールにたどり着くか。

現預金より下の勘定はいつ現金化されるのか。

これらが重要となってきます。

会社はお金がないと回らないから、です。


【関連記事】
貸借対照表の勘定科目一覧
簿記の超基本

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効率化と手抜きは違う

おはようございます。Mです。

人間、誰しも面倒なことをしたくないので効率化しようとします。

これは、事務職に限ったことではありませんね。

しかしながら「手抜き」をすることもあります。

手抜きをした結果、何もトラブルがなければ「効率化」だと思っているのかもしれません。

「効率化」は、業務を理解したうえで方法を追求していくこと。
「手抜き」は、その業務をしたくないので横着すること。

何かあったときにすぐ対応できるかどうか?

対応能力は、会社として求められるスキルですが、効率化した場合と手抜きした場合、対応に差がでます。手抜きは必ず後ろめたさが残ります。(手抜きとわかっていない人は残らないかも・・・)

仕事をしてお給料という対価をもらっている以上、手抜きはしていけませんね。


家事で手抜きをする、というのはある意味必須だ、とある主婦が言っていました。まぁ・・・こういうのは自分でわかっていてするのでいいのかな(汗)


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信用保証料の科目は?

お疲れさまです。Mです。

借入をする際に、土地のように担保がない場合、信用保証協会(都道府県や市にあります)に保証料を支払うことで借入ができる場合があります。

簡単に言えば、金融機関に対する担保です。

保証協会の担保があるから、金融機関はお金を貸してくれる、ともいえます。

その場合、借入時点で一括で支払をしますので、

信用保証料/現預金

という仕訳をします。

ところが、信用保証料は、借入期間に対応させて費用化、つまり償却をさせますので、例えば借入期間が5年であった場合、

長期前払費用/現預金(向こう1年より先、48ヶ月)
前払費用  /現預金(支払より1年間、12ヶ月)

となります。

前払費用は流動資産、長期前払費用は固定資産となります。

償却(費用化)する場合は、

長期前払費用償却/長期前払費用

が教科書通りの仕訳ですが、信用保証料の場合は、支払利息の性格を有するので実務上は、

支払利息/長期前払費用

と処理するのです。

仮に長期前払費用償却という勘定を使ったとしても、販売費および一般管理費(販管費)ではなく、営業外費用での処理となりますので注意しましょう。


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