経理の実務と心得、ときどき事務ノウハウ。 -5ページ目

俯瞰してみましょう

●俯瞰してみましょう●

お疲れさまです。

「俯瞰」これは「ふかん」と読みます。

意味は?というと、

「高いところから見下ろす」

高いところから見下ろすと、全体を見ることができますね。

例えば、山の上から周りを見ると全体がよく見えます。

山の上から


自己啓発の本に出てくることがあります。
一点集中型もよいのですが、全体を見てみることも必要です。

経理だけではなく、会社全体から経理を見てみる。
全体をいきなり見るのも難しいかもしれませんが、意識すると違ってきます。

例えば、売上を俯瞰したとします。全体の流れは、

お客様からの注文⇒商品の発送⇒売上の計上⇒入金の確認

といった感じでしょうか。(かなりざっくりですが)


言われたことだけをしていると、ちょっとイレギュラーな処理がでてくるとわからなくなります。売上の計上をとってみましょう。

売掛金/売上

で処理していたところ、ある取引先について、

「『前受金/売上』で処理して」

と言われたとします。

「はい、わかりました」

で処理するのは素直、とも言えますが、翌月も同じ処理だった場合、イレギュラーな処理のため、覚えていないせいか間違える可能性があります。


俯瞰して流れがわかっていれば、

「この処理は前もってお客様からお金を受け取っているのだろうか?」

といった疑問がでてきます。

あるいは、入金を確認してから発送する取引先かもしれない。そういったことが「聞く前」に思い浮かびますね。


全体像をつかんでおく、ということは結構大事です。



営業ができないから(嫌だから)経理になった?

●営業ができないから(嫌だから)経理になった?●

お疲れさまです。

『営業ができないから』
『営業に向いてないから』

という理由で経理になった人も
いらっしゃるのではないでしょうか。

かくいう私もそうでした。


飛び込み営業なんてできないよー。
人前で話すのにがてー。


まぁ、もろあたってます(苦笑)


大企業であれば、役割が分散されていますので、経理“だけ”できればよい、ということもあるでしょう。


しかしながら、我が国で約7割を誇る中小企業ではそうはいきません。

経理だって電話を取ります。
お客様が来れば、窓口に立つでしょう。
お茶くみだってあります。


何でも屋って感じでしょうか。
いや、もう少し格好よく。

「一人何役もこなさないといけない」のです。

銀行の対応だってあるでしょう。
物品購入の際には、交渉をするかもしれません。


そうなると、営業ができないから、というのは経理をするにあたって、少なくともプラスにはなりません。
もちろん、口にはださないでしょうけどね。


ということは、営業ができる経理、というのは意外と重宝されたりするかもしれませんね。
(経理に閉じ込めておくとは思えませんが・・・)




書籍の購入なのに仕入。仕入なんです。

●書籍の購入なのに仕入。仕入なんです。

お疲れさまです。

暗記で覚えると間違えてしまうシリーズ。
(シリーズ化しているわけではないです(苦笑))


では問題。


「書籍を購入しました。何費?」


まぁ、簿記の教科書であれば、

「図書費」「新聞図書費」

あたりでしょうか。






実は違うんです。
「図書費、新聞図書費」という処理はあってる(ときもある)んです。


何が違うかというと、

「どんな目的で書籍を購入したか!?」


例えば・・・自分の会社が本を売っていたら、
図書費や新聞図書費で処理しますか?


違いますね。「仕入」です。

だって、その本が売れたら「売上」ですよね?
本を売っていることが本業なんですから。

あるいは、研究目的で専門書を購入した場合。
研究機関の企業であれば、

「研究費」

で処理するのではないでしょうか。


そういう意味では、タイトルも実は違うんですね。
先入観で処理してはダメってことです。

書籍の購入は・・・ 仕入もあり得ます。
ってタイトルでしょうか。