経理の実務と心得、ときどき事務ノウハウ。 -151ページ目

経理は知識がなくても出来てしまう、というのはホント?

おはようございます!

事務所内は気温の調整が難しい時期になっていますがみなさんのところは大丈夫でしょうか?

経理という職種は特にそうなのですが、デキるようになると無意識に反応します。伝票を作成しなくても(起票といいます)伝票作成する元の書類(証憑(しょうひょう)といいます)を見ただけで仕訳が思い浮かび、直接会計ソフトに入力できるようになります。


無意識に反応する(できる)ようになるには、

1.わかるようになる
    ↓
2.意識して出来る
    ↓
3.無意識に出来る

の流れがあると思います。


1の段階ですと、「借方、貸方ってなに?」「小切手切ったら当座預金が減るのに、小切手もらったら現金ってどーゆーこと?」という、まだ自分が何をしているかわからない状態。

経理募集をしたときに「簿記の資格」や「経理の実務経験」を聞いてくるのはそこを解決するためにあるのです。会話が成り立たないとすすみにくいですね。未経験ですと雇う側も雇われる側も大変です。


ただ、経理の恐ろしいところは 知識の蓄積がなくても経理ができてしまうのです。

「マニュアル」ってやつです。

マクドナルドには膨大な接客マニュアルがある、というのを聞いたことがあります。そこまでいかなくとも、その会社の経理マニュアルがあれば、誰が入社してもできる、ということになります。

経理はルーティン業務が多いからマニュアルも作りやすいのでは?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、そのマニュアルを作るのは容易ではありません。というか、あまり作りません。
なぜなら・・・その人がいればその仕事が進むのでマニュアルが必要ないのです。だいたい退職するときに初めて引継ぎマニュアルとして作成する程度で、マニュアルを作らせる余裕などないのです。

私もマニュアルを作っていた時期がありましたが、自分でできてしまうがために優先順位が低くなって断念してしまったたこともあります。マニュアル作りより事務の効率化のほうに力を入れてしまいますね。。

【勘定科目】支払手形とは?

今日もお疲れさまでした!


さて、昨日は 受取手形 を説明しましたが、今日は支払手形です。昨日の問題の答えは・・・ 支払手形という勘定科目でした(簡単でしたね?)


受取手形と逆、という考えでよいです。

買掛金の支払(決済といいます)をする方法の1つになります。


支払った手形、で「支払手形」 です。同じ流れですね。


だれでも手形を振り出せるわけではありません。小切手も同じで、誰でも小切手を持てるわけではないのです。なぜでしょう?


小切手も手形も振り出し元は・・・銀行です。そう、銀行から信用がないと出せないものなのです。それともう1つ、預金は 「当座預金」になります。この当座預金も銀行からの信用がないと作ることが出来ません。よって誰でも振り出せるものではないのです。



さて、昨日最後に問題を出して終わりましたがわかりましたか?


700万の手形を振り出す場合、実務担当であれば2枚振り出します。

なぜかというと、約束手形には収入印紙を貼る必要があります。収入印紙を貼る金額は「印紙税法」という税務の法律で決まっています。


約束手形の場合は、

100万1円~200万  ⇒  200円

200万1円~300万  ⇒  400円

300万1円~500万  ⇒  600円

500万1円~1,000万⇒1,000円

と決まっています。


700万を1枚の手形にすると収入印紙は1,000円になりますが、2枚、つまり500万と200万に分けると、600円+200円=800円となり、200円お得になります。


手形を振り出している会社は支払先が1社だけではないので、ちりも積もれば山となる、となります。また、金額が大きければ大きいほど印紙代も大きいので差額も大きくなってきます。こういうところで経理の判断がでてくるのです。


以上、以下、未満があって・・・

おはようございます!

100円以上500円未満、

     と

100円以上500円以下、

はどう違うでしょうか?


「以上」「以下」はその数字を含みます。それに対して、「未満」はその数字を含みません。

そう考えると、先ほどの問題は

100円以上500円未満、というのは100円から499円までであり、500円を含みませんが、100円以上500円以下、というのは100円から500円まで、と500円を含みます

では、100円を含まないで101円以上のことを言うのは?

「100円超」

「100円を超える」

「100円より大きい」

以上・以下・未満 のように2文字の漢字で言い表せないんですね。


単位を円でわかりやすくしてみましたが、数字で表すと、

100以上500以下→100~500
100超 500未満→100.000・・・~499.99999・・・

ということになります。

これ、経理の実務でもでてきますよ。収入印紙を使用するときです。