夜のピクニック | 流れ星が消えないうちに 忘れられない、忘れられない。

流れ星が消えないうちに 忘れられない、忘れられない。

あの笑顔を。一緒に過ごした時間の輝きを。そして流れ星にかけた願いを――。

 驚いたことに、並んで歩いていても全く違和感がなかった。
 もっと緊張したり、気まずかったりするかと思っていたのに。
 貴子は今感じていることを言葉にしようとしたが、なかなかぴったりの表現が見つからなかった。
 なんといったらいいのだろう、「正しい」感じ葉っぱこれでいい。こうなるべきだったうさぎ収まるべきところにようやく収まった、そんな感じ。
 隣を歩く融からも、これまで感じていたような拒絶や緊張は漂ってこないはっぱそのことが意外であり、嬉しかった。
 もしこれが歩行祭の自由歩行ではなく、いつもの下校時間だったら、こんなに平静に歩いてはいられないだろう。疲れ切った今の時間だからこそ、平気な顔をして歩いていられるのだ金魚貴子は、なんだか叫び出したいような気分になる。
 今、あたしは西脇融と並んで歩いてるuuu二人で歩いてるムフ二人で喋って

おんぷこれはちょっと、凄いことなんですよ、皆さんおー
 頭のどこかはひどく興奮して舞い上がっていたが、全身は鉛のように重くて、舞い上がる心はちっとも飛び立てないハンバーガーその興奮が、遠い世界の出来事のようだ。
 嘘みたいはあと本当にこんな日が来るなんてぶー
                            つづく