夜のピクニック | 流れ星が消えないうちに 忘れられない、忘れられない。

流れ星が消えないうちに 忘れられない、忘れられない。

あの笑顔を。一緒に過ごした時間の輝きを。そして流れ星にかけた願いを――。

「朝なのに、ゾンビが復活した★そのうち灰になるぞじー
 忍が呟く。
「加勢に行きましょハート3ね、戸田君嬉
 美和子が忍に頷いてみせたぶどう忍も頷き返す。
「だなハート美和子姫が一緒なら、俺にも太刀打ちできそうだべー
 二人は貴子を置いて、早足になった。
「あっガーン
 たちまち取り残される。
 二人は棒立ちになっている融も追い抜き、追い抜きがてら、忍が「ごゆっくりha-toあの女の付け込む隙を作るんじゃねえぞは-と」と声を掛けるのが聞こえた。
「高見くーんハート
「混ぜろーにこ
 二人が光一郎に向かって叫ぶ。
「イエーイ、土曜の夜はパーティーするんだぜえあは^-^
 やけくそ気味の光一郎の声が響いた。
「――なんなんだ、あいつらダウン
 融がそう呟くのが聞こえるほど、貴子はすぐ後ろに立っていた。
                                        つづく